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アルプススタンドのはしの方(2020)D〜高校生の悩み


アルプススタンドのはしの方(2020)D〜高校生の悩み

★数行で映画紹介しなければ
第63回全国高等学校演劇大会にて最優秀賞を受賞した、
兵庫県立東播磨高等学校演劇部の顧問教諭を務めた籔博晶による
高校演劇の戯曲
夏の甲子園に出場する母校の応援に来た4人の高校生が、
それぞれが抱える様々な思いや心の変化などを試合展開に
重ね合わせながら語り合う

★ショウトしょうとSHORT

地味ネタですね よくある話
ただ視点が新鮮なだけ

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 城定秀夫
脚本 奥村徹也
原作 籔博晶
兵庫県立東播磨高等学校演劇部
製作 久保和明
出演者 小野莉奈
平井亜門
西本まりん
中村守里
黒木ひかり
目次立樹
主題歌 the peggies『青すぎる空』
撮影 村橋佳伸
編集 城定秀夫
制作会社 レオーネ
製作会社 2020「アルプススタンドのはしの方」製作委員会
配給 SPOTTED PRODUCTIONS
公開 日本の旗 2020年7月24日
上映時間 75分

★概要ネタバレ
埼玉県立東入間高校野球部は夏の全国高校野球の1回戦に出場しました。東入間高校の全校生徒が甲子園球場に詰めかけ、吹奏楽部や応援団が必死に声援を送りました。演劇部に属する安田あすは(小野莉奈)と田宮ひかる(西本まりん)はアルプススタンドのはしの方で観戦していましたが、二人とも野球のルールを知らず、ただ気だるそうにグラウンドを見つめるばかりでした。

その頃、元野球部員の藤野富士雄(平井亜門)は中々応援席に着く決心がつかずにいました。藤野はラジオ中継で試合の経過を追ってはいましたが、応援席には藤野が密かに想いを寄せている帰宅部の宮下恵(中村守里)がいたことから、彼女の席の近くまで行ってみることにしました。

5回裏が終わり、グラウンド整備の時間に入りました。安田と田宮はたまたま近くにいた藤野に声をかけ、彼が元野球部員とは気づかずに野球の解説をしてもらいました。元来人付き合いの苦手な宮下は3人とは少し離れた座席におり、安田と田宮は成績優秀な宮下が野球観戦に訪れているのを意外に感じました。実は常に成績学年トップだった宮下はその座を吹奏楽部部長の久住智香(黒木ひかり)に奪われていたのです。

4人の近くに熱血漢の英語教師・厚木修平(目次立樹)がやってきました。厚木は応援する気のない生徒たちにもっと気合い入れて応援しろと発破をかけており、安田はそんな厚木を疎ましく感じていました。

安田と田宮は野球部のエースピッチャーである園田がプロ野球球団のスカウトからマークされていることを知り、野球部があまりにも演劇部を含む他の部活よりも優遇されていることに改めて驚きました。

演劇部は昨年、関東大会まで進んだのですが、主演を務める田宮がインフルエンザに罹ってしまったために出場を断念した経緯がありました。未だにそのことを引きずっている田宮は、安田が藤野とその話題をしていることにいたたまれなくなり、飲み物を買いに行くと言って席を離れていきました。

その頃、飲み物を買いに行っていた宮下は、たまたま厚木と顔を合わせました。宮下は厚木が常に独りでいる自分に気を遣っているのだと思いましたが、厚木の本心は本当は野球部のベンチで声援を送りたかったのだろうと言い当ててしまいました。厚木は困惑してしまいました。

園田に密かに想いを寄せている宮下は、思い切って藤野に声をかけてみました。藤野は宮下がてっきり自分に振り向いてくれたのかと勘違いして舞い上がってしまいましたが、「園田くんって野球以外で何が好きなの?」と問われて落胆してしまいました。そんな宮下は田宮と藤野の会話から、園田は実は久住と交際していることを知って深く傷ついてしまいました。


安田は田宮が未だに自分に気を遣っていることを気にかけていました。安田は田宮に気持ちを切り替えようと促しましたが、未だに整理のつかない田宮は席を離れてしまいました。

