fc2ブログ

冬のライオン(1968)A〜王位を巡って妻、息子の骨肉の争い


冬のライオン(1968)A〜王位を巡って妻、息子の骨肉の争い

★数行で映画紹介しなければ
イングランド国王・ヘンリー2世と王妃エレノア。
裏切った王妃を幽閉する。
息子三名がいて、後継者争い。

★ショウトしょうとSHORT

最後の約40分、セリフにびっくりです。
名優による真剣勝負の迫力
たたみかける名セリフ。見入りました。

ただの夫婦喧嘩も国王と后だと
たいへんすぎますね。

撮影方法が斬新
お金のかかったセットですね

ピーター・オトゥールの存在感、いつもほれぼれします。

ヘンリー家はフランスにあって、英国を占領したんですね。

感想その2

★映画のその後
ヘンリー二世は息子らの反乱で追い詰められて、56歳で病死。
アンジュー帝国を受け継いだリチャードは父の葬儀に出席した後、
幽閉中のエレノアを釈放しイングランド王リチャード1世として即位した。
母子はヘンリー2世の厳罰主義を改めながら彼の側近たちを赦免して味方に取り込み、
ジョンにも多くの領土を与えて支持を取り付け、
寛大な政策でアンジュー帝国を固めた。

========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========

★基本情報
The Lion in Winter
監督 アンソニー・ハーヴェイ
脚本 ジェームズ・ゴールドマン(英語版)
原作 ジェームズ・ゴールドマン
製作 マーティン・ポール
製作総指揮 ジョーゼフ・E・レヴィーン
出演者 ピーター・オトゥール
キャサリン・ヘプバーン
アンソニー・ホプキンス
ティモシー・ダルトン
音楽 ジョン・バリー
撮影 ダグラス・スローカム
編集 ジョン・ブルーム
製作会社 アブコ・エンバシー・フィルム
配給 アメリカ合衆国の旗 エンバシー・ピクチャーズ
イギリスの旗 アブコ・エンバシー・ピクチャーズ
日本の旗 ブエナビスタ
公開 アメリカ合衆国の旗 1968年10月30日
イギリスの旗 1968年12月29日
日本の旗 1970年2月4日
上映時間 137分
製作国 イギリス アメリカ合衆国

★概要ネタバレ

1 登場人物背景

1183年
ヘンリー二世は英国とフランスの半分を統治していた。
貢献したのは12歳年上のエレノア后だった。
エレノアはルイ7世と離婚。
領地に帰還する。独身となったが、わずか2ヶ月後に、
アンジュー伯・ノルマンディー公ヘンリーと再婚する。

ルイ7世とは近親婚を理由に離婚したにも関わらず、
ヘンリーとはルイよりも近い血縁関係にあった。
再婚は自領を守るために男性が必要不可欠だったからだが、
ヘンリーにルイ7世には無い資質と性格(数か国語を操る豊かな教養と荒々しい性格)
を見出していたからではないかと言われている。
ヘンリーの方も領土拡大および対イングランド支援の野心と
エレノアの成熟した魅力に惹かれていたとされる。
また再婚直後にフォントヴロー修道院に多額の寄進を行い、
この修道院と生涯を通して密接に関わっていった[82][83][84][85][86]。

やり手のエリノアはヘンリーへ軍資金提供して
フランス国土の半分以上が二人の物となった(アンジュー帝国)。

ヘンリーは、クリスマスに家族をシノン城へ集める準備をしていた。
王妃エレノアは、息子達を煽動してヘンリーに対して反乱を起こした罪で、
幽閉(別居)中の身。

今のヘンリーの地位は王妃エレノアの力が多大な貢献をしていた。
夫婦仲は円満といえず、反乱の原因もヘンリーと愛人に対する嫉妬が発端でした。
長男、リチャードは戦に長けた勇猛な戦士で、エレノアの庇護により、
次なる王座を狙う野心家だった。
末っ子のジョンは、ヘンリーの寵愛を受け、我が儘放題の愚鈍な少年だった。
次男のジェフリーは、両親の愛を受けずに育った為、謀略家になってしまった。

