海よりもまだ深く~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
小説家の阿部寛は
過去に文学賞を獲得したものの、
以来筆も進まず、
現在は興信所で働いている。
探偵はあくまで取材だと言い訳し、
ギャンブル好きでお金にだらしなく、
生活できずに
妻が働きに行く始末で、とうとう離婚。
*
息子にいい顔したい阿部寛は
息子の野球道具費用の捻出に動き回る。
団地に住む母・樹木希林の所へ行き、
死んだ父のもので、金目のあるものを物色したりする。
*
阿部寛は同僚とグルになって、依頼者の金を横領している。
探偵依頼は、浮気調査が主。
*
元妻に恋人がいることを知った阿部寛は、尾行すると、
恋人が息子にグローブを買い与えていて、ショックを受ける。
*
出版社から漫画の原作を打診された阿部寛は、
プライドが邪魔し断る。
まるで融通の利かない、
妻への養育費を延滞しているのに。
阿部寛の横領がばれて、探偵会社の上司に回収される。
*
息子との月一の面会の日が来て、
阿部寛は彼にスパイクを買い、二人の絆にと宝くじも購入。
しかし養育費が用意できない。
元妻が息子を迎えに樹木希林の団地に。
台風も近づき、樹木希林の希望もあって
急遽三人は一つ屋根の下に泊ることに。
皆が寝静まった頃
阿部寛は養育費捻出のために
家の中を漁り、父の硯を見つける。
目が覚めた樹木希林が来て、
「幸せは、何かを諦めないと手に出来ない」と阿部寛に呟きました。
ラジオからテレサ・テンの『別れの予感』が流れ、
「海よりも深く人を好きになったことなんてない。
ないから生きていける」とも話しました。
嵐が深まる中、阿部寛はトイレに起きた息子を連れ公園へ。
阿部寛も台風の日に父と同じように過ごしたことがあった。
その間、妻に樹木希林は、阿部寛との修復を打診したが無理だった。
それでも今後も会おうと元妻が言うと、
樹木希林はへその緒を彼女に託しました。
すべり台の中で
息子がなりたいものは公務員と話すと、
阿部寛
「大切なのはなれたかどうかより、
気持ちを持つことだ」
*
迎えに来た元妻に、阿部寛
「こんなはずじゃなかった」
「本当に。でも。
もう(再婚)決めたんだから。 前に進ませてよ」
「わかった」
養育費にするため、
翌朝阿部寛は質屋に硯を持って行くと、
店主に硯の墨でサインを頼まれる。
店主が持っていた自分の小説は
父が近所に配っていたものだと知り、
阿部寛は硯に高値が付いても手放すができなかった。
次こそは養育費を準備する約束をして、
阿部寛は二人の背中を見送ると、
街の雑踏の中に消えていった。
THE END
.
小説家の阿部寛は
過去に文学賞を獲得したものの、
以来筆も進まず、
現在は興信所で働いている。
探偵はあくまで取材だと言い訳し、
ギャンブル好きでお金にだらしなく、
生活できずに
妻が働きに行く始末で、とうとう離婚。
*
息子にいい顔したい阿部寛は
息子の野球道具費用の捻出に動き回る。
団地に住む母・樹木希林の所へ行き、
死んだ父のもので、金目のあるものを物色したりする。
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阿部寛は同僚とグルになって、依頼者の金を横領している。
探偵依頼は、浮気調査が主。
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元妻に恋人がいることを知った阿部寛は、尾行すると、
恋人が息子にグローブを買い与えていて、ショックを受ける。
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出版社から漫画の原作を打診された阿部寛は、
プライドが邪魔し断る。
まるで融通の利かない、
妻への養育費を延滞しているのに。
阿部寛の横領がばれて、探偵会社の上司に回収される。
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息子との月一の面会の日が来て、
阿部寛は彼にスパイクを買い、二人の絆にと宝くじも購入。
しかし養育費が用意できない。
元妻が息子を迎えに樹木希林の団地に。
台風も近づき、樹木希林の希望もあって
急遽三人は一つ屋根の下に泊ることに。
皆が寝静まった頃
阿部寛は養育費捻出のために
家の中を漁り、父の硯を見つける。
目が覚めた樹木希林が来て、
「幸せは、何かを諦めないと手に出来ない」と阿部寛に呟きました。
ラジオからテレサ・テンの『別れの予感』が流れ、
「海よりも深く人を好きになったことなんてない。
ないから生きていける」とも話しました。
嵐が深まる中、阿部寛はトイレに起きた息子を連れ公園へ。
阿部寛も台風の日に父と同じように過ごしたことがあった。
その間、妻に樹木希林は、阿部寛との修復を打診したが無理だった。
それでも今後も会おうと元妻が言うと、
樹木希林はへその緒を彼女に託しました。
すべり台の中で
息子がなりたいものは公務員と話すと、
阿部寛
「大切なのはなれたかどうかより、
気持ちを持つことだ」
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迎えに来た元妻に、阿部寛
「こんなはずじゃなかった」
「本当に。でも。
もう(再婚)決めたんだから。 前に進ませてよ」
「わかった」
養育費にするため、
翌朝阿部寛は質屋に硯を持って行くと、
店主に硯の墨でサインを頼まれる。
店主が持っていた自分の小説は
父が近所に配っていたものだと知り、
阿部寛は硯に高値が付いても手放すができなかった。
次こそは養育費を準備する約束をして、
阿部寛は二人の背中を見送ると、
街の雑踏の中に消えていった。
THE END
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