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火星のわが家~概要ですが最後までネタバレ編


概要ですが最後までネタバレ

ニューヨークに渡りジャズ・ヴォーカリストとして

活動している未知子が、2年半ぶりに帰国した。

精神的な問題からステージに立つと
声が出なくなるという症状に悩まされていた。

郊外の実家にひとりで暮らす父・康平は、
そんな未知子に
「人間の悩みなど宇宙から見ればちっぽけなものだ」と優しく励ます

父は、かつて全日本宇宙旅行協会の会長として数々の著書を発表したり、

「1口1000円で火星にわが家をもちませんか」
と、声をかけたら、五千人が応募したなど。
変わった経歴がある。

実家には、間借り人堺雅人がいた。

父の後輩の息子で、自伝をまとめさせていた。

*

ある朝、康平が脳梗塞の発作で倒れ入院、
左半身麻痺となってしまった。
未知子は滞在を延期して退院した父のリハビリに付き添うが、
既に嫁いでいる姉の久仁子は介護施設に任せることを提案する。

姉は、母が早死にしたのを父の道楽のせいだと思っており、

また父の浮気も許せなかった。

妹へのえこひいきも感じていた。

姉はピアノで進学させてもらえなかったし、父を嫌いだった。

それでも、遺産相続で不利になるのを懸念して、

未知子と交代で父康平の面倒を看ることになる。



リハビリの合間を縫って、
自伝は完成したが、無名なので、
どこの出版社も受け付けない。
それで一万円で電子出版することに。

そんな中、未知子と堺雅人は互いに好意を寄せ合うようになっていた。
しかし、精神的に安定しない未知子には、
まだ堺雅人を受け入れることが出来ず、
セックスはこの精神病では控えるように言われていると拒否する。

そんななか、堺雅人は姉久仁子(人妻)に誘惑されて、関係してしまう。
姉の妹への復讐なのだ。
未知子に、そのことがわかって、二人の関係は気まずくなってしまう。



自伝で雑誌社から取材がある。
「20世紀の奇人特集」

質問される。
火星の土地に、その当時大金の500万の収入は、どうなったか? 

それは会の活動に消えたと答える。

「詐欺では?」 

「いや!詐欺ではなく夢を買ってくれたのだ」


ニューヨークから未知子に
オーディション合格の報せが届いた。
いつしか心も癒え、
声も出るようになっていた未知子はニューヨークへ戻ることを決意。

ところが出発を目前に控えたある日、
久仁子によって介護施設に入れられた康平が、
施設暮らし数日で風邪をこじらせてしまう。
心配した未知子は、病院に連れていく。
軽い肺炎だという医師の所見だったが、
肺炎じゃなくて、重病で、
そのまま帰らぬ人となってしまった。


葬儀を終え、ニューヨークへ出発することになった未知子は、
やはり家を出ていくことになった堺雅人とベランダに立ち、

「お姉さんとあんなことになって」

「もう忘れることにします。
しかしあの時本当は抱かれたかった。それを後悔してます」

「また いつか 一緒に暮らせたらと思ったりします」

「私もそう考えていましたよ」

「おとうさん!
もう(火星に)着いたかな」


火星へ旅立った父のことを想うのだった。

THE END
.

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