フェリックスとローラ～概要ですが最後までネタバレ編

概要ですが最後までネタバレ

父から受け継いだ移動遊園地を経営するフェリックス。

寂し気な表情で1人乗車している女性に釘付けに。

その後フェリックスは、園内の食堂で見かけて声をかけた。

「私を雇う気はない？」と女性に申し出られたフェリックスは、即座に了承。

“ローラ”と名乗る。

後ろから来た車に驚き逃げ出したりと、謎めいた行動をとる。

翌日からローラは勤務を始め、すぐに業務をこなしていく。

「ある男に追われている」

フェリックスは力になりたいと申し出て、好きになってしまう。

ローラはフェリックスに突然キスすると、そのまま姿を消した。

＊＊

数日して、

閉園作業をしていたフェリックスは、

照明の消えたバンパーカーにローラが乗っていることに気づく。

フェリックスはBGMを流し、2人は抱きしめ合った。

その夜フェリックスとローラは結ばれ、

ローラは彼のトレーラーで暮らすことになった。

まだ追われている顔をするローラに

「君のことを教えてくれ」と切り出した。

6歳になる娘がいて昨日も彼女に会いに行ったものの、

歌手である元夫が会わせてくれない。

「私を助けてほしい」と。

ローラはフェリックスの気持ちを確かめるように

「愛のために死ねる？」と問うので、

「できる」と答え、もう絶対に離さないと誓うフェリックス。

「元夫が死ねば、私たちは幸せになれる」と言うローラ。

悩んだ末にフェリックスは、ローラから渡された銃を持って

元夫が歌うバーへ向かう。

そこへローラが店へ来て、フェリックスを止めた。

フェリックスは

「愛しているとの言葉だけじゃ足りないのか」と激怒。

フェリックスの本気さを知ったローラは、今度こそ真実を話す。

本当は娘もいないし、あの男も交際はしたけど夫ではない。

嘘をつかないと誰も自分を見てくれず、

不幸なフリをして気を引くのだとローラは打ち明けた。

本当はローラという名前じゃないと告白しても、

フェリックスは「君にぴったりだ」と、こたえる。

「子供がいなくて残念だ」

「これからつくるわ」

「そうだな」

THE END