fc2ブログ

あの手この手(1952)C〜倦怠夫婦を別れさせようとするが


あの手この手(1952)C

★数行で映画紹介しなければ

京都伸夫原作のラジオドラマ『アコの贈り物』を、

市川崑監督が映画化した夫婦コメディ

★ショウトしょうとSHORT

妻、妻の姪、母と三人ともに頭が良くて旦那は頭があがらない。

稀にみる豪傑で高飛車な女性三名にびっくりでした。

========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========

★基本情報
監督 市川崑
脚本 和田夏十
市川崑
出演者 久我美子
森雅之
水戸光子
音楽 黛敏郎
撮影 武田千吉郎
製作会社 大映
配給 大映
公開 日本の旗 1952年12月23日
上映時間 92分

★概要ネタバレ


女学校の講師をしている近子夫人は、仕事の傍ら社会活動までこなす、近代的で厳しい性格の奥さんです。

新聞の身の上相談コーナーをヒットさせたり、婦人同盟役員、家事審判所調停員と忙しく飛び回る。

夫は万年助教授。

夫の鳥羽(森雅之)は、近子を「奥さん」と呼び、完全に頭が上がりません。

女中までが近子の権威の力を借りて、鳥羽を夫人より格下に扱うという有様です。

夫の世話は全部女中にまかせて 家の修理などを命令する妻。

鳥羽は、小説家になりたいという夢を持っています。
最近では執筆活動も軌道に乗って、ぼちぼち収入も入って来るようになる。

執筆活動に専念したくなり、教職を辞めようかと思っている。

近子は反対で、やんわりと教授あっての作家だと言います。
ーーー

近子の亡くなった姉の娘であるアコが、突然 鳥羽家に訪問してきて、居座ってしまう。

近子の上を行くワンマン娘、アコ(久我美子)だ。

アコは働かないで、わがまま放題

叔母の旦那が虐げられているので、二人を別れさせようと「あの手この手」で

画策するがうまくゆかない。

アコは叔父への恋心のようなものが芽生えはじめ、何かと近子と張り合うようになります。
頭が良くて行動力のあるアコにとっては、同年輩の男子などはまるで眼中に無いようです。

アコは、何とか鳥羽の関心を妻から奪い取ろうと策を巡らせます。

鳥羽を行きつけのバーのマダムと接近させようとして、
ピクニックに連れ出したまま自分は消えてしまったり、
お醤油を一合イッキ飲みして病気になり、鳥羽家に留まろうとしたりする。

企みは、気の弱い鳥羽を怯えさせてしまい、アコを田舎へ送り返しに同行する。

近子の母親は、近子やアコよりも更に「強者」だった。
「アコを、鳥羽家で花嫁修業させて欲しい」と頼まれてしまう。

^^^
アコは全面的に鳥羽の執筆を応援し、近子を圧倒し始める。

ある時、近子が鳥羽の作品に一度も目を通していなかった事が発覚して、アコにチャンスが訪れます。

鳥羽は、近子が自分に小説を一度も関心なかったことに、すねて家出をしてしまうのです。

アコは自分が勝利したと思い、鳥羽の家出を激励します。

しかし夜には戻ってしまう鳥羽。

夫婦の絆は深まった。

****

近子が鳥羽に大学を辞めて欲しくない理由は、。
「作品は、それを執筆する人物を見れば、自ずとわかってくるものです。
鳥羽には、小説家になる力量は見込めません」
と、面と向かって本人には言えない事を、そっと隣人のドクターに洩らす。

近子は鳥羽が後で人生に躓かないように
助教授の職を手放してしまう事を戒めている。

一方、隣人のドクターは、近子の相談を受けて
「夫婦といえども、お互いに触れてはいけない領域がある。
特に頭脳に関する事は・・・。
私が説得してあげようか?」

THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====
スポンサーサイト



line
line

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
33位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
総アクセス数
line
カテゴリ
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line