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劇場版「パタリロ!」(2019)B〜翔んで埼玉の余韻

劇場版「パタリロ!」(2019)B

★数行で映画紹介しなければ

『舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★』を実写映画化
舞台版と同じメインキャスト、スタッフ。

暗殺者に狙われたマリネラ王国皇太子パタリロをMI6のバンコラン少佐が救出。
美少年マライヒの密着取材を受ける中、敵の策略が巡る。

★ショウトしょうとSHORT

翔んで埼玉 での 感動を引きずっています

B評価  笑えます


★作品メモ
「翔んで埼玉」の原作者・魔夜峰央のギャグ漫画。
『花とゆめ』(白泉社)で1978年に連載を開始し、2020年現在、『マンガPark』にて連載中。
1982年にはアニメ化もされた。2016年に舞台化作品が上演され、2018年にも第2弾の舞台が公演されている。
2019年7月時点でシリーズ累計発行部数は2500万部を突破している。

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★概要ネタバレは基本情報のあとに
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★基本情報
PATALLIRO! THE MOVIE
監督 小林顕作
脚本 池田テツヒロ
原作 魔夜峰央「パタリロ!」
製作 野上祥子
島田明
北牧裕幸
出演者
加藤諒
青木玄徳
佐奈宏紀
細貝圭
金井成大
石田隼
吉本恒生
三津谷亮
小林亮太
吉川純広
佐藤銀平
三上陽永
柴一平
富岡晃一郎
上山竜治
市川知宏
佐藤流司(特別出演)
大谷育江(声の出演)
大塚明夫(声の出演)
浪川大輔(声の出演)
関智一(声の出演)
高橋広樹(声の出演)
松村雄基
近江谷太朗
木下ほうか
池田鉄洋
須賀健太(友情出演)
鈴木砂羽(友情出演)
魔夜峰央
西岡徳馬(特別出演)
哀川翔
音楽 小林顕作(作詞・作曲)
和田俊輔(編曲・劇伴)
ha-j(編曲)
遠藤ナオキ(編曲)
撮影 伊集守忠
編集 難波智佳子
製作会社 劇場版「パタリロ!」製作委員会2019
配給 HIGH BROW CINEMA
公開 2019年6月28日
上映時間 103分

★概要ネタバレ
マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世は、王室専用機の操縦桿を握っていました。

側近のタマネギ部隊の心配もよそに、ひとりでコックピットにこもって操縦しています。

〔ロンドン ヒースロー空港〕

ロンドンのヒースロー空港では、パタリロを待つイングランドの男子高校生や、テレビのリポーターでにぎわっています。

なぜかというと、やってくるマリネラ王国の皇太子が「美少年」だという噂が広まっているからです。みんな、美しい皇太子をひと目見ようと押しかけていました。

そこへ王室専用機が空港にやってきます。

飛行機は乱暴な操縦で、不時着したかと思うと爆発、炎上しました。

しかしそこから緋毛氈(レッドカーペット)が敷かれると、なにごともなかったかのようにパタリロとタマネギ部隊が降り立ちました。

「ごきげんよう」とパタリロが挨拶をします。

現れたパタリロを見て、集まってきた観衆は「だれ?」と戸惑っていました。



噂されていた美少年の顔写真と、実際のパタリロの顔は似ても似つかなかったからです。

詰め寄られたパタリロは、昭和テイストのギャグをかましました。

というのも、この映画『パタリロ!!』の原作にあたるマンガ『パタリロ!!』の連載が『花とゆめ』という雑誌で開始されたのは「1978年(昭和53年)」です。

昭和の時代から連綿と続く連載ですので、ギャグはどうしても古臭くなるのです。

以後、映画ではときどき、昭和のギャグが出てきます。月影先生、スチュワーデスと教官の物語、ラグビーをがんばる高校生…詳しくは調べてください(『ガラスの仮面』『スチュワーデス物語』『スクールウォーズ』)。特に月影先生は何度もこの映画に出てきます。

