メアリーの総て~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
メアリーの家はロンドンの本屋。
母は、作家で、女権拡張論者。
メアリーを産んですぐ亡くなった
**
父、継母、継母の連れ子である妹、腹違いの弟と暮らしている。
メアリーと義母の不仲を心配する父は、
メアリーをスコットランドのバクスター家に預けた。
メアリーは英国天才詩人シェリーと出会い、
二人は恋に落ちる。
メアリー16歳、シェリー21歳。
しかしシェリーには妻子があった。
彼は自由恋愛セックス主義者だった。
シェリーは、メアリーと駆け落ちする。
メアリーの妹クレアも付いてくる。
**
メアリー、シェリー、そしてクレアの三人の生活は
シェリーが父親から勘当されたために苦しいものだった。
そんな中でメアリーが妊娠する。
シェリーに臨時収入が入り、
召使付きの家に引っ越すが、
クレアとシェリーの金遣いの荒さや、
シェリーとの自由恋愛についての考え方の違い、
そして妻ハリエットの存在に苦しむ。
気晴らしにでかけた、
生体電気によってカエルの死体を蘇らせるショーに興味をもつ。
娘が生まれてすぐ、借金が返せず、夜逃げする。
冷たい雨に打たれて、その前から高熱を出していた娘は命を落とす。
絶望したメアリー。
クレアとシェリーが密かに肉体関係をもっているようでさらに苦しむ。
*
クレアが妊娠したという。
相手は、大富豪の詩人のバイロン卿。
金のない三名は、バイロン卿の別荘へ。
大富豪のバイロン卿の別荘での暮らしがはじまる
バイロンはシェリーの崇拝者。
別荘に滞在するポリドリ医師と、
メアリーは生体電気等の科学談義ができた。
**
ある夜、詩人バイロン卿は
「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と提案する。
ポリドリ医師は「バンパイア」
メアリーは「フランケンシュタイン」
**
バイロン卿は、クレアを、恋人ではなく遊び友達だと言った。
シェリーは元妻ハリエットが自殺したという便りを得て自責の念にかられる。
メアリーは生体電気で死体が蘇る怖い夢を見る。
クレアが産む子の養育費をバイロン卿が出すことが決まり、
翌日シェリーたち三人は帰途につく。
**
ロンドンに帰ったメアリーは、
憑かれたように書き続け『フランケンシュタイン』を完成させる。
それを読んだシェリーは傑作と認めた。
メアリーの原稿を読んだ出版者は18歳の娘がこの作品を書いたとは信じない。
何軒も出版社をまわって、ついに初版500部で出版されることが決まるが、
シェリーが序文を書くという条件付きだった。
読者はシェリーが作者だと思うだろう。
メアリーは打ちひしがれる。
**
やがて匿名で『フランケンシュタイン』が出版される。
シェリーと別居したメアリーの元をポリドリ医師が訪れる。
あの夜に思いついた『吸血鬼』が出版されたのだ。
ただし、バイロン卿の著書とされたことに医師は怒っていた。
プレゼントされた『吸血鬼』にはメアリーの父からことづかった、
『フランケンシュタイン』出版記念会への案内が挟まっていた。
出版記念会の晩、メアリーは父の書店に行く。
まず父が作品を称賛した後、
シェリーが、誤解されているのと違って自分はこの作品の著者ではないこと、
自分の貢献は著者に絶望をもたらしたことであることを話す。
でもメアリーはシェリーに、シェリーとの生活を選んだ自分の選択に後悔はしていないことを言う。
年月が経ち、シュリーとの間に生まれた男の子と街を歩く
メアリーは父の書店のガラス窓に『フランケンシュタイン』の新しい版が飾られているのを見る。
今度こそメアリーの名が著者として印刷されていた。
THE END
メアリーの家はロンドンの本屋。
母は、作家で、女権拡張論者。
メアリーを産んですぐ亡くなった
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父、継母、継母の連れ子である妹、腹違いの弟と暮らしている。
メアリーと義母の不仲を心配する父は、
メアリーをスコットランドのバクスター家に預けた。
メアリーは英国天才詩人シェリーと出会い、
二人は恋に落ちる。
メアリー16歳、シェリー21歳。
しかしシェリーには妻子があった。
彼は自由恋愛セックス主義者だった。
シェリーは、メアリーと駆け落ちする。
メアリーの妹クレアも付いてくる。
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メアリー、シェリー、そしてクレアの三人の生活は
シェリーが父親から勘当されたために苦しいものだった。
そんな中でメアリーが妊娠する。
シェリーに臨時収入が入り、
召使付きの家に引っ越すが、
クレアとシェリーの金遣いの荒さや、
シェリーとの自由恋愛についての考え方の違い、
そして妻ハリエットの存在に苦しむ。
気晴らしにでかけた、
生体電気によってカエルの死体を蘇らせるショーに興味をもつ。
娘が生まれてすぐ、借金が返せず、夜逃げする。
冷たい雨に打たれて、その前から高熱を出していた娘は命を落とす。
絶望したメアリー。
クレアとシェリーが密かに肉体関係をもっているようでさらに苦しむ。
*
クレアが妊娠したという。
相手は、大富豪の詩人のバイロン卿。
金のない三名は、バイロン卿の別荘へ。
大富豪のバイロン卿の別荘での暮らしがはじまる
バイロンはシェリーの崇拝者。
別荘に滞在するポリドリ医師と、
メアリーは生体電気等の科学談義ができた。
**
ある夜、詩人バイロン卿は
「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と提案する。
ポリドリ医師は「バンパイア」
メアリーは「フランケンシュタイン」
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バイロン卿は、クレアを、恋人ではなく遊び友達だと言った。
シェリーは元妻ハリエットが自殺したという便りを得て自責の念にかられる。
メアリーは生体電気で死体が蘇る怖い夢を見る。
クレアが産む子の養育費をバイロン卿が出すことが決まり、
翌日シェリーたち三人は帰途につく。
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ロンドンに帰ったメアリーは、
憑かれたように書き続け『フランケンシュタイン』を完成させる。
それを読んだシェリーは傑作と認めた。
メアリーの原稿を読んだ出版者は18歳の娘がこの作品を書いたとは信じない。
何軒も出版社をまわって、ついに初版500部で出版されることが決まるが、
シェリーが序文を書くという条件付きだった。
読者はシェリーが作者だと思うだろう。
メアリーは打ちひしがれる。
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やがて匿名で『フランケンシュタイン』が出版される。
シェリーと別居したメアリーの元をポリドリ医師が訪れる。
あの夜に思いついた『吸血鬼』が出版されたのだ。
ただし、バイロン卿の著書とされたことに医師は怒っていた。
プレゼントされた『吸血鬼』にはメアリーの父からことづかった、
『フランケンシュタイン』出版記念会への案内が挟まっていた。
出版記念会の晩、メアリーは父の書店に行く。
まず父が作品を称賛した後、
シェリーが、誤解されているのと違って自分はこの作品の著者ではないこと、
自分の貢献は著者に絶望をもたらしたことであることを話す。
でもメアリーはシェリーに、シェリーとの生活を選んだ自分の選択に後悔はしていないことを言う。
年月が経ち、シュリーとの間に生まれた男の子と街を歩く
メアリーは父の書店のガラス窓に『フランケンシュタイン』の新しい版が飾られているのを見る。
今度こそメアリーの名が著者として印刷されていた。
THE END
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