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ふたりの女王 メアリーとエリザベス~概要ですが最後までネタバレ編

メアリー・ステュアート

スコットランド王ジェームズ5世とフランス貴族ギーズ公家出身の王妃メアリー・オブ・ギーズの長女。
ジェームズ5世が30歳で急死すると、
長男と次男が早世していたため、
わずか生後6日で王位を継承した。

1548年、
イングランド軍がスコットランド軍に勝利。
王母メアリーの提案で
メアリーはフランスのアンリ2世の元に逃れ、
以後フランス宮廷で育てられた。

16歳でフランス王妃に、
18歳で夫を病気で亡くし未亡人となり、
スコットランドへ帰国。

メアリーの帰りを待っていたのは、
腹違いの兄・マリ伯と保守的な臣下たちだった。

隣国のイングランドでは、
国王ヘンリー8世の次女で
メアリーの従姉妹、女王エリザベスⅠ世が国を統治していた。



カトリック信者のメアリーは、

宗教は個人の自由と主張するが、

プロテスタントの長老ジョン・ノックス、

女性が力を持つことを好まない臣下

マリ伯や国務大臣メイトランドと、

メアリーの人望は皆無。

* 

イングランドでもメアリーに王位継承を諦めさせるようと策が練られていた。

それで、エリザベス女王の寵臣とメアリーを結婚させようとした。

その相手に選ばれたのは、エリザベス女王の枢密顧問官であり、

寵愛を受けていたレスター伯爵だった。

エリザベスは、自分が結婚することで権力争いが起こることを何より恐れていた。

自分は結婚せず子供も産まないと非婚宣言をしていた。

レスター伯爵はエリザベスの心中を察しながらも側にいてくれる大事な恋人だった。

国の混乱を避けるため、エリザベスは泣く泣くレスター伯爵をメアリーの元へと送った。

メアリーは、

「今は結婚よりも王位継承が先よ。女同志で会って話がしたい」と突き返した。 

メアリーの態度に表面上は穏やかに対応するも、エリザベスは面会を拒否。

ある日メアリーは、エリザベスが自分との面会を拒絶する理由を突き止めた。

エリザベスは、天然痘を患っていたのだ。

死は免れたものの、髪の毛は抜け落ち、顔には醜い痕が残っていた。

それを知ったメアリーは言う。

「私はエリザベスとは違う。子供を産める女よ」。

メアリーの元に、イングランドを追われたシチュアート家が挨拶にやってきた。

子息のダーンリー卿と恋に落ちるメアリー。

周りはふたりの結婚に反対した。 

メアリーは、心配し忠告する義兄マリ伯までも、追放してしまう。

危ういメアリー、自分の立場を知らない。

ダーンリー卿は酒癖が悪く、横暴な性格だった。

男色の彼は、メアリーの男性秘書リッチオと関係を持ってしまう。

メアリーは自分の立場を強固にするために、

正統な王位継承者となる息子の出産を望んだ。



ジョン・ノックスらプロテスタントはメアリーに反乱を仕掛けます。

メアリーはダーンリー卿と軍を率いて反乱鎮圧。

勝利の後、メアリーはダーンリー卿と自らセックスを始めてしまう。

やがてメアリーは妊娠。

メアリーは待望の男の子を授かる。

その男の子は、ジェームスと名付けられた。

**
メアリーは息子ジェームスの権力を保持するため、

エリザベスにジェームスの代母になって欲しいと書簡を送った。

エリザベスと確固たる約束を交わしたいメアリー。

書簡には、エリザベスに子供が産まれた場合にはその子を王へ。

ただし、それまでは我が子ジェームスを王位継承者に認めて欲しいという内容だった。 

エリザベスは、知らないふりをした。

**
メアリーがジェームスを産んだことで、スコットランドでは権力争いが熾烈になる。

メアリーの夫・ダーンリー卿の父親は、

息子がただの種馬で、子供が産まれると、

用なしになり、権力がなくなるのを恐れ、

プロテスタントの長老ジョン・ノックスと追放されたマリ伯、

国務大臣メイトランドとともに、メアリーの嘘のスキャンダルをでっち上げる。

メアリーが秘書のリッチオ(イタリア人)と愛人関係にあるとし、

みんなで、リッチオを、メアリーの目の前で殺害。

臣下の企みで、ダーンリー卿は城を追い出される。

理由はメアリーを暗殺して国王になる企て。

そしてダーンリー卿は暗殺される。

メアリーは臣下ボズウェル伯から

王子と離れて安全な場所に避難することをすすめられた。

ボズウェル伯の領地に避難したメアリーは、ボズウェル伯から強姦された。

ダーンリー卿を暗殺したのは、ボズウェル伯だった。

ボズウェル伯と結婚させられる。

しかし他の臣下は、その結婚でボズウェル伯が国王になるのに反対。

メアリーに退位を迫る。

メアリーは、いよいよ窮地に追い込まれる。

スコットランドの民は、再婚が目的で夫を暗殺した女王メアリーの追放を要求。

行き場を失くしたメアリーは、隣国の女王エリザベスに助けを求めた。

エリザベスは正統な王位継承権を持つメアリーを、イングランドに迎えるわけにはいかない。

ふたりの女王は極秘の会合を設ける。

町の外れで初めて言葉を交わすふたりの女王。

エリザベスは醜い自分の顔を隠すかのように何枚もの布をたらし、

メアリーが近づくと、遠ざかる。

顔を見せてと迫ったので、

エリザベスは、ついに堂々と向き合うことを決心。

天然痘の痕を隠すため、顔には白塗りの厚化粧をし、

赤毛の大きなカツラを付けていたエリザベスに、

「もう信じられるのはあなただけ。

私はひとりぼっち。一緒なら男たちに勝てるわ」

と言いながらも、

自分の方が身分が上だと一歩も引かないメアリー。

あなたより正当な後継者よ。

メアリーはヘンリー7世の長女の子。

エリザベスはヘンリー7世の次男の子。

姉を殺せないエリザベス。

エリザベスはメアリーの保護を約束。

それは幽閉を意味していた。

その後、メアリーは幾度となく女王暗殺を企てたと密告がある。

18年後、1587年

とうとう決定的な暗殺依頼の手紙が見つかってしまう。

エリザベスはメアリーを守り切れなかった。

処刑のサインをするエリザベス。

断頭台の上には、真っ赤なドレスを身にまとったメアリー・スチュアートの姿が。

その赤色はカトリックの殉教者のようだった。 

それから

エリザベスは45年に渡り、女王の座あった。

その子ジェームズはスコットランド王として即位し、

またエリザベス1世の死後は、

イングランド王位をあわせ継いだ。

以後スコットランドとイングランドは同君連合を形づくり、

18世紀のグレートブリテン王国誕生の端緒となった。

終生未婚で、子孫を残さなかったエリザベス1世に対し、

メアリーの血は連綿として続き、

以後のイングランド・スコットランド王、グレートブリテン王、

連合王国の王は、すべてメアリーの直系子孫である。

THE END
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