キングダム~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
時は春秋戦国時代。
韓、趙、魏、楚、燕、斉、秦の7つの国が対立していた。
戦乱の世は500年続いた。
中国西方の国「秦(しん)」。
奴隷の少年信が里典の家に買われてくる。
そこには奴隷の少年漂もいた。
奴隷から抜け出す方法は、剣だけであり、信は大将軍に憧れ、漂もいつか
戦場で大きな手柄を立てて奴隷の身分から成り上がって将軍になりたいと考えていた。
二人はお互いに剣の稽古を重ねる。
大臣の昌文君が見ていて、漂を身請けして王宮で働くことに。
漂がいなくなってから信は、一人で稽古を続ける。
ある晩、不審な物音で信が目を覚ますと、血だらけの漂がいた。
王宮で国王の弟が反乱を起こしたと言う。
漂は信に頼みたいことがあると言って、
「ここへ行け」と地図を託して亡くなる。
**
漂の血の跡を追ってやってきたセイキョウの手下の左慈と朱凶達は、
亡くなったのはエイ政ではなく、替玉の漂だと気づく。
信が地図の村に着くと、そこには漂にそっくりなエイ政がいた。
そこにセイキョウの刺客の朱凶が現れ、エイ政がやられそうになる。
信は漂の仇である朱凶と戦い、倒す。
二人は信の村が反乱軍によって焼き払われ、追手が迫っているのを見る。
信は一人で戦うと言うが、フクロウの被り物をした河了貂が、金目当ての手引きで抜け穴を教える。
3人は洞窟を通って反乱軍から逃れる。
信はエイ政について行くことにする。
身寄りのない貂も、二人に同行する。
エイ政の頼りは昌文君だけで、西の果てで合流する事になっていた。
その頃王宮では、セイキョウがエイ政の首を待っていた。
王騎将軍が、昌文君の首を持ってきた。
セイキョウは、褒美に領土を王騎に与える。
**
信、エイ政、貂は、山の民の領土に入る。
昌文君との合流地点である、
400年前に山の民と交流していた王家の避暑地の楼閣にいた。
エイ政が身の上を話す。
エイ政の母は平民の踊り子で、王族出身の母を持つセイキョウから疎まれていた。
父の死後、エイ政は13歳で即位するが、実権は呂不韋が取り、
権力を奪い合う大臣たちの争いの中でどうすることもできなかった。
翌朝、昌文君とその兵団が楼閣にやって来て、昌文君がエイ政との再会を喜ぶ。
追手と遭遇し、一戦交えたので遅れたと言う。
**
セイキョウを撃とうとしても、エイ政逹は数で圧倒的に不利で、他国は協力しないと思われた。
そこで400年前に秦王家と同盟関係にあった山の民に協力を仰ぐことにする。
しかし、秦国の都合で同盟を解消し、山の民を迫害し虐殺した過去があるので、
簡単にいくとは思えなかった。
エイ政達が奥深い谷間の山道を進むと、気味の悪い仮面をつけた山の民達に囲まれる。
貂が通訳し「秦の王が、山の民の王に会いに来た」と話す。
山の民達は一行を捕らえ、山の民の王に連れていく。
エイ政は山の王の前で過去の過ちを謝罪するが、長老達は口をそろえて、
長年の恨みでエイ政の首をはねろと言う。
エイ政は山の民の王に、
「恨みで剣を取るならいつか国が亡びる。自分は国境を全て失くす」と言う。
信が山の民の王に、
「こいつ困ってるんだ。力貸してやれよ。夢をかなえてやれよ」と説得する。
エイ政も頼む。
信の言葉に心を動かされた山の民の王、楊端和は仮面を取ると若く美しい女性であった。
楊端和はエイ政とかつてない強固な盟を組み、戦の準備を行う。
**
エイ政達は山の民と共に咸陽に向かい、
楊端和はセイキョウに同盟の復活を申し入れる。
味方と思わせて、城壁の中に入る作戦だ。
山の民の背後には数十万の兵がおり、味方に付ければ有利だと考えた。
セイキョウの家臣は山の民の軍勢を50名のみ、王宮に入ることを許可する。
入場して、仮面を取ったエイ政がセイキョウの兵を斬り、合戦が始まる。
それに乗じて、仲間の軍隊が入城。
エイ政達は次の門を越え、王宮の前の門にたどり着く。
信は、強敵ランカイを倒す。
セイキョウや竭氏たちのいる玉座の間へとたどり着く。
そこには、さらに強敵の左慈が立ちはだかる。
信は左慈を討ち果たす。
エイ政は、勝負は決まっているので殺す値打ちもないと、セイキョウを殴り倒す。
セイキョウ軍の武官の魏興は、エイ政を倒さないと反逆罪になると言い、
魏興と兵士がエイ政達を囲む。
そこに突然王騎の軍が現れる。
王騎は、エイ政に目指すべき王のあり方を尋ねる。
「中華を統一する最初の王となる。500年の騒乱を終わらせる」とエイ政が迷いなく答える。
王騎は満足したように笑みを浮かべる。
反乱軍の魏興達を、王騎は大きな宝刀の一振りでなぎ払う。
王騎は軍を撤収させる。
エイ政が反乱軍に対して命を保証すると宣言すると、
「俺たちの勝ちだー」と信が叫ぶ。
エイ政と信と貂は玉座の間に入る。
信はエイ政を中華の唯一王にすると決意を新たにする。
領地に戻った昌文君は、王騎が昌文君の領地をもらって守っていた事を知る。
THE END