リチャードの婚約者として、7歳の頃からヘンリー一家に育てられたフランス王女アリースは、
美しく成長した後、ヘンリーの愛人として公認され、
また彼女も、息子達よりヘンリーを愛するのでした。

2 本筋

1183年のクリスマスが近いある日。
今年のクリスマスは若きフランス王フィリップも招待されていた。

家族が集結し、お互いの腹の探りあいが始まります。
今年、ヘンリーは後継者問題に決着をつけようとしていた。

久々に対面したエレノアとヘンリーは、
愛が憎しみに変わったような関係で、二人の関係は良さそうに思える。
反乱は夫婦喧嘩のような体裁に思える。

ヘンリーは、三男ジョンを跡継ぎに推しますが、エレノアは頑として認めません。
リチャードこそ次期国王にふさわしいと強く訴えます。

一人、蚊帳の外に置かれたジェフリーは、フィリップとジョンを巻き込みある企みを企てます。
フィリップの部屋を訪れたジェフリーとジョンは、
王と王妃を排除すべく挙兵する計画を打ち明け、協力を求めます。

フランス王フィリップが賛同した時、リチャードも部屋を訪ねてきます。
彼らはカーテンの陰に隠れます。
そうとは知らないリチャードは、エレノアに言い含められて、
ヘンリーを倒すべくフランスとの同盟を提案します。

フィリップとしばし語り合った後、ベッドに誘います。
リチャードは同性愛者で、過去にもフィリップと関係を持っていた。

そこにあらわれたのが、ヘンリーでした。
慌てて身を隠すリチャード。

ここに、フィリップを中心にして、親子が集結した。
そうとは知らないヘンリーの前に、
隠れていた3人の息子が出てきた。

ヘンリーが跡継ぎだとするジョンは、王になるのを拒否する。
三人の息子とフィリップで、
ヘンリーに謀反を企ているのがわかる。

激しく傷ついた王ヘンリーは、息子達と縁を切る決断をし、
城壁で一人佇み考えた。

ヘンリーとエレノアの応酬(全セリフ)

息子達を城の地下へ幽閉するとアレースの部屋に行く。
「戦争でも始まるの?」
「これからローマに行って、法王にあう」
「また法王を変える気?」
「いや!エレナと離婚して、おまえを后にする」
「本当なの?」
「広場をみてみろ!」
兵がローマに行く準備で大騒ぎしている。
「エレノア后妃が邪魔するわ」
「幽閉地に戻す」
「でもリチャード様が」
「幽閉した」
「・・・」
「正式に申し込もう。結婚してくれ」
ヘンリーがアレースにひざまずくと、アレースもひざまずく。
「先妻より1名多く、息子を6人産んでくれ。
長男をイングランドの王にしよう」
「永久に出さないでね」
「誰のことを言っている?」
「あなたの息子たちよ 永久に葬って!」
「今すぐに?
「あなたが死ねば 私は幽閉されるわ。私達の子供はどうなるの?」
「まだ生まれもしないのに。悩ますな!」
「殺されるわ。自分の子を見殺しにできない」
ヘンリーはアレースのもとから出ようとする。
「ヘンリー!殺しに行くの?」
「自分の子に言えるか? 陽を拝むのはこれが最後だと」
「あなたは言える?
「言わねばならん。そうだろう?」

