天下の二枚目アランドロンの登場

50年代のフランス映画
ドロンは、4歳で両親が離婚
寄宿学校を転々とした親の愛情不足。
14歳より食品店で働き始めて、フランス海軍へ志願。
17歳で入隊し、第一次インドシナ戦争へ従軍。
1955年、20歳で無事除隊後は
アメリカとメキシコを放浪、
1957年の夏、女優のブリジット・オーベールから
「カンヌで映画祭が開催されるから歩いてみたら。
あなたほどの美貌なら、
監督の誰かから声が掛かるかもしれない」と言われた。
アランは、上半身裸で歩いたという、
ハリウッドの一流エージェントにスカウトされた。
3日後にローマのチネチッタ撮影所にて、
映画『武器よさらば』撮影中の
デヴィッド・O・セルズニックの
スクリーンテストを受け合格し、
アメリカ合衆国での成功に太鼓判を押され、
英語の習得を条件に7年間の契約を持ちかけられる。
「私はフランス人なので、
まずはフランスで勝負をしたい」と保留、
女優エステラ・ブランの紹介で、『女が事件にからむ時』
でデビューした。
スポンサーサイト