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タイトル、拒絶(2020)E〜デリヘル嬢たちの生態

タイトル、拒絶(2020)E〜デリヘル嬢たちの生態

★数行で映画紹介しなければ

劇団□字ックによる舞台作品、及び日本映画。
セックスワーカーとして生きる女性たちを描いた物語。
2013年、劇団□字ックの第六回本公演として初演を迎え、
同劇団を主宰する山田佳奈が自らメガホンを執り伊藤沙莉主演で映画化された。

★ショウトしょうとSHORT

デリヘリで務める女性らの凡なストーリーですね

風俗で働いている女性に失礼すぎます。

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
監督 山田佳奈
脚本 山田佳奈
製作 内田英治
藤井宏二
出演者 伊藤沙莉
恒松祐里
佐津川愛美
片岡礼子
田中俊介
般若
でんでん
撮影 伊藤麻樹
制作会社 Libertas
製作会社 move
ボダパカ
配給 アークエンタテインメント
公開 日本の旗 2020年11月13日
上映時間 98分

★概要ネタバレ
「私の人生なんて、クソみたいなもんだと思うんですよね」

上半身は下着、下半身はリクルートスーツのまま、
悪質なポン引きを禁止する看板の前で、自分の人生に毒づくカノウ(伊藤沙莉)の姿が映し出されます。就職がうまくいかず、デリヘル嬢になるつもりで体験入店に来たカノウはいざという場面で怖気づき部屋から逃げ出してしまいます。

カノウはデリヘル嬢ではなく、世話役となりデリヘル嬢に振り回され、
厳しく管理する山下(般若)にこき使われる日々を送っています。
自分を『カチカチ山』のたぬきだと思い込み、
デリヘル嬢の中でも一番可愛く人気のあるマヒル(恒松祐里)をうさぎだと思っています。

デリバリーヘルス「クレイジーバニー」の事務所では香水やたばこの匂いが入り混じり、アツコ(佐津川愛美)やキョウコ(森田想)など若いデリヘル嬢たちが雑談し、
少し離れた所に年上のデリヘル嬢シホ(片岡礼子)や、
隅にいていつもノートに何かを書いているチカ(行平あい佳)がいます。

キョウコ(森田想)はスタッフの良太(田中俊介)に想いを寄せ、
良太の運転でホテルに仕事しに行っては、
デルヘル嬢と本気で恋愛するわけがないと酷い言葉を浴びせられますが、
それでも好きだと伝え続けます。

そして我の強いアツコは大きな声で客の話をしたり、
他のデリヘル嬢に喧嘩をふっかけたりして事務所の空気を悪くします。

そんな空気でも一番人気のマヒルが帰ってきて、
マヒルの何事も気にしない明るさに場の空気が落ち着いていきます。

そんなマヒルは街中の清掃員のおじさんを見かけると動画に撮って、
冗談のようにお金もためて用務員や清掃のおじさんを雇って暮らすと日々言っています。

誰にも文句を言わず常に明るいマヒルでしたが、
彼女は暗い過去を抱え、時折会いにきてはお金をねだる妹・カズヨ(モトーラ世理奈)がいます。

姉妹は母親の恋人から虐待され、カズヨはマヒルのように要領よく生きられず、
暴力的な男と付き合い、抜けられないまま妊娠しています。

マヒルは家族が平穏になるならと母親の恋人と体の関係を持ち、
今もデリヘル嬢として体を売り金に執着しています。
そのように平然と体を売り、金を受け取るマヒルのことをカズヨは気持ち悪いと思っています。

ある日、「クレイジーバニー」に若くてスタイルの良い女の子が入ってきます。
そこから少しずつ「クレイジーバニー」の人間関係が崩れていきます。

誰もが羨むマヒルは山下とも関係を持ちつつもしっかりお金を払わせ、そんなマヒルに対し山下は文句を言う日々。

それでも他の生き方のないマヒルはたくさんの客に体を売り、お金をため、
ゴミを集めるおじさんの動画を撮り続けます。
妹・カズヨと話しながら冗談なのか本気なのか掴めない笑顔で東京なんて燃えたらいいと呟くマヒル。

アツコは山下から店に出ないように圧力をかけられ、やけっぱちになっています。
そんなアツコに対し、新人はこんな店で働いている時点で皆社会の底辺なのにその中で上に立とうとするなど馬鹿らしいと言い放ち、冷ややかな態度をとります。

カノウはそんな彼女らの愛に飢え、掃き溜めの中でも自分を認めてもらいたいと足掻く姿を俯瞰的な立場で見つめています。

そして事務所に一人でいたマヒルと会い、マヒルは山下と関係を持っていること、
過去に母親の恋人とも関係を持っていたことをカノウに話します。

「たくさんのゴミためを吐き出された私はどうすればいい」と呟くマヒルを見て、
皆が羨むうさぎだと思っていたマヒルの心情・過去を知り、動揺します。

同じスタッフの良太も山下に否定され、罵倒され、それでもそんな良太のことを好きだと訴えるキョウコを突き放しながらもその愛情に揺らいでいきます。

もう一人のスタッフのハギオ(池田大)は自身も体を売り、女性の相手をしています。マヒルに「私としたい?」と聞かれ戸惑うも、体を売る商売に対する嫌悪感と虚しさをどこかで感じています。

それぞれが様々な事情を抱えながらも、何とか生きているなか、
新人に侮辱され、山下にも侮辱されたことに怒ったアツコが事務所に
やってきて謝罪を求めます。

「めんどくせえな、ブスのくせにつけあがりやがって」と
暴言を吐く山下にとうとうカノウが口を開きます。

「こんな仕事やっているからとかじゃなくて、女である時点でもうだめなんすね。好きで体を売っているわけない、好きでブスやっているわけがない」

偏見の目で見られ、頑張って生きていても人間として認められない、商品のような扱いで下に見られる、そんな彼女たちの叫びを目の当たりにしたカノウの叫びは山下には届かず殴られてしまいます。

騒動のなかアツコが持ってきた液体をまき、ライターを手にします。
皆が呆然としているなか、そのライターを取り上げたのはマヒルでした。

しかし、そのライターは火がつかず…
「本気でやる気ならライターくらい用意しとかないと」
マヒルの乾いた笑いが響きます。

その騒動があった後日、事務所は何者かの放火によって焼けてしまいます。
後片付けをするカノウとハギオ。カノウはハギオにマヒルのこと好きかと尋ねます。

男だったらそりゃ関係を持ちたいという欲望がないわけではないけど…と
前置きして、自身も体を売っていること、
それに対する嫌悪感などをカノウに話します。
何故その話を私にしたのかとカノウがハギオに聞きます。
「だってカノウとはそういう感じにならなさそうじゃん」
ハギオの言葉に動揺したカノウはハギオが帰った後一人で泣きます。
自分が信じていたこと、頑張っていたこと、
全てが崩れ落ちたのかもしれません。

キョウコ(森田想)はスタッフの良太(田中俊介)を刺してしまう。

THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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