37セカンズ(2020)A〜けなげな障害女性
37セカンズ(2020)A〜けなげな障害女性
★数行で映画紹介しなければ
出生時に37秒間呼吸が止まったことで脳性麻痺となった女性が、
母親の過剰な干渉から逃げ出し、漫画家になっていく。
★ショウトしょうとSHORT
題材がいいですね
最初から見入りました。
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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 HIKARI
脚本 HIKARI
製作 山口晋
HIKARI
出演者 佳山明
神野三鈴
大東駿介
渡辺真起子
熊篠慶彦
萩原みのり
芋生悠
渋川清彦
宇野祥平
奥野瑛太
石橋静河
尾美としのり
板谷由夏
音楽 アスカ・マツミヤ
撮影 江崎朋生
スティーブン・ブラハット
編集 トーマス・A・クルーガー
制作会社 NHK(共同制作)
NHKエンタープライズ(共同制作)
製作会社 knockonwood Inc
配給 日本のラビットハウス
公開 日本 2020年2月7日
上映時間 115分
製作国 アメリカ合衆国
日本
★概要ネタバレ
生まれた時に37秒間呼吸をしなかったために、
身体に障害を負ってしまったユマ(佳山明)は23歳。
車椅子の生活をしながら漫画家をしていた。
手足は動くが、歩けない。
実は漫画家ではなく、親友のアヤカのゴーストライターだった。
アヤカはユマのおかげで売れっ子漫画家になり、
人気ユーチューバーという肩書きもあり、
華やかな生活をしていた。
かたやユマは自分の思うように体を動かすことも出来ず、
ユマをただ子供扱いする母親の恭子(神野美鈴)から、
一人で生きていきたいと考えていた。
手始めに、親友のアヤカの担当者に作品を見てもらうも作風が似ていると却下、
別路線で勝負しようとアダルト漫画を編集部に持ち込みますが、
藤本編集長(板谷由夏)からは、男性経験がないからと突き返されてしまう。
ならば経験してやろうと、
夜の歌舞伎町に行ってホテルに出張ホストを呼ぶものの、
肝心な所で上手くいきませんでした。
途中でおもらししてしまった。
ホテルから帰ろうとすると、
エレベーターが故障してユマが困っていると、
娼婦業の舞(渡辺真起子)が助けてくれた。
舞は健常者ですが、
ユマと同じく手足が不自由であるクマさんのセックス相手をしていた。
元々姉御肌である舞はユマにも分け隔てなく接し、
ユマの悩みや興味のあることに耳を傾けてくれた。
クマさんの介護士である俊哉(大東駿介)も、
職業柄もありユマをすんなり受け入れてくれた。
ユマは、干渉しすぎる母親と自分を利用するだけの親友から離れ、
自分だけの生活を手に入れようと考える。
ユマは恭子の隙を見て家出してしまう。
ユマは、舞と俊哉を頼った。
舞は積極的に家出を応援する。
俊哉の家に転がり込む。
随分前に父親からもらった絵ハガキを頼りに、
父親に会いに行く。
ハガキの住所に行ってみると、
そこにいたのは父親ではなく父親の弟でした。
弟からは、父親が五年前に亡くなっていたこと、
彼がいつもユーチューバーの事を気にかけていたこと、
そしてユマには双子の姉がいることを初めて知った。
姉がタイにいて教師をしていると知ったユマは、
顔も知らない姉に会いに行く決意をします。
俊哉に助けられてユマはタイに飛び立ちます。
長い道のりを経て、ユマは無事に姉との対面を果たした。
姉は妹が障害があると聞いて会うのが怖かったと告白した。
泣きながら頭を下げる姉にユマは、
母親も会いたがっているから帰国したら会いに来てと優しく声をかけ、
日本に帰っていった。
ユマは俊哉に話す。
出産の時に37秒間呼吸が止まった。
もし一秒でも短ければ体が自由になったかもしれない。
帰国し恭子の元に戻るユマ。
お土産にと渡したスケッチブックには、
タイで元気に生きている姉の絵が描かれていた。
恭子は涙を流してしまう。
ユマは、藤本編集長に会いにゆく。
「原稿は?」
「まだできてません」
「じゃ〜何しにきたの?」
「藤本さんにお礼が言いたくて。
藤本さんに会っていろんな経験ができました」
「原稿あるの?」
「アダルトじゃないです」
原稿をみる藤本。
「これ、できたらメールで送って」
お礼を言いユマはすぐに帰っていきますが、
書き留めていたユマの作品を見た藤本が一本の電話をし、
「面白い漫画を書く子がいる」
と誰かに紹介をし始めた。
THE END
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