ラストレシピ~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
料理人・二宮和也は
妥協を許せず、自分の店をつぶした。
それからは味の再現で、報酬を得ていた。
二宮和也は
一度食べた味を再現できる能力を持っていた。
例えば
閉店した島津亭のオムライスを
再現させて、100万の報酬をもらう。
*
口コミで有名になった二宮和也に、ビッグな依頼が来る。
頭金300万 成功報酬5千万
日本軍が作った大日本帝国食菜全席という幻のレシピを探して、
それを再現してほしい。
大日本帝国食菜全席は、日本が満州国を治めていた1930年代に、
満漢全席を上回るメニューを作らせるために、
麒麟の舌を持つとされた天才料理人・西島秀俊に命じた。
==
依頼者から探すヒントとして、西島秀俊の助手に会うように言われる。
(料理人なのに、探偵の仕事だけど、お金が欲しいのだろう)
助手を探したが、幻のレシピは見つからない。
その助手は、ロシア人のダビッド・グーテンバーグが知っていると言う。
二宮和也はハルピンに行き、ダビットに会う。
ダビットの父は当時、ハルピンでレストランを経営。
西島秀俊はダビットの父と親しくなり、あのレシピを渡していたのだ。
レシピは、正副あって、副の方を渡した。
理由が、ちょっと?の話
天皇が満州にこられるときに、
料理に毒を盛ってもらいたいという。
毒を盛っても、天皇陛下が死ぬわけではなく。
天皇が口をつける前に毒見役がいるため、死ぬのは毒見役。
大切なのは「陛下が暗殺されかかった」という事実。
日本軍は暗殺の犯人として中国人の助手のせいにして。
中国側が天皇暗殺を図ったという筋書きを作りたいのだった。
(? 絶対に料理に自信のある西島秀俊に、
そんな策略を披露する?
だまってやるだろう?)
*
それで西島秀俊は、正のレシピを燃やしてしまう。
ダビットの父にレシピが渡って、
そのレシピは中国人に渡したという。
*
西島秀俊には娘・幸が生れていた。
レシピは、ダビットの父から
西島秀俊の助手だった中国人に渡った。
その中国人が今回の依頼者だった。
*
話の説明のための無意味な調査
ここからが本題
二宮和也は再び、依頼者に会いにゆく
依頼者は、死んだ西島秀俊の娘・幸に会いにゆき、
レシピを渡す。
娘・幸は料理人と結婚したが、夫は夭折しており、
当時3歳の息子とアパートで暮らしていた。
父親のレシピを見て喜んだ幸は、
父親代わりに育ててくれた人物をアパートに電話で呼び出した。
それは、父が死ぬ間際に娘を託した料理長、鈴木でした。
鈴木は父の言葉を守り、自分の娘のように育てていた。
そのレシピを元にして、幸は飲食店を始めようとするが、
開店直前に隣の店が火事を起こし、幸の店も燃えてしまう。
火事の時に燃えそうになった父のレシピを取りに、
火中へ入り、
レシピは無事だが、幸は亡くなる。
その話を聞いて、思い出す二宮和也。
死んだ母の話なのだ。
そして西島秀俊は、二宮和也の祖父だった。
*
残された幸のひとり息子(二宮和也)は
鈴木料理長の息子・鈴木太一が経営する施設で育った。
鈴木太一のDVに近い対応に、反抗して、
太一が死んでも、葬儀にさえこなかった。
つまり二宮和也は、良い意味ではめられていた。
二宮和也の周囲の関係者が企んだ。
レシピは太一の手にあり、
死によって、レシピを渡し損ねていた。
レシピを渡すことは可能だが、
借金を抱えて自分の道を貫こうと意固地になっている二宮和也に、
ただレシピを渡すだけでは、思いまでは伝わりません。
そこで依頼という形を取り、レシピを探させた。
レシピを手にした二宮和也に、
親友の健が「最後のページ、見てみろよ」と言う。
母・幸がレシピを付け足していた。
ビフカツサンドが加わっていた。
健「大切なものは、すぐ近くにあったんだな」
二宮和也は、その後レシピに手を加えていく。
(エンドロール)
〝大日本帝国食菜全席〟の紹介
西島秀俊バージョン、
さらに二宮和也がアレンジしたバージョン。
原作者が世界的に有名な料理研究家だから
リアルです。
大日本帝国食菜全席は実在しませんが。
THE END
.