安田は藤野に、野球部を辞めた理由を訊いてみました。藤野は園田が絶対的エースとして君臨している限りいくら頑張ってもレギュラーメンバーになれないからだと答え、万年ベンチウォーマーで一度も試合に出たことがない矢野が懸命に練習を続けていることを不思議に思っていました。

宮下はショックから体調を崩し、スタンドの外で休養することにしました。宮下を心配した久住は彼女にスポーツドリンクを差し出しましたが、宮下は受け取ろうとはしませんでした。宮下は久住のことを自分にないもの全てを持ち合わせていると妬んでいましたが、久住は「何も知らないくせに」と言い返しました。

田宮は席に戻ろうとしたところでばったり安田と出くわしました。安田は宮下を心配して彼女の元に向かおうとしましたが、田宮はもう大丈夫だから座っていてと告げました。安田は思わず、「そういうのもうやめない? 半年も前のことだよね。大会に出られなかったのはひかるのせいじゃないよ」と思いの丈をぶつけてしまいました。

やがて宮下や田宮も座席に戻った頃、試合は既に終盤の8回裏を迎えていました。園田は奮闘しているもののホームランを浴びており、東入間高校は0対4で苦戦を強いられていました。

安田は、相手は強豪で格上だからしょうがないと呟くと、宮下は「頑張ってる人にしょうがないって言うのやめて」と怒り出しました。関東大会を断念した時、顧問から「しょうがない」と言われていた安田は「私はめちゃくちゃ頑張ったけど、しょうがないって言われた。宮下さんにはそんな経験ないだろうけど」と言い返しました。安田、田宮、藤野、宮下の間には気まずい空気が流れました。

そんな時、またしても厚木がやってきました。相変わらず声を出して応援しろと言う厚木に、安田は「グラウンドに出られない人間がどんなに頑張っても意味がない」と反発しました。しかし、この学校に転任してから一生懸命に生徒たちと向き合おうとしている厚木の姿に感銘を受けていた田宮は「しょうがないことなんてない」と反論し、精一杯の大声で声援を送りました。

選手交代で代打に出たのは万年補欠の矢野でした。初めて甲子園の打席に立った矢野は反撃の狼煙となる送りバントを決め、東入間高校も一気に2対4と追い上げてきました。矢野の姿に勇気をもらった田宮は安田に「もう一回大会に出よう」と声をかけました。

3年生である田宮と安田は本年度中に開催される地区大会には出られるものの、全国大会は来年度なので出られないのです。安田は「全国大会に出られないなら意味ない」と乗り気ではありませんでしたが、田宮はただ安田ともう一回一緒に舞台に立ちたいだけだと想いを伝えました。

試合は遂に9回表を迎えました。藤野はマウンドに立つ園田に向かって「何のために野球やってんだよ!」と檄を飛ばしました。藤野の思いに応えるかのように園田はこの回を0点に抑え、試合は9回裏、東入間高校の攻撃の番となりました。

安田は再び大会に出る決意を固め、初めて精一杯の声援を送りました。久住も「大きな音出していくよ!」と吹奏楽部員たちを鼓舞しました。宮下も藤野に促されるように力いっぱいの大声で声援を送りました。

試合は園田のヒットで突破口を開き、2アウト満塁で一打サヨナラのチャンスを迎えました。宮下は久住に「ナイス演奏!」と声援を送り、それを聞いたは嬉しそうに振り向きました。打席に立った矢野は必死に打球に食らいつきましたが、矢野の打った球は伸びずに相手のグローブに吸い込まれていきました。東入間高校は1回戦を落としたものの、安田、田宮、藤野、宮下らアルプススタンドの観客たちは選手の健闘を称えて大きな拍手を送りました―――。

―――それから数年後。安田は教師として東入間高校に赴任し、演劇部の顧問になっていました。厚木は茶道部の顧問となり、全国大会進出を決めていました。園田はプロには行かず、名古屋の大企業で社会人野球の選手として野球を続けていました。

ある日、安田は田宮や宮下と共に野球場に足を運びました。この日はプロ野球選手となった矢野のデビュー戦でした。そこに遅れて藤野がやってきました。藤野は野球用品のメーカーで働いており、宮下と交際していました。打席に立った矢野は特大のファールを打ち、会社のグローブを持参していた藤野は見事にキャッチしました。そして続けて矢野が打った球は、安田、田宮、藤野、宮下の頭上を高々と超えていきました。


THE END
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