ーーーーーーーーー14/15

ヘンリーは息子を殺しに向かう?
単独で行くのが驚きだ。

エレノアは、地下牢(酒蔵)の門番を殺害させて、酒蔵に入り、
三人の息子に3本のナイフを渡す。

「今なら手薄だから、3人で逃げて」

リチャード「よしへ行って兵を集めて父を撃退する」
ジェフリー「逃げないで、対決だ」
リチャード「ここで?」
ジェフリー「父は一人で来るはずだ」
リチャード「3対一だ」
ジョン「俺はどじだから、ここで見てるよ」
エレノア「お願い逃げて! リチャード!あなたには父は殺せないわ」
リチャード「私を知らない」
エレノアがリチャードに懇願する。
リチャード「短剣は母上が持ってきた。あなたが殺せ!」
エレノア「極悪非道のケダモノ!」
リチャード「人道にそったことがありますか?
毒キノコが繁殖し、異型が生まれ。暴れ犬が増え。妻が夫を殺す世に?
極悪非道の私は母のもの。キスを・・・」
「無関係です。責任はないわ」
「では誰のせいだ? 父上と争い始めた時に、私はいくつだ?」
「幼かった」
「何度父と争った?」
「短剣を潜ませたことはないわ」
「今更聞いても後の祭りだが、なぜ闘った?
「すべておまえのためよ」
「父上の死を願ってだ。父を殺そうとした。なぜだ?」
「夫を取り戻したかった」
「嘘つき!」
「ヘンリーが欲しかった」
ジェフリー「信用するな 隙きがあれば父に密告する
ジェフリーがナイフをエレノアに向ける。
エレノア「厄介な母親をどうします?」

父がやってくる。
リチャードが父に「なぜ?閉じ込めた?」
「ローソクを持ってきた」
ヘンリーが答えないので、
リチャードはイライラして短剣をヘンリーの前に突き出す。
ヘンリーは他の短剣を発見。
息子らに渡して、
「さすが俺の息子たちだ」
ヘンリーも短剣を出して、「さあ!来い!」
三人では立ち向かわない。
溺愛のジョンがヘンリーに挑む。
ヘンリー「お前が後継ぎだと思ったのに、裏切り者め!」
ジョンは倒されて、ナイフを取り上げられる。
エレノア「処刑して! 彼らは暗殺者でしょう これは反逆でしょう
あなたが作った命。ころすのもあなた」
ジョンの喉口につけていた短剣を投げ出す。
「王が行うことは極悪非道でなくて正義だ」
ヘンリーは長剣を隠していて三人を殺そうとするが
無抵抗の三名を殺せない
ヘンリー「もう終わった。行け!」
三名は立ち去った。
エレノア「彼らは増長しますよ」
ヘンリー「私にはできなかった」
「わたしもできないと思いました」
アリースが見ていて寝に帰りましょう。
ヘンリー「俺はヨーロッパ全土をてにいれたが
女にかまけすぎた。 アリースも!行け!」
アリースも立ち去った。
ヘンリーはエレノアに「そなたを早く殺しておけば
ここまで追い込まれなかった」
「責めは自分で負いなさい
わたしのせいになさらないで
わたしのように人生のすべてを失っても
認め 耐えるのです」
「すべてを失ったのは そなたでなくて わしだ」
「王国のことですか? 領土がなんです? ただの土くれです
わたしはそんな敗北は笑い飛ばしてきた
挫折するのはもろいから
わたしが失ったのは あなた
二度と取り戻すことができない
あなたは私のすべてだった
すべてを失うって お分かり?
もう死にたいわ」
ヘンリー「抱いてやろう」
二人はひざまずく。
「もう死にたいわ」
「わしが抱いてやる。かならずその時は来る
待てば必ず来る」
「そうでした」
「そなたは牢に戻る」
「わしは人生を無為にした」
笑うエレノア
「なのに そなたは笑うのか?」
「絶望は笑いとして心に刻みます
この世にないのは希望だけ」
「ふたりとも生きとる。生きとれば希望はある」
「私達は密林のケダモノ。暗闇が私達を包んでいる
見えるでしょ あの隅に 私達を見つめる眼が」
「むこうも我々を見とる」
ヘンリーは立ち上がると
「何でも受けて立つ! そなたもだ」
「あなたを 愛していなかったら 私は大馬鹿よ」
二人は酒蔵をでて川へ
エレノアは船で牢に戻る
「おれに勝ち目はあるか?」
二人は大笑いして 別れの手をふる
エレノアの乗った船を見送るのでした。

THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====



スポンサーサイト



line
line

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
40位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
総アクセス数
line
カテゴリ
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line