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浅田家!(2020)A〜家族写真の威力

浅田家!(2020)A〜家族写真の威力

★数行で映画紹介しなければ

実話 家族にコスプレさせて撮影した写真

★ショウトしょうとSHORT

前半だけも面白いのに
後半は別の感動をもらいました。

家族写真は威力ありますね。


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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 中野量太
脚本 中野量太
菅野友恵
原案 浅田政志
『浅田家』
『アルバムのチカラ』
製作 小川真司(企画・プロデュース)
若林雄介
製作総指揮 山内章弘
臼井央
出演者 二宮和也
黒木華
菅田将暉
風吹ジュン
平田満
渡辺真起子
北村有起哉
野波麻帆
駿河太郎
池谷のぶえ
松澤匠
篠原ゆき子
後藤由依良
妻夫木聡
音楽 渡邊崇
主題歌 THE SKA FLAMES
「'S Wonderful」
撮影 山崎裕典
編集 上野聡一
制作会社 東宝映画
ブリッジヘッド
パイプライン
製作会社 「浅田家!」製作委員会
配給 東宝
公開
日本の旗 2020年10月2日
台湾の旗 2021年3月5日
フランスの旗 2021年
大韓民国の旗 2021年

香港の旗 2022年10月
上映時間 127分

★概要ネタバレ

三重県津市。
浅田家は二男の家族だった。
父がカメラ吉で、家族の写真を撮影していた。
父のお古のカメラを次男の政志がもらいうけて
政志はカメラ狂になった。

19歳。高校を卒業した政志は大阪の写真専門学校へ進学した。
二年して、一度も家に帰ってこなかった政志が、
卒業があやしくなり突然戻ってきた。

学校から“一生で一枚”の写真が撮れたら卒業できると言われ
政志は家族に協力してもらうため帰ってきた。
父、母、兄が協力した写真は、
政志が10歳のときに男三人でケガして病院で手当てしてもらった再現写真だった。
写真は学長賞をとり、政志は無事に卒業できた。

22歳。仕事もせずブラブラしている政志。
パチスロで、毎月15万は、母にあげている。
恋人の川上若菜は愛想を尽かし、
夢だったアパレルの仕事に就くため東京へ行く。
兄・幸宏は政志を心配し、
会社の面接をセッティングしますが政志はすっぽかしてしまう。
堤防で釣りをしている政志のところへやってきた父は、
自分なりに政志を励ます。
父に政志は、何になりたかったのかとたずね、父は消防士だと答えます。
すると政志は突然ひらめきます。

怒る兄に頼み込んで本物の消防車と消防服を借り、
父に念願の消防士の姿をさせると
家族四人でなりきり消防士の写真を撮る。

父の次は母の願いを叶えようと、
四人で極道のコスプレをして母を「極道の妻」にした。
次は嫌がる兄を説得し、鈴鹿サーキットを借りてレーサーの写真を撮りましたが、
レーサーに扮したのは政志の方だった。

次々と家族四人でコスプレ写真を撮っていった政志。
増えていく写真に手応えを感じ東京に行く。

政志はいきなり若菜の部屋を訪れ、土下座してころがりこみます。
カメラマンのアシスタントをしながら
出版社に売り込みを続けた一年半、数は30社に及んでいた。

自信をなくしかけた政志に若菜が「個展やってみたら?」と提案します。
実は若菜は既にギャラリーを予約していた。

個展で小さな出版社・赤々舎の社長・姫野(池谷のぶえ)に気に入られた政志。
トントン拍子に写真集出版にこぎつけますが、簡単には売れません。
再び自信を失いかける政志でしたが、「木村伊兵衛写真賞」受賞の一報が入る。
聞いた若菜は当然だという反応をします。
夜中にひとりで写真集をみては声をあげて笑い、涙ぐんだ。

家族揃って出席したその授賞式では父が味のあるあいさつをし、その後記念撮影では政志自らがカメラを持ち出し、「授賞式」という名のシチュエーション写真に仕上げてしまうのでした。