(以後映画は、基本的にミュージカルの舞台のような内容です。途中でイラストも挿入されたり、アニメになったり、なんでもありの世界です)

空港に英国の外務省のアイゼンバーグが顔を出すと、パタリロの警護をすると言いました。

マリネラ王国はいま、政情が不安だからです。

パタリロの父親はマリネラ王国の国王・ヒギンズ3世です。ヒギンズ3世は絶対権力者として、マリネラ王国に君臨しています。


ところがヒギンズ3世は病に伏しており、危ない状態が続いていました。

それに伴い、権力を握ろうと画策する大臣派と、王室である国王派の対立が続いており、パタリロも狙われる可能性がありました。

ちなみにマリネラ王国はダイヤモンドの産出国で、非常に豊かな国でした。そのダイヤモンドを狙う者も、少なからずいます。

アイゼンバーグはパタリロに護衛として、MI6の諜報員ジャック・バンコランをつける予定でした。

ところがバンコランの到着が遅れています。

パタリロは、側近のタマネギ部隊がいるから大丈夫と言うと、タマネギ部隊を連れてロンドン観光を楽しみました。

パタリロとタマネギ部隊が市内観光に興じていると、3人の日本人不良組のような男たちに絡まれます。

不良3人組はナイフを出すと、パタリロを脅し始めました。

その時、どこからか銃声がすると、「ナイフを捨てるんだ」という声とともに長髪の影が現れました。



そちらへ視線をやった不良3人組は、視線を合わせると相手の視線のレーザー光線に、倒れてしまいます。

その男こそが、美少年キラーのMI6諜報員ジャック・バンコラン少佐でした。

バンコランに見つめられた者は、骨抜きになって気絶するのだそうです。

倒れた不良たちにパタリロとバンコランは、黒幕が誰か質問します。

パタリロは不良にキスをすると「埼玉県民だな」と指摘しました。

サイタマラリアに感染すると警告します。

以下しばらく、『パタリロ!!』の原作者・魔夜峰央さんのブレイクした映画『翔んで埼玉』に関連するネタが続きます。宣伝も兼ねているのかもしれません。

『恐怖 ウィルス感染人間サイタマラリア』という寸劇が入り、ゾンビ映画になりました。

そのあと「埼玉県春日部市はとてもいいところです」というフォローが入ります。

不良たちから黒幕を聞き出したかったのですが、聞けずに終わりました。

春日部のご当地アイドル、テッツィーまで出てきます。

バンコランがパタリロの警護をすることになりました。

そこへBBC記者だという謎の美少年・マライヒが、パタリロのところへやってきます。



マライヒは、パタリロがイギリスにいるあいだに密着取材をして、テレビ番組を作るのだそうです。

マライヒとバンコランは互いに惹かれあいました。

マライヒが去ったあと、もの思いにふけるバンコランは葉巻を吸おうとしますが、掃除夫に禁煙だと注意されます。

嫌煙ムードが高まっているからという理由で、劇中では吸わせてもらえませんでした。

〔コートールドギャラリー〕

ところで今回パタリロが突然イギリスにお忍びでやってきたのには、理由がありました。

パタリロの父・ヒギンズ3世は若かりし頃に、イギリスへ留学をしていました。

絵心のあるヒギンズ3世は美女をモデルに絵を描いていたのですが、恋をしたイギリス人女性にラブレターと絵を贈ったのだそうです。

それが今回、コートールドギャラリーに展示されていました。

父親のラブレターが公開されてスキャンダルになることを嫌ったパタリロは、なんとか人目を忍んで絵と手紙を盗みたいと思っているのです。

学芸員交代の時間をチェックしたパタリロは、発煙筒を焚いて火事の騒ぎを起こします。

警備の者の目を盗み、パタリロは絵と手紙を盗み出しました。


ところが絵の裏には、手紙がありませんでした。絵の裏に手紙があるという情報は、嘘だったのです。

今回のこの陰謀は、敵の仕業でした。