料理人・二宮和也は
妥協を許せず、自分の店をつぶした。
それからは味の再現で、報酬を得ていた。
二宮和也は
一度食べた味を再現できる能力を持っていた。
例えば
閉店した島津亭のオムライスを
再現させて、100万の報酬をもらう。
*
口コミで有名になった二宮和也に、ビッグな依頼が来る。
頭金300万 成功報酬5千万
日本軍が作った大日本帝国食菜全席という幻のレシピを探して、
それを再現してほしい。
大日本帝国食菜全席は、日本が満州国を治めていた1930年代に、
満漢全席を上回るメニューを作らせるために、
麒麟の舌を持つとされた天才料理人・西島秀俊に命じた。
==
依頼者から探すヒントとして、西島秀俊の助手に会うように言われる。
(料理人なのに、探偵の仕事だけど、お金が欲しいのだろう)
助手を探したが、幻のレシピは見つからない。
その助手は、ロシア人のダビッド・グーテンバーグが知っていると言う。
二宮和也はハルピンに行き、ダビットに会う。
ダビットの父は当時、ハルピンでレストランを経営。
西島秀俊はダビットの父と親しくなり、あのレシピを渡していたのだ。
レシピは、正副あって、副の方を渡した。
理由が、ちょっと?の話
天皇が満州にこられるときに、
料理に毒を盛ってもらいたいという。
毒を盛っても、天皇陛下が死ぬわけではなく。
天皇が口をつける前に毒見役がいるため、死ぬのは毒見役。
大切なのは「陛下が暗殺されかかった」という事実。
日本軍は暗殺の犯人として中国人の助手のせいにして。
中国側が天皇暗殺を図ったという筋書きを作りたいのだった。
(? 絶対に料理に自信のある西島秀俊に、
そんな策略を披露する?
だまってやるだろう?)
*
それで西島秀俊は、正のレシピを燃やしてしまう。
ダビットの父にレシピが渡って、
そのレシピは中国人に渡したという。
*
西島秀俊には娘・幸が生れていた。
レシピは、ダビットの父から
西島秀俊の助手だった中国人に渡った。
その中国人が今回の依頼者だった。
*
話の説明のための無意味な調査
ここからが本題
二宮和也は再び、依頼者に会いにゆく
依頼者は、死んだ西島秀俊の娘・幸に会いにゆき、
レシピを渡す。
娘・幸は料理人と結婚したが、夫は夭折しており、
当時3歳の息子とアパートで暮らしていた。
父親のレシピを見て喜んだ幸は、
父親代わりに育ててくれた人物をアパートに電話で呼び出した。
それは、父が死ぬ間際に娘を託した料理長、鈴木でした。
鈴木は父の言葉を守り、自分の娘のように育てていた。
そのレシピを元にして、幸は飲食店を始めようとするが、
開店直前に隣の店が火事を起こし、幸の店も燃えてしまう。
火事の時に燃えそうになった父のレシピを取りに、
火中へ入り、
レシピは無事だが、幸は亡くなる。
その話を聞いて、思い出す二宮和也。
死んだ母の話なのだ。
そして西島秀俊は、二宮和也の祖父だった。
*
残された幸のひとり息子(二宮和也)は
鈴木料理長の息子・鈴木太一が経営する施設で育った。
鈴木太一のDVに近い対応に、反抗して、
太一が死んでも、葬儀にさえこなかった。
つまり二宮和也は、良い意味ではめられていた。
二宮和也の周囲の関係者が企んだ。
レシピは太一の手にあり、
死によって、レシピを渡し損ねていた。
レシピを渡すことは可能だが、
借金を抱えて自分の道を貫こうと意固地になっている二宮和也に、
ただレシピを渡すだけでは、思いまでは伝わりません。
そこで依頼という形を取り、レシピを探させた。
レシピを手にした二宮和也に、
親友の健が「最後のページ、見てみろよ」と言う。
母・幸がレシピを付け足していた。
ビフカツサンドが加わっていた。
健「大切なものは、すぐ近くにあったんだな」
二宮和也は、その後レシピに手を加えていく。
(エンドロール)
〝大日本帝国食菜全席〟の紹介
西島秀俊バージョン、
さらに二宮和也がアレンジしたバージョン。
原作者が世界的に有名な料理研究家だから
リアルです。
大日本帝国食菜全席は実在しませんが。
THE END
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