fc2ブログ

ソワレ(2020)〜現在作業中

ABCDEFG
ソワレ(2020)〜現在作業中

★数行で映画紹介しなければ

★ショウトしょうとSHORT

35分から映画は始まる
それまでは?
男女は駆け落ちする。
女が父のレイプしているところを、男が止めた。
女は父をナイフで刺して、二人で逃亡したのだ。


========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========

★基本情報
監督 外山文治
脚本 外山文治
製作 豊原功補
出演者 村上虹郎
芋生悠
岡部たかし
康すおん
塚原大助
花王おさむ
田川可奈美
江口のりこ
石橋けい
山本浩司
音楽 朝岡さやか
亀井登志夫(音楽監督)
撮影 池田直矢
編集 加藤ひとみ
制作会社 新世界合同会社
製作会社 2020ソワレフィルムパートナーズ
配給 東京テアトル
公開 日本の旗 2020年8月28日
上映時間 111分

★概要ネタバレ
翔太は俳優を目指して上京しましたが、芽が出ず、
今ではオレオレ詐欺に加担して、
食い扶持を稼ぐ自堕落な日々を送っていました。

劇団の稽古でも翔太ひとりだけが台詞を覚えてこなかったため、
演出家から厳しい言葉をかけられるありさまです。

ある夏、翔太は故郷の和歌山にある高齢者施設で演劇を教えることになり、
劇団の仲間と共に施設を訪れました。

その施設ではタカラという少女が働いていました。
タカラは口数が少なく、黙々と仕事をこなしていました。
怖い顔をして寝ている老人に「笑えないときはこうやって笑うんよ」
と口元に指をやってタカラは微笑みました。

翔太たちは和歌山県に伝わる『安珍・清姫伝説』を題材にした物語を上演するために、
入居者の老人に熱心に指導していましたが、
突然、入居者のひとりが倒れ、息をひきとるのを見て、動揺します。

タカラは、刑務所に入っている父親が出所するという知らせを受け、
不安にさいなまれていました。
通知に記された罪状は「婦女暴行」とありました。

そんな中、タカラが世話している老人が急に彼女に手を伸ばしてきました。
驚いたタカラは悲鳴を上げ、部屋を飛び出します。
その間に、老人は部屋を抜け出し、行方がわからなくなってしまいました。

老人はみつかりましたが、老人はタカラを激しく拒みます。
施設の別の職員があっさり、老人を説得するのを見て、タカラは落ち込みます。

その様子を観ていたひとりの女性劇団員が、祭りに行こうとタカラを誘います。

仲間から迎えに行くようにと言われた翔太は、
タカラの部屋の窓が突然割れてガラスの破片が飛び散り驚きます。
あわてて部屋に入ってみると、
刑務所帰りの父親からレイプされているタカラの姿がありました。

翔太は男にとびついて引き剥がすと、
タカラに向かって「逃げろ!」と叫びますが、
タカラは動けずにいました。


タカラの父親が翔太を攻撃しだした時、
タカラがそこに飛び込んできます。
彼女の手には大きな裁縫鋏が握られており、
父親は腹から血を流して苦しみ始めました。

あわてて救急車を呼ぼうとする翔太の行為をやめさせるタカラ。「俺が証言するから、本当のことを言ったらいい。君は悪くない」という翔太にタカラは「もう何度も話した。大勢の前で何度も何度も」と言い、「うち、ずっとお父ちゃんにひどいことされてきたんよ。なんで私だけこんなひどい目にあわんとあかんの?」と叫びました。

その言葉を聞いた瞬間、翔太はタカラの手を取り、部屋を飛び出し、2人は真夏の風景の中を走り出しました。

翔太は駅で時間待ちをしていた列車に飛び乗りますが、タカラはドアの前で躊躇します。

「自首してくる。翔太くんに迷惑はかけられない」というタカラに翔太は「なんで弱いやつだけ損せなあかんねん!傷つくだけのために生まれてきたのとちゃうやん!」と叫びました。

タカラは意を決したように電車に飛び乗り、ふたりの逃避行が始まりました。

逃げ切るのは無理というタカラに翔太は
「絶対逃げたる。俺、かくれんぼ得意やねん」とおどけたように言い、タカラを励ましました。

廃校に入り込もうとする翔太に『学校にはいい思い出がない』というタカラ。「誰かの心にはタカラのことが残っているかもしれないやん」という翔太に「それはない」というタカラ。翔太は「誰かの心に残っておきたいから役者やってる」と言うのでした。


