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火宅の人(1986)A〜わがまますぎる作家

火宅の人(1986)A〜わがまますぎる作家

★数行で映画紹介しなければ
火宅とは
煩悩と苦しみに満ち、安住できない現世を、火のついた家にたとえていう。

檀一雄が自らをモデルにした小説を深作欣二監督が映画化。
檀一雄の娘である檀ふみも出演しています。
隠しもせずに不倫して人道的に非道作家の行方。

★ショウトしょうとSHORT

松坂慶子と原田美枝子の豊満な胸に
見入りました。

緒形拳の魅力ってなんだろう?
友人の役者は緒方は本気での演技をするそうだ。
殴るシーンは本当に殴ってくると言う。
ぼくは九州男を演じさせたら、緒形拳は高倉健さんと双璧だと思います。

自分の不倫生活を小説にした。
誰もが不倫したり、肉欲に溺れるが。
内容を正直に小説にする作家の一人。
でも人道的に非道で、やりたい放題ですね。

檀一雄は福岡県柳川から東大へ
5人の子供で、一人日本脳炎で寝たっきりに
すると妻は怪しげな宗教にのめりこむ。
壇は女優との肉欲に溺れる。

★太宰と親友で、太宰の思い出が数多く登場。
「太宰の腰巾着」と言われて中原中也と喧嘩。

========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========

★基本情報
監督 深作欣二
脚本 深作欣二
神波史男
製作 豊島泉
中山正久
製作総指揮 高岩淡
佐藤雅夫
出演者
緒形拳
松坂慶子
原田美枝子
真田広之
岡田裕介
檀ふみ
いしだあゆみ
音楽 井上堯之
撮影 木村大作
編集 市田勇
製作会社 東映京都
配給 東映
公開 日本の旗 1986年4月12日
上映時間 132分

★概要ネタバレ
作家の桂一雄(緒形拳)は、
幼少だった大正の頃に父(石橋蓮司)から
度々暴力を振るわれていた母(檀ふみ)が大学生と駆け落ちして
自分の前から姿を消したという苦い過去がありました。

一雄は最初の妻と死別、新たにヨリ子(いしだあゆみ)と再婚します。

一家は前妻との子・一郎(利根川龍二)をはじめ、

ヨリ子との間にもうけた次郎(一柳信之)、弥太(大熊敏志)、フミ子(米沢由香)、サト子(岡村真美)
と5人の子供がいた。

太平洋戦争終戦から間もない頃、
一雄は知人の紹介状を持って訪ねてきた女優志望の矢島恵子(原田美枝子)と出会います。
同じ福岡県出身で意気投合。

恵子は一雄が紹介したバーで働きながら演劇の勉強に勤しみ、
一雄は恵子に惹かれてはいたものの指一本すら触れることはできませんでした。

一雄の次男・次郎が日本脳炎を発症して入院、
一命は取り留めたものの言葉と手足に麻痺が残ってしまい、
ヨリ子は苦悩のあまり怪しげな宗教にのめり込んでしまい。
夫婦関係は冷めきってしまう。
一雄は、かつての友人だった太宰治(岡田裕介)の文学碑の除幕式への出席を利用して、
新劇女優になっていた恵子を伴って青森行きの列車に乗り、温泉宿で二人は結ばれます。

ヨリ子は恵子との関係を知って、
子供らを残して妻はヨリ子は家を出てしまう。

一雄はホテルで恵子と情事を重ね、
一連の出来事を小説として執筆し始めた。

数日後、ヨリ子が子供たちのためにと覚悟を決めて家に戻ってきた。
条件は「もうあなたは私の夫ではありません」

一雄はヨリ子と入れ替わりに家を出て、
浅草にアパートを借りて恵子と同棲生活を始めた。

二人の関係を快く思わない長男・一郎が二人のアパートに空き巣に入り、
事情聴取に呼ばれた警察署で恵子とヨリ子は鉢合わせしてしまう。

一雄は編集者の中島(下條アトム)から、
恵子が怪しげな人物の寵愛を受けていると聞きつけ、
激怒してわざわざ恵子が公演で滞在している京都にまで押しかけ、
騒動の最中に怪我を負ってホステスの葉子(松坂慶子)に介抱された。

やがて恵子は一雄との子を身籠りますが、
女優の仕事を優先して中絶したいと申し出る。

執筆活動で多忙を極めていた一雄は病院探しを断ると、
恵子は怒ってアパートを出ていってしまう。

京都で負った怪我の影響で筆が持てない一雄は、
ヨリ子に頼み込んで代筆してもらう。
奇妙な夫婦関係ぶりだ。

中絶した恵子が一雄の元に戻って来る。
「いつ? わたしと結婚してくれるの?」
「いったい。どうして私だけ苦しむの?」
恵子が殴りだして、応酬した一雄。
二人は激しい喧嘩をしてしまう。

一雄は逃げるように東京を離れてあてもない旅に。
九州へ向かい、なぜか長崎・五島列島に足が運ぶ。
島に向かう連絡船で、一雄は京都で世話になった葉子と再会した。

葉子は五島列島の出身で、
養父(山谷初男)から性的虐待を受けたあげくに中絶させられた暗い過去を持っていた。
一雄は葉子とあてのない旅に出て、旅先で肉体を重ね、執筆もする。
クリスマスの日になった。
交際相手から求婚されていた葉子は、
「そろそろ潮時ね。先生と楽しい旅をして、踏ん切りがついた。
先生! どう思う? 求婚を受けようと思う。
先生には奥さん、愛人がいて、私が入ったら複雑になるわね」
翌日、葉子は一雄と別れて去っていった。

大晦日、東京へ戻る。
恵子に会いに行ったが不在で、ヨリ子に会いにゆく。

正月は本家には多くの客が来た。
恵子に会いにゆくが、恵子にはあらたな男ができていた。
「三ヶ月不在よ。私だって。私をこれ以上醜い女にしないで下さい」

ヨリ子から次郎が死んだと電話がある。
葬式となり、
恵子は一雄の荷物を本家へ送る。

一雄は恵子に会いにゆく。
「もうおしまいという事ですか、私達は」
最後に二人の写った写真を渡した。
「これ破れなかったの。私はだんだんにつらくなってきた。
これでサヨナラしましょう」
「じゃ! さよなら」

公園に行って、写真を破って池に捨てる。
ヨリ子に「しばらく、うちにいます」と言う。

ヨリ子は「そうおっしゃると思っていました。
私はあなたのことは何でもわかるんです」と意味深な笑みを浮かべた。

====
直木賞作家のおごりか?
愛人を妊娠させて、愛人が結婚してくれと言っても、結婚しない。
愛人と喧嘩すれば、連絡なしに他の女と三ヶ月以上長旅に出る。
ありえないわがままぶり。
THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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