時は春秋戦国時代。
韓、趙、魏、楚、燕、斉、秦の7つの国が対立していた。
戦乱の世は500年続いた。
中国西方の国「秦(しん)」。
奴隷の少年信が里典の家に買われてくる。
そこには奴隷の少年漂もいた。
奴隷から抜け出す方法は、剣だけであり、信は大将軍に憧れ、漂もいつか
戦場で大きな手柄を立てて奴隷の身分から成り上がって将軍になりたいと考えていた。
二人はお互いに剣の稽古を重ねる。
大臣の昌文君が見ていて、漂を身請けして王宮で働くことに。
漂がいなくなってから信は、一人で稽古を続ける。
ある晩、不審な物音で信が目を覚ますと、血だらけの漂がいた。
王宮で国王の弟が反乱を起こしたと言う。
漂は信に頼みたいことがあると言って、
「ここへ行け」と地図を託して亡くなる。
**
漂の血の跡を追ってやってきたセイキョウの手下の左慈と朱凶達は、
亡くなったのはエイ政ではなく、替玉の漂だと気づく。
信が地図の村に着くと、そこには漂にそっくりなエイ政がいた。
そこにセイキョウの刺客の朱凶が現れ、エイ政がやられそうになる。
信は漂の仇である朱凶と戦い、倒す。
二人は信の村が反乱軍によって焼き払われ、追手が迫っているのを見る。
信は一人で戦うと言うが、フクロウの被り物をした河了貂が、金目当ての手引きで抜け穴を教える。
3人は洞窟を通って反乱軍から逃れる。
信はエイ政について行くことにする。
身寄りのない貂も、二人に同行する。
エイ政の頼りは昌文君だけで、西の果てで合流する事になっていた。
その頃王宮では、セイキョウがエイ政の首を待っていた。
王騎将軍が、昌文君の首を持ってきた。
セイキョウは、褒美に領土を王騎に与える。
**
信、エイ政、貂は、山の民の領土に入る。
昌文君との合流地点である、
400年前に山の民と交流していた王家の避暑地の楼閣にいた。
エイ政が身の上を話す。
エイ政の母は平民の踊り子で、王族出身の母を持つセイキョウから疎まれていた。
父の死後、エイ政は13歳で即位するが、実権は呂不韋が取り、
権力を奪い合う大臣たちの争いの中でどうすることもできなかった。
翌朝、昌文君とその兵団が楼閣にやって来て、昌文君がエイ政との再会を喜ぶ。
追手と遭遇し、一戦交えたので遅れたと言う。
**
セイキョウを撃とうとしても、エイ政逹は数で圧倒的に不利で、他国は協力しないと思われた。
そこで400年前に秦王家と同盟関係にあった山の民に協力を仰ぐことにする。
しかし、秦国の都合で同盟を解消し、山の民を迫害し虐殺した過去があるので、
簡単にいくとは思えなかった。
エイ政達が奥深い谷間の山道を進むと、気味の悪い仮面をつけた山の民達に囲まれる。
貂が通訳し「秦の王が、山の民の王に会いに来た」と話す。
山の民達は一行を捕らえ、山の民の王に連れていく。
エイ政は山の王の前で過去の過ちを謝罪するが、長老達は口をそろえて、
長年の恨みでエイ政の首をはねろと言う。
エイ政は山の民の王に、
「恨みで剣を取るならいつか国が亡びる。自分は国境を全て失くす」と言う。
信が山の民の王に、
「こいつ困ってるんだ。力貸してやれよ。夢をかなえてやれよ」と説得する。
エイ政も頼む。
信の言葉に心を動かされた山の民の王、楊端和は仮面を取ると若く美しい女性であった。
楊端和はエイ政とかつてない強固な盟を組み、戦の準備を行う。
**
エイ政達は山の民と共に咸陽に向かい、
楊端和はセイキョウに同盟の復活を申し入れる。
味方と思わせて、城壁の中に入る作戦だ。
山の民の背後には数十万の兵がおり、味方に付ければ有利だと考えた。
セイキョウの家臣は山の民の軍勢を50名のみ、王宮に入ることを許可する。
入場して、仮面を取ったエイ政がセイキョウの兵を斬り、合戦が始まる。
それに乗じて、仲間の軍隊が入城。
エイ政達は次の門を越え、王宮の前の門にたどり着く。
信は、強敵ランカイを倒す。
セイキョウや竭氏たちのいる玉座の間へとたどり着く。
そこには、さらに強敵の左慈が立ちはだかる。
信は左慈を討ち果たす。
エイ政は、勝負は決まっているので殺す値打ちもないと、セイキョウを殴り倒す。
セイキョウ軍の武官の魏興は、エイ政を倒さないと反逆罪になると言い、
魏興と兵士がエイ政達を囲む。
そこに突然王騎の軍が現れる。
王騎は、エイ政に目指すべき王のあり方を尋ねる。
「中華を統一する最初の王となる。500年の騒乱を終わらせる」とエイ政が迷いなく答える。
王騎は満足したように笑みを浮かべる。
反乱軍の魏興達を、王騎は大きな宝刀の一振りでなぎ払う。
王騎は軍を撤収させる。
エイ政が反乱軍に対して命を保証すると宣言すると、
「俺たちの勝ちだー」と信が叫ぶ。
エイ政と信と貂は玉座の間に入る。
信はエイ政を中華の唯一王にすると決意を新たにする。
領地に戻った昌文君は、王騎が昌文君の領地をもらって守っていた事を知る。
THE END
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