空き家に入り込んだりしながら転々としていた2人でしたが、ついに所持金がなくなり、通りがかった農家に飛び込み「バイトさせてください」と頼みます。

農家の女性が不審そうにふたりをみるのを見て、タカラは咄嗟に「駆け落ちなんです!」と叫んでいました。

懸命に仕事をしたふたりは、農家に泊めてもらいますが、深夜、翔太がその家の金を盗もうとしているところを見つかり、家を飛び出すことになってしまいます。

和歌山市内にやってきた翔太は、ギャンブルで金を増やそうとしますが、負けてしまいます。「負けるって言ったやん」と責めるタカラに「どっちが多く稼げるか勝負しよ」と翔太は言いました。

翔太がパチンコ屋にはいる一方、タカラはスナックに飛び込み、仕事を得ます。客の相手をしながら、タカラは頬に指をあてて微笑んで見せました。


翔太はパチンコに買って、タカラのためにとマニキュアをゲットしますが、
待ち合わせ場所のコインランドリーでタカラを待っていると、
彼女はほんの少し頬を赤らめて、やってきました。

彼女がバイトしてきたことを知り、
翔太は恥ずかしくなって、
ゲットしてきた商品を隠します。
タカラは「ちゃんと働けてるって言われた。別の人生みたい」とご機嫌でした。

自分の不甲斐なさに直面した翔太は
「俺ら、逃げてるんやぞ! 遊びやないねんぞ」と怒鳴ります。

挙げ句に、お前のせいで人生台無しや、
どうてくれるねんと口走り、ふたりは決裂してしまいます。

タカラは翔太が戻ってくると信じて待ち続けますが、彼は帰ってきません。
自首しようと警察署も訪ねますが、結局何もできずに出てきてしまいます。

レイプした父は病院に運ばれてしばらくして死亡。
警察は殺人事件として操舵開始。

県立美術館のすみで眠っていたタカラは、
翔太が立っているのに気が付きました。
「タカラっていい名前やな」と翔太がいうと
「大っきらい!自分が全部嫌い」とタカラは叫んでいました。

「いいな、役者って。いろんな自分になれて。私もなろうかな」
とタカラが翔太に向かって言うと、翔太は「なれるで」と応えました。

ふとみると、翔太の姿はありませんでした。
しかし、タカラが少し歩くと翔太が再び現れ、
ふたりは向かい合って安珍と清姫の台詞を交わしあいました。
しかし翔太の姿はまた消えてしまい、タカラだけが残されていました。

橋の欄干に登り、川に飛び込もうとするタカラ。
しかし、飛び込めず、橋の上にうずくまってしまいます。
そこに誰かが通りかかりました。
翔太でした。

「ごめんな、遅くなって」と翔太はタカラに歩み寄り言うのでした。
「ほんまはなんもないねん。才能もない、
人の心に残るような特別なやつやないねん。
人には言えへんこともした。どうしようもないねん。俺かて一人やねん」

2人は堅く抱き合いました。

ホテルに入り、抱き合うふたり。
しかし、タカラの体は翔太を受け入れられず、
「ごめん、ほんとにごめん」とタカラは涙ぐむのでした。

翌朝、目覚めたタカラは隣に眠っている翔太を愛おしそうに見て、手を伸ばそうとしました。
その時、自分の指にマニキュアが塗られているのに気が付きます。
タカラは心に温かいものが満ちてくるのを感じていました。

しかしそんな間にも警察はふたりを追って、すぐ近くに来ていました。

フェリー乗り場で切符を買った2人は、警察の姿を認めてあわてて逃げ出します。
しかし、途中でタカラは走るのをやめてしまいます。
「翔太くん、また見つけてな。沢山の人の心に残る役者さんになってな」

早く逃げろ!と叫ぶ翔太。

しかし、タカラは追ってきた警官につかまり、
翔太は「そいつ全然悪くないんです!」とタカラのもとへ駆け寄りますが、
警官に羽交い締めにされてしまいます。

それからどれくらいの月日がたったでしょうか。
翔太は東京でアルバイトをしながら、芝居を続けていました。

昔と違って、熱心に台本を読み、稽古にいそしむ翔太。
ある日、仲間たちが訪ねてきて鍋を食べて帰ったあと、
翔太は高校時代に作った自主制作映画のDVDを何気なく見ていました。

すると、その中で翔太が扮する人物が
「ほら、つらいときは、こうやって笑い」と台詞を言って、
頬に指をあてて笑ってみせる姿が映っていました。
それはタカラがしばしば行っていた動作と同じものでした。

翔太は目を見開いてその場面を再生しました。

あの時。高校の教室で映画を撮っていたその時、
黒いスーツを来た大人に連れられて廊下を歩いていた少女。

翔太は思わず嗚咽し始めました。

翔太は思い出していました。
シーンの撮影を終えて、仲間たちとカメラを覗いていた翔太が振り返ると、
廊下にたたずんで後ろ姿を見せた少女が指を頬にもっていく姿があったことを。


THE END
=====
観た一万本の映画を整理中 解説付きで

筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====
スポンサーサイト



line
line

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
84位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
総アクセス数
line
カテゴリ
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line