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カビリアの夜 ネタバレ編

ネタバレです。

いきなり最初のシーンは男に殺されて、
川に沈むが、そこから生きかえったところから始まる。

好きになってはフラれる女がいる、名前はカビリア。

自分が尽くしたのだから後悔はしないのだろうか。
落ち込むことはない。

そしてまた言い寄る男がでてきた。

いつのまにか男を好きになり、
貧乏な男のために一生懸命に娼婦をやりながら、
お金を稼ぐ。 
「嫌われ松子の一生」と同じパターン。

お金がある程度大金になり、
男に渡すと、
男は彼女を暗い方へ連れてゆこうとする。

「神様はいたのね(結婚できて、幸福)」

湖の近くにきて

「泳げるかい?」

「この前 川に突き落とされたの 死ぬところだった」

「・・・・」

はっとするカビリア

「ねぇ 殺さないわよね。 何か言って。 お金。 やっぱりお金なのね」

「・・・・」

「もう殺して。 こんな生活うんざりよ」

カビリアは必死でその場を逃げる。
この男は巧妙な詐欺師なのだ。
観客もわからないように素朴な衣装で、
まさにこんな男が詐欺師なのだろう。
純朴誠実という仮面をかぶるのがうまい。

「嫌われ松子の一生」の方は
男に貢ぐが、騙されたと
わかると逆上して殺傷となる。

カビリアはまた男に騙されてしまったと、
なんとも言えない表情をして
もう一度人生をやりなおそうとする。
その夜のシーンは
「風と共に去りぬ」に似ている。
女性のおそるべき生命力。

どんなに踏まれても雑草のように生きていく

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