パタリロを犯罪に手を染めさせ、窃盗犯として殺害して王室の権威を失墜させるというのが、敵の策略でした。

狙われるパタリロをバンコランが助けます。

自分が陰謀に巻き込まれていたと知ったパタリロは嘆きますが、途中から笑い始めます。

むしろこの陰謀を利用して、相手方の大臣を失脚させればよいと考えたからです。

その時、パタリロのもとに国王崩御の知らせが入りました。

パタリロはマリネラ王国に舞い戻ります。

〔1週間後 ロンドン バンコランのマンション〕

バンコランはその後のパタリロのことが気になり、マリネラ王国に電話をかけます。

というのも、パタリロは国王の崩御後、国際ダイヤモンド輸出機構から脱退したのです。

パタリロは元気でした。

近々マリネラ王国ではパタリロの戴冠式が行われるのですが、その際に自分の警護を頼みたいと、電話で言います。

関わり合いたくないとバンコランが断ろうとしますが、マライヒがやってくるとパタリロに言われました。

マライヒに会いたいバンコランは、警護を引き受けます。

〔国際ダイヤモンド輸出機構〕

実はパタリロを狙っているのは、国際ダイヤモンド輸出機構のお偉方たちでした。

パタリロを邪魔に思っている輸出機構のメンバーは、国王が崩御する前からパタリロを亡き者にするつもりでした。

不良3人組を遣わしたのも、彼らです。

イギリスでのパタリロ暗殺に失敗した輸出機構のお偉方は、今度こそは暗殺を成功させようと刺客を遣わします。

その刺客とは、美少年・マライヒでした。戴冠式までにパタリロを殺せと命ぜられます。

それを聞きながらマライヒは、バンコランのことを気に掛けていました。

〔常春の国 マリネラ〕

パタリロは国王として激務にいそしんでいるか…と思われたのですが、実際に頑張っているのはタマネギ部隊たちです。



タマネギ部隊はみんな、カツラとメガネを着用して同じような格好をしていました。

本当はそれを取るとみんな、美少年たちなのです。

どうしてこんな格好をせねばならないのかと嘆く21号に、古参の部隊が理由を説明しました。

パタリロの母・エトランジェ王妃が、幼少のみぎりより賢いパタリロを案じて、特殊部隊を作ったのがルーツだったのです。

説明を受けたものの、タマネギ21号はまだ不満でした。マライヒに大金を得る方法を持ち掛けられて、陰謀に協力します。21号の恋人・63号は心配します。

実はその話の一部始終を、パタリロが聞いていました。

〔マリネラ王国中枢 システム管理室前〕

中枢のシステム管理室を爆破しろとマライヒに言われた21号と63号は、警護の目を盗んで忍び込もうとします。

〔マリネラ王国中枢 システム管理室内〕

あっさり侵入できました。中枢システムは小さくしょぼい代物で、21号は思わず突っ込みます。

ダイナマイトを仕掛けましたが、そこへパタリロがやってくると居据わります。

悪だくみはしたものの人は殺したくない21号は、パタリロが避難しないので困りました。やむなく、爆破を解除します。


しかし解除ができずに爆発が起こりました。その衝撃でパタリロと21号、63号はタイムワープします。

〔12年前 マンチェスター バンコラン邸〕

パタリロ、21号、63号が飛ばされたのは、若かりし頃のバンコラン邸でした。

立派な屋敷に住んでいるバンコランですが、その邸宅は近々人手に渡るそうです。

バンコランの母は病弱で、家が傾いていたのでした。

ショックを受けたパタリロと21号はさらにワープし、63号はこの場に留まります。

病気の母を抱えて苦労しているバンコランに、男色の貴族・シュレンジャーが忍び寄ります。

シュレンジャーは多額の援助をちらつかせると、バンコランに迫りました。

バンコランは屈辱に耐えながら、一夜だけだと関係を許します。

その頃、宇宙では大変なことが起きていました。

