猫侍~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
家に妻と娘を残し、
仕官のために江戸に来ている浪人の北村一輝は、
米沢一家若頭の三郎太から相川一家の猫の暗殺を頼まれる。
猫派の相川一家の白猫、玉之丞が
お奉行様に気に入られて嫁に行くという話が持ち上がり、
犬派の米沢一家は窮地に立たされていた。
お金に困っていた北村一輝は渋々引き受けるが、
玉之丞には“猫番”という用心棒までついていた。
やる気の無い猫番をかわし、北村一輝は玉之丞の暗殺に成功。
翌朝、相川一家は大騒ぎに。
北村一輝のところに暗殺成功の確認をしにきた三郎太だったが、
猫は化けて出ると言われ、怯えて逃げ出す。
しかし北村一輝は玉之丞を切っておらず、こっそり連れ帰っていた。
仕官先も決まらず、内職をしながら長屋暮らしをする北村一輝に
懐いた玉之丞に、北村一輝も愛着が湧いていく。
何も食べない玉之丞に困り果てた北村一輝は、
相川一家の屋敷に再び忍び込んで餌を探す。
座敷郎の中で、玉之丞の替え玉として
拾われた猫の世話をする女中から餌を分けてもらい、
新しい猫番を倒して長屋に帰る北村一輝。
しかし後をつけてきた女中、お梅は長屋に入りびたり、
親の仇を探す猫番の新助が弟子入り志願してきて、
北村一輝の周りは騒がしくなっていく。
**
相川一家の源七郎が北村一輝に、米沢一家の犬の誘拐と、
元猫番で今は米沢一家の“犬番”をしている島崎新右衛門の殺害を依頼してきた。
偶然居合わせた新助は、仇の新右衛門が身近にいたことに驚き、
単身で米沢一家に乗り込む。
だが、新右衛門に簡単に斬られそうになり、
“猫の知らせ”で駆けつけた北村一輝に救われる。
新助は米沢一家の犬を相川一家に連れ帰り、新右衛門と戦うきっかけを作ろうとする。
玉之丞が生きている事に気が付いた相川一家も、お梅と一緒にいた玉之丞を奪う。
犬と猫を引き渡す約束の場所に集まった、相川一家と米沢一家。
新助は新右衛門に斬りかかるが、北村一輝が間に入る。
玉之丞を抱え、新右衛門を相手にする北村一輝だったが、
実は北村一輝は人を斬ることができなくなっていた。
郷里では介錯人だったが、もう首切りができずに、浪人になったのだ。
斬りあいを放棄した北村一輝に周囲が唖然とするなか、相川一家親分の平八が飄々と現れ、
北村一輝に玉之丞を託して撤収と声をかけて帰ってしまった。
米沢組もそのまま撤収する。
お梅は姐さんにいびられながらも強く生きる決意を固め、新助は実家に帰ることを決める。
お奉行様の猫番になった新右衛門は、北村一輝の事を“猫侍”と呼んで去っていった。
北村一輝には、久々に家族が江戸にやってきて、
幸福な時間を過ごす中に、猫・玉之丞の姿もあった。
THE END
家に妻と娘を残し、
仕官のために江戸に来ている浪人の北村一輝は、
米沢一家若頭の三郎太から相川一家の猫の暗殺を頼まれる。
猫派の相川一家の白猫、玉之丞が
お奉行様に気に入られて嫁に行くという話が持ち上がり、
犬派の米沢一家は窮地に立たされていた。
お金に困っていた北村一輝は渋々引き受けるが、
玉之丞には“猫番”という用心棒までついていた。
やる気の無い猫番をかわし、北村一輝は玉之丞の暗殺に成功。
翌朝、相川一家は大騒ぎに。
北村一輝のところに暗殺成功の確認をしにきた三郎太だったが、
猫は化けて出ると言われ、怯えて逃げ出す。
しかし北村一輝は玉之丞を切っておらず、こっそり連れ帰っていた。
仕官先も決まらず、内職をしながら長屋暮らしをする北村一輝に
懐いた玉之丞に、北村一輝も愛着が湧いていく。
何も食べない玉之丞に困り果てた北村一輝は、
相川一家の屋敷に再び忍び込んで餌を探す。
座敷郎の中で、玉之丞の替え玉として
拾われた猫の世話をする女中から餌を分けてもらい、
新しい猫番を倒して長屋に帰る北村一輝。
しかし後をつけてきた女中、お梅は長屋に入りびたり、
親の仇を探す猫番の新助が弟子入り志願してきて、
北村一輝の周りは騒がしくなっていく。
**
相川一家の源七郎が北村一輝に、米沢一家の犬の誘拐と、
元猫番で今は米沢一家の“犬番”をしている島崎新右衛門の殺害を依頼してきた。
偶然居合わせた新助は、仇の新右衛門が身近にいたことに驚き、
単身で米沢一家に乗り込む。
だが、新右衛門に簡単に斬られそうになり、
“猫の知らせ”で駆けつけた北村一輝に救われる。
新助は米沢一家の犬を相川一家に連れ帰り、新右衛門と戦うきっかけを作ろうとする。
玉之丞が生きている事に気が付いた相川一家も、お梅と一緒にいた玉之丞を奪う。
犬と猫を引き渡す約束の場所に集まった、相川一家と米沢一家。
新助は新右衛門に斬りかかるが、北村一輝が間に入る。
玉之丞を抱え、新右衛門を相手にする北村一輝だったが、
実は北村一輝は人を斬ることができなくなっていた。
郷里では介錯人だったが、もう首切りができずに、浪人になったのだ。
斬りあいを放棄した北村一輝に周囲が唖然とするなか、相川一家親分の平八が飄々と現れ、
北村一輝に玉之丞を託して撤収と声をかけて帰ってしまった。
米沢組もそのまま撤収する。
お梅は姐さんにいびられながらも強く生きる決意を固め、新助は実家に帰ることを決める。
お奉行様の猫番になった新右衛門は、北村一輝の事を“猫侍”と呼んで去っていった。
北村一輝には、久々に家族が江戸にやってきて、
幸福な時間を過ごす中に、猫・玉之丞の姿もあった。
THE END
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