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簪(かんざし)(1941)E〜1940年の温泉宿


簪(かんざし)(1941)E

★数行で映画紹介しなければ

山の温泉旅館を舞台に、逗留客たちの何気ない日常

★ショウトしょうとSHORT

当時の温泉宿事情がわかりますね

★概要ネタバレは基本情報のあとに
========

★基本情報
監督 清水宏
脚本 清水宏
製作 新井康之
出演者 田中絹代
川崎弘子
斎藤達雄
笠智衆
日守新一
坂本武
音楽 浅井挙曄
撮影 猪飼助太郎
編集 浜村義康
配給 松竹
公開 日本の旗 1941年8月26日
上映時間 75分

★概要ネタバレ

山中の人里離れた温泉宿(下部温泉)に、蓮華講(日蓮宗の題目講)の一団が泊まりに来た。

団体客は1階に泊まり、村にいる按摩18人のうち12人を借り切る。

按摩に掛かりながら、田中絹代は、宿に気難しい先生が滞在していると聞く。

宿の2階には、夏休みを利用して東京から、気難しい学者風の片田江先生(斎藤達雄)、
傷痍軍人らしい納村青年(笠智衆)、若い広安(日守新一)と妻、老人と2人の孫らが滞在していた。
団体客を「にぎやか」という納村、「景気がいい」という老人、「派手」という広安らに対して、
先生は団体客は「うるさい」と当たりまくる。按摩を独占されて、先生はさらに怒る。

団体客の去った翌朝、2階の客らが露天風呂で談義していると、
納村が風呂の底に落ちていた簪で足を怪我して歩行困難になる。
ひたすら謝る宿の亭主(坂本武)らに難癖をつけて怒鳴りまくる先生。
納村は、「足に簪が刺さったのは、情緒的ですらある」「情緒が足に刺さった」と言い訳して、
先生をなだめようとする。ところが先生は、別のことを考え始める。

簪を落とした田中絹代という女性から手紙が来た。
女性は納村が怪我をしたと知らされて、見舞いに来ると電報を打ってきた。
先生は「納村君が抱いている情緒的イリュージョンをぶち壊さないためには、
簪の落とし主が美人である必要がある」「簪の落とし主は美人か、不美人か」などと言い出し、広安らを振り回す。

田中絹代が宿を再訪する。
田中絹代は納村に謝り、2人は芝生で談笑する。「美人で良かった」と喜ぶ先生たち。
田中絹代はほかの滞在客らとともに、納村のリハビリを見守りながら宿の2階で宿泊することになる。
実のところ、田中絹代は東京で愛人生活をしていたが、嫌気が差して、男と別れるために家出してきたようだ。
意気投合した2階の客たちが、東京に戻ってからもときどき集おうと合意する中で、

戻る家がないと悲しむ田中絹代。
朝早く起きてラジオ体操や洗濯をする生活に慣れ、迎えに来た友人お菊(川崎弘子)に「しばらく戻らない」と断言する。

再び来た蓮華講の騒音や按摩の件で怒った先生は帰京。
広安夫妻も東京に帰った。
納村も足が治ったら帰ってしまうと不安になる田中絹代。
渓流の細い小橋を渡り、ついに石段も登りきった納村。老人と孫たち、そして納村もついに帰ってしまった。

ひとりさびしく残った田中絹代は、納村から来た誘いの葉書を読み、感慨に耽りながら、
納村たちとリハビリや散策をして回った川や野原を散策する。

THE END
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筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
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