ひだるか~概要ですが最後までネタバレ編
原陽子(岡本美沙)は、
福岡中央テレビの売れっ子ニュースキャスター。
経営難に直面して、キャスターとリポーターの兼任を迫られる。
職場の上司で恋人・森嶋純一(四方堂亘)は、助けてくれない。
森嶋自身が製作部長に抜擢されたばかりで、
リストラを推し進める立場に立っていた。
外資のテレビ局に買収されることが決定。
大阪で生まれ育った陽子だが、
父親の謙作は、三池炭鉱のある炭都町の出身だった。
炭鉱を舞台にした劇『ひびきの石』に興味をしめす。
内容は
1960年にあった
三池炭鉱合理化に伴う1200名の指名解雇撤回を求めた
リストラ反対大運動。
陽子は、かつて三池の労働者であった父・謙作から何も聞かされていない。
リストラ反対で、何が起こったのかを検証したい。
なんとか観光紹介という名目で、取材に入る。
しかしスポンサーの関係からリストラの部分はカットされる。
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恋人の上司から、結婚の話もない。
父のリストラ反対運動の影響をうけたのか?
テレビで「外資系に吸収されようとしていると」
暴言を吐いてしまう。
途中で、暴言は、CМに切り替えられた。
恋人の上司には「さよなら」と、言い残して去っていく。
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例の劇で親しくなった団員に
「テレビ局は、首になるかも。
わたし、ひだるかの女を 卒業できるかな?」と
言って映画は終わる。
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「ひだるか」とは、三池炭鉱夫の方言で
「ひもじくて、だるい」の意味。
THE END
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