写真集の巻末には《家族写真》撮ります、という言葉とともに連絡先が記されています。それを見て仕事を依頼してきた初めての家族が高原家です。岩手県野津町の自宅まで車で赴き、どんな家族なのかていねいに聞き取ってからシチュエーションを決めていく政志。高原家の娘・桜の小学校入学を祝う写真は、桜が満開になる時期を待って撮影されました。10秒のタイマーをセットしカメラを離れると、政志は仕込んでいた桜吹雪を舞い散らせ、笑顔で花びらを見上げる高原家の家族写真が出来上がりました。

次々と楽しげな家族を撮っていく政志。

今回の依頼は少し勝手が違っていました。重い病で入院する男の子とその家族の写真です。久しぶりに自宅に戻ってきた男の子は家族と一緒に、白いTシャツに虹の絵を描いていきます。虹を見てうれしそうにしていた男の子のために政志は、家族のTシャツに虹の橋をかけ、四人並んで寝転んだところを上から写真に撮ることにしたのです。その命がもう長くはないことを知りながら、成長を喜んでみせる母の姿。ファインダー越しに見つめる政志の目からは涙が流れ落ちていました。

2011年3月11日、政志は個展の打ち合わせのため富山にいました。そこで起こる地震。心配して東京にいる若菜が電話を掛けてきましたが、大変なのは東北の方だと聞き政志がニュースを見ると、目に入ってきたのは壊滅的な被害を受けた野津町の映像でした。

4月。政志は車を走らせ野津町へやってきました。
以前と同じカーナビの案内で高原家のあった場所に到着しましたが、そこに家はなくガレキがあるだけでした。

町役場で情報を探しましたが手がかりは何もありません。そんなとき、外の一画でひとりの青年が泥だらけの写真を洗い、干して展示している姿を目にします。小野(菅田将暉)というその青年に声を掛け作業を手伝った政志は、その翌日もそこへやってきました。ふたりでリヤカーを引いて町角に置かれたアルバムを回収してまわります。そのとき小野は、親友が行方不明になっていること、自分はここでこんなことをしていていいのか、ひとりでは苦しくて…と辛い心情を吐露しました。

政志が自分も人を探しているというと、小野は避難所になっている小学校に行ってみたらと教えてくれました。残念ながらそこに高原家はいませんでしたが、写真整理を手伝う美智子(渡辺真起子)という仲間ができました。

三人で作業をしていると、ひとりの中年男性(北村有起哉)が近寄ってきて怒声を浴びせてきました。美智子は気にしないでと言いますが、小野はひどく落ち込んでしまいました。
翌日、小野は作業を休みました。海岸で親友の遺体が見つかったのです。しかし午後、小野はやってきました。悲しみをこらえつつ作業する小野に政志は、午前中に孫の写真が見つかって喜んで帰っていったおばあさんの話をして聞かせます。自分たちのやっていることに意味があると感じた小野は涙を流すのでした。

手狭になった写真整理の作業所は小学校の教室へと場所をうつし、ボランティアの人数も増えてきました。政志はそこで父の写真をさがす莉子(後藤由依良)という少女に出会います。自分や妹、母の写真は見つかっても父の写真だけは見つかりません。莉子は腕にタトゥーのある政志に興味を持ち、図書館にあった政志の写真集「浅田家」を持って作業所にやってきます。そこへ、以前どなりこんできた中年男性がやってきました。

一同は身構えますが、男性は娘の遺体が見つかったと言い、遺影になる写真を探しに来たと言いました。何時間も写真を探し続ける男性に美智子はおにぎりを手渡し、小野は一緒に探したいと申し出ます。でも顔がわからないと途方に暮れていると政志が突然「卒アル!」と叫びます。アルバムが保管されている部屋で手分けしてさがすと、とうとう娘さんの写真が見つかりました。男性は笑い、泣き、深々とおじぎをして去っていきました。

