麻雀放浪記~概要ですが最後までネタバレ編
戦後復興期の東京。
町をふらついていた17歳の真田広之は暴漢に襲われる。
暴漢の顔を覗いてみれば顔見知りの上州虎だった。
上州虎は真田広之が軍需工場で働いてい時の同僚であり、
真田広之に博打の打ち方を教えてくれた師匠だった。
真田広之は、上州虎に、
勝ち分の半分を渡すことを条件に賭場まで連れて行ってくれた。
賭場はチンチロリン賭博。
好調に勝ち続ける上州虎が真田広之から金を借りようとすると、
博徒のドサ健から金銭の貸し借りを禁じられ、
上州虎は賭場を追い出されてしまった。
取り残された真田広之にアドバイスをくれたのはドサ健だった。
様々な修羅場を乗り越えてきたドサ健の生きたアドバイスで勝ちを重ね、
得た金でドサ健と飲みに行くが、
博打の授業料としてしっかり金を差し引かれた。
真田広之は、オックスクラブという雀荘を教えてもらい、
一稼ぎしようとドサ健と一緒に店へ乗り込む。
オックスクラブには
日本人のみならず沢山のアメリカ人達が麻雀を打ちに来ていた。
真田広之は、
アメリカ人達を相手に麻雀を打ち始めるが、負けが込み始める。
肝心のドサ健は早々に勝負を切り上げ、
真田広之を置き去りにして帰ってしまう。
取り残された真田広之はなおも負け続け、
挙句に金を持っていないことが発覚するとアメリカ人からボコボコに殴られてしまう。
**
オックスクラブのママは怪我の手当てをしてやり、落ち込む真田広之を自宅に泊めてやります。
真田広之を気に入ったママは博打の世界にはボスと手下と敵の三つしかいないと教え込む。
関係になった二人はコンビを組むことになり、
真田広之はママに付いて一から麻雀の手ほどきをうける。
勝つためのイカサマ技も習得。
ママは強くて 米軍の関係者に送ってもらっている時に
勝ち金をとられることもあった。
**
別の雀荘で、
並外れた麻雀の腕前を持つ出目徳と出会う。
上州虎の親友でもある出目徳の家に居候することになった真田広之は
タダで泊めてもらう代わりに
出目徳の手下になり、コンビを務めることになる。
コンビで協力して天和を仕込む「2の2の天和」などの
イカサマ技を伝授された真田広之は
出目徳とともに様々な雀荘で稼ぎを増やしていく。
出目徳の次の狙いは上野界隈で荒稼ぎをしているドサ健を叩きのめすこと。
ドサ健の恋人まゆみが営む雀荘の喜楽荘に乗り込んだ出目徳はドサ健に勝負を挑み、
真田広之と組んで必殺技「2の2の天和」を駆使して勝ちを積み重ねていく。
二回連続、天和は、やりすぎ?。
有り金を使い切ったドサ健はついには喜楽荘の土地の権利書まで持ち出し勝負に挑みますが、
為すすべもなく惨敗。
その後まゆみは無一文になってしまったドサ健を支えるためにキャバレーで働き出します。
真田広之は、コンビを解消する。
一方博打を打つ金の無いドサ健は、
まとまった金を作るために、
まゆみを売ることに。
ドサ健に惚れ込んでいるまゆみは苦悩の末、売春婦になることを決意。
麻雀仲間は、ひとまず、まゆみを預かることに。
**
ドサ健が出目徳と、もう一度勝負をする。
出目徳と真田広之、ドサ健と女衒の達の4人による勝負が幕を開けると、
まず出目徳と真田広之が好調に勝ちを重ねていく。
ドサ健も次第に勝負強さを取り戻し、
女衒の達からまゆみと喜楽荘の権利書を取り戻す。
夜になっても女衒の達の一人負けが続いていたが、
やがて出目徳の体調に異変が生じはじめます。
ヒロポンの打ち過ぎのようだ。
出目徳は身体を小刻みに震わせたかと思うと、
雀卓に突っ伏したまま絶命してしまう。
その時の手が「九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう」で 上がっていたのだ。
ドサ健は、死んだら負けだとつぶやき、
出目徳の所持金や身に付けていた金品をすべて取り上げてしまう。
そして三人は三輪自転車の荷台に遺体を乗せ、
出目徳の自宅の前に亡骸を葬りなげる。
ドサ健は出目徳の亡骸を見下ろしながら「いい勝負師だった」とつぶやき、
女衒の達も、出目徳のような玄人(バイニン)になってみせると言った。
帰路の途中で勝負に参戦することになった上州虎で、再戦することに。
ドサ健と女衒の達を自転車に乗せて、真田広之は喜楽荘へと急ぐのだった。
THE END
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町をふらついていた17歳の真田広之は暴漢に襲われる。
暴漢の顔を覗いてみれば顔見知りの上州虎だった。