パタリロそっくりのナマーゲ星人が銀河系宇宙政府の悪の総督デビル・ブラックサタンシュー・デビルの罠に落ちて、窮地に立たされていました。

パタリロと21号はそこにワープすると、ナマーゲ星人に間違われて拷問を受けます。

パタリロと21号はまたワープをし、63号と合流します。

〔マリネラ王国中枢 システム管理室前〕

バンコランとタマネギ部隊は、パタリロを探していました。

爆発音が聞こえたものの被害はなく、パタリロが失踪していることには関係があると考えていました。

そこへワープをしてパタリロたちが戻ってきました。

パタリロは21号の罪を許し、黙っておきます。

〔国際ダイヤモンド輸出機構〕

爆発が失敗して、まだパタリロが殺されていないことを上層部は怒り、マライヒを責めます。

失敗したら次はないと言われ、マライヒは行動を起こします。

〔常春の国 マリネラ〕

戴冠式は明日に迫っていました。

夜、マライヒはバンコランに会うと、バラの花園に連れていきます。

バンコランはマライヒの魅力に惹かれて、ついていきました。

花園で過ごしていると、パタリロの寝殿のほうから爆発音が聞こえます。



驚くバンコランに、マライヒは「パタリロはもう助からない」と言いました。自分が爆弾を仕掛けたのだと言います。

しかし…バンコランはそれを知っていました。マライヒが爆弾を仕掛けたときに落としたブローチを示すと、爆弾は安全な場所に移動させたと答えます。

マライヒはもう1つ、爆弾を仕掛けていました。

バンコランもそれを察しており、どこに爆弾を仕掛けたのか問い詰めます。

パタリロやタマネギ部隊がやってきました。戦いになります。

国際ダイヤモンド輸出機構は、マライヒがバンコランに惹かれていることを知り、保険としてさらに刺客をマリネラ王国に派遣していました。

保険として遣わされた一団が、マライヒに爆弾を起爆しろと要求します。

そこへパタリロとタマネギ部隊が近づくと、「だれが殺したクックロビン」という音頭を踊り始めます。

どういう意味なのかとバンコランが聞くと、パタリロは本人に聞いてくれと、原作者の魔夜峰央先生を紹介しました。魔夜峰央先生はモニターで紹介されます。

ゴチャゴチャの騒動になりながら、みんな戦います。

パタリロは途中に宇宙へ飛ばされて、自分とそっくりのナマーゲ星人の戦いに参加しました。

指導者となり伝説の剣・エスペランサーを手に持ち、メダルを得たパタリロは巨大化し、銀河系宇宙政府総督の乗った宇宙船を破壊します。

ナマーゲ星人たちの世界には、平和が戻りました。

宇宙からマリネラ王国に再びワープで戻ったパタリロは、隠された爆弾を見つけました。


爆弾を停止させて、事なきを得ます。

刺客たちはバンコランがやっつけました。

国際ダイヤモンド輸出機構の追及の手に怯えるマライヒには、自分が守ってやると答えます。

マリネラ王国では、パタリロが無事に戴冠式を迎えて国王になりました。

〔一週間後〕

パタリロは花束を持って、父・ヒギンズ3世の墓参りをしています。

マライヒはバンコランと一緒にいますが、国際ダイヤモンド輸出機構の影におびえていました。

たとえ国際ダイヤモンド輸出機構をつぶしたとしても、そのバックにある組織タランテラはびくともしない…とバンコランに話します。

バンコランはそのことを振り返りながら、葉巻を吸おうとします。

しかし掃除夫が現れると、注意しました。

その掃除夫が魔夜峰央先生だと気づいたバンコランは、びっくりしました。

パタリロたちメンバーが現れると、最後に「次回予告」をしながら踊ります…。

(エンド後)調子に乗ってパタリロがバンコランに抱き着いて、バンコランに殴られました。


THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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