その様子を見ていた莉子は、お父さんの写真も探してほしいと訴えます。政志が特別扱いはできないと断ると、莉子はかつて自分の家があった場所へ政志を連れていき、《家族写真》を撮ってほしいと頼んできました。手作りのアルバムには家族写真を貼るスペースが準備され、あとは写真を撮ればいいだけの状態です。
「やっぱ、撮れないわ」
政志は困った顔で答えます。怒った莉子はアルバムを政志に押し付けて走り去ってしまいます。政志が莉子の母にアルバムを返すと母は、よく言い聞かせます、と謝るのでした。

政志は久しぶりに実家に帰ってきました。兄の嫁(野波麻帆)と長男も加わりにぎやかになった浅田家では父の誕生会が開かれています。ロウソクの炎を吹き消したあと、突然父は倒れてしまいました。脳梗塞です。運ばれた病院で政志が、もう浅田家(=家族写真)は撮れないかも、と言うと兄が怒ってつかみかかってきました。

翌日、政志が堤防で海をながめていると若菜がやってきます。政志が連絡もせずいつの間にか実家に戻っていたことに怒っている若菜は、以前10倍にして返すと政志が豪語していた借金を返すよう迫ります。できないなら結婚だ、とも。政志は悩んだ挙げ句、200万返すのは絶対イヤやーと叫びます。そこへ政志の母と兄もやってきて、政志と若菜の結婚が決まったと喜ぶのでした。

次の日。政志と兄は父の見舞いに行くまえに、神社に回復祈願に行くことにしました。そこはかつて父が年賀状用の写真のため、息子ふたりにポーズを撮らせた場所でした。ふたりはそのときのことを思い出しながら同じポーズをとってみました。すると政志の目にはカメラを構える父の姿が浮かびます。そして、「そーか!そういうことか」とひらめき、病院に行かずに帰ると言い出します。

一度家に戻った政志の頬を母が初めてたたきました。それは母の覚悟の痛みであり、母は政志に好きなことをしなさいと告げるのでした。

駅にやってきた政志を兄が追いかけてきて、意識の戻った父の言葉を伝えます。それは、次の浅田家の写真のためにリハビリをがんばる、というものでした。

野津町に戻ってきた政志は莉子たちと家族写真の打ち合わせを始めます。莉子の妹が、去年の夏に海へ行ったのが楽しかったと言うので写真のシチュエーションは海水浴の決まりました。

寒い中、水着で砂浜にやってきた莉子たち。政志は時計を忘れた、といって莉子がいつもしている父の腕時計を借ります。莉子は憮然とした表情、妹は寒いと文句を言いますが、政志は根気強く“その時”を待ちます。カメラをのぞく政志の手にはめられた父の腕時計を見て莉子は「ア」と気づきます。父はいつも写真を撮る側だったのです。

だからお父さんの写真は残ってないんだ…莉子は納得しました。莉子の頭の中には、「ほら、莉子、笑って」という父の声が響きました。その声は政志の声となり、泣きながらも笑顔になろうとする莉子たちの素敵な家族写真が出来上がりました。

莉子の写真を撮り終えたことで野津での作業に一区切りつけた政志がそこを去る日がやってきました。小野や美智子に別れを告げ、最後にもう一度町役場を訪れると、無事を知らせる高原家の伝言が見つかり政志はほっと笑顔になるのでした。

2011年9月に、小学校での写真展示は終了しました。しかし8年後、小野はその小学校で教師として働いており、美智子は写真を返却する活動をずっと続けていました。

政志は父の葬式のため、津の実家へ帰ってきています。そこには妻の若菜や子ども、兄夫婦とふたりの男の子もいます。母が「おとうさーん!」と叫んで大げさに泣き崩れると、どこからかカシャッとシャッター音が聞こえてきます。

「お葬式」というシチュエーションの家族写真だったのでした。

THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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