2 フランス映画 年代別に

2 フランス映画 年代別に
観た映画も一万本をこえて
年代別に総括します。
まずは1930年代 その2
ハリウッド映画は
恋愛成就するまでの
ハッピーエンドを描くことが多いです。
僕がフランス映画や
フランス小説に興味があるのは
ハッピーエンドのその後、
恋愛成就した後のことが
多く描かれているからです。
二人が恋愛成就した後を描きたがる。
たとえばフランソワーズサガンは、
それを愛の倦怠「アンニョイ」と表現
フランス人の恋愛は
韓国人と同じ9割は血液B型なので、
好きなら、ためらわずにアタックする。
だから恋愛成就のプロセスで
酔うストーリーは少ないようです。
以下が僕の1930年代ランキングです。
舞踏会の手帖(1937)A~過去の男を訪ね歩く
望郷(1937)B~ジャン・ギャバン、パリへの思いに自殺
大いなる幻影(1937)C~捕虜兵士の脱走劇
北ホテル(1938)C~フランス男の恋愛至上主義、失恋は死に値する
巴里の屋根の下(1930)~パリでの恋の争奪戦
巴里祭(1932) C
ミモザ館(1935)C~母であり恋人であるハザマ
霧の波止場(1938) F
*
真のフランス映画ファンなら
昔、原宿にあったミモザ館
望郷のジャンギャバンのラストの演技
語れないと、フランス映画知らずになるかも?
「望郷」は日本映画に多大な影響を与えて、
本作のオマージュ作品が多い。
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