上州虎は真田広之が軍需工場で働いてい時の同僚であり、
真田広之に博打の打ち方を教えてくれた師匠だった。
真田広之は、上州虎に、
勝ち分の半分を渡すことを条件に賭場まで連れて行ってくれた。
賭場はチンチロリン賭博。
好調に勝ち続ける上州虎が真田広之から金を借りようとすると、
博徒のドサ健から金銭の貸し借りを禁じられ、
上州虎は賭場を追い出されてしまった。
取り残された真田広之にアドバイスをくれたのはドサ健だった。
様々な修羅場を乗り越えてきたドサ健の生きたアドバイスで勝ちを重ね、
得た金でドサ健と飲みに行くが、
博打の授業料としてしっかり金を差し引かれた。
真田広之は、オックスクラブという雀荘を教えてもらい、
一稼ぎしようとドサ健と一緒に店へ乗り込む。
オックスクラブには
日本人のみならず沢山のアメリカ人達が麻雀を打ちに来ていた。
真田広之は、
アメリカ人達を相手に麻雀を打ち始めるが、負けが込み始める。
肝心のドサ健は早々に勝負を切り上げ、
真田広之を置き去りにして帰ってしまう。
取り残された真田広之はなおも負け続け、
挙句に金を持っていないことが発覚するとアメリカ人からボコボコに殴られてしまう。
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オックスクラブのママは怪我の手当てをしてやり、落ち込む真田広之を自宅に泊めてやります。
真田広之を気に入ったママは博打の世界にはボスと手下と敵の三つしかいないと教え込む。
関係になった二人はコンビを組むことになり、
真田広之はママに付いて一から麻雀の手ほどきをうける。
勝つためのイカサマ技も習得。
ママは強くて 米軍の関係者に送ってもらっている時に
勝ち金をとられることもあった。
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別の雀荘で、
並外れた麻雀の腕前を持つ出目徳と出会う。
上州虎の親友でもある出目徳の家に居候することになった真田広之は
タダで泊めてもらう代わりに
出目徳の手下になり、コンビを務めることになる。
コンビで協力して天和を仕込む「2の2の天和」などの
イカサマ技を伝授された真田広之は
出目徳とともに様々な雀荘で稼ぎを増やしていく。
出目徳の次の狙いは上野界隈で荒稼ぎをしているドサ健を叩きのめすこと。
ドサ健の恋人まゆみが営む雀荘の喜楽荘に乗り込んだ出目徳はドサ健に勝負を挑み、
真田広之と組んで必殺技「2の2の天和」を駆使して勝ちを積み重ねていく。
二回連続、天和は、やりすぎ?。
有り金を使い切ったドサ健はついには喜楽荘の土地の権利書まで持ち出し勝負に挑みますが、
為すすべもなく惨敗。
その後まゆみは無一文になってしまったドサ健を支えるためにキャバレーで働き出します。
真田広之は、コンビを解消する。
一方博打を打つ金の無いドサ健は、
まとまった金を作るために、
まゆみを売ることに。
ドサ健に惚れ込んでいるまゆみは苦悩の末、売春婦になることを決意。
麻雀仲間は、ひとまず、まゆみを預かることに。
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ドサ健が出目徳と、もう一度勝負をする。
出目徳と真田広之、ドサ健と女衒の達の4人による勝負が幕を開けると、
まず出目徳と真田広之が好調に勝ちを重ねていく。
ドサ健も次第に勝負強さを取り戻し、
女衒の達からまゆみと喜楽荘の権利書を取り戻す。
夜になっても女衒の達の一人負けが続いていたが、
やがて出目徳の体調に異変が生じはじめます。
ヒロポンの打ち過ぎのようだ。
出目徳は身体を小刻みに震わせたかと思うと、
雀卓に突っ伏したまま絶命してしまう。
その時の手が「九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう」で 上がっていたのだ。
ドサ健は、死んだら負けだとつぶやき、
出目徳の所持金や身に付けていた金品をすべて取り上げてしまう。
そして三人は三輪自転車の荷台に遺体を乗せ、
出目徳の自宅の前に亡骸を葬りなげる。
ドサ健は出目徳の亡骸を見下ろしながら「いい勝負師だった」とつぶやき、
女衒の達も、出目徳のような玄人(バイニン)になってみせると言った。
帰路の途中で勝負に参戦することになった上州虎で、再戦することに。
ドサ健と女衒の達を自転車に乗せて、真田広之は喜楽荘へと急ぐのだった。
THE END
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