サバービコン 仮面を被った街~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
町「サバービコン」は、アメリカの白人の町。
そこへ初の黒人家族が引っ越してきた。
町中は大騒ぎで、嫌がらせや、家への投石など、
警察が介入する事態に。
*
息子ニッキーは
父のガードナー、車椅子の母ローズ、
そしてローズの姉マギーと暮らしていた。
泥棒が侵入
クロロホルムを使って家族全員を眠らせた。
息子ニッキー、父ガードナーもマギーも無事だったが、
クロロホルムを吸い込みすぎたローズは帰らぬ人となってしまった。
警察が容疑者を逮捕。
面通しをお願いされた父ガードナーとマギー。
外で待っていた息子ニッキーは
こっそりと部屋に忍び込み、犯人たちの顔を覗きこんだ。
自分たちを襲った二人の男がいたのだが、
父ガードナーは知らないと答えた。
父の発言に疑問を持った息子ニッキーだったが、
父ガードナーは、あれは犯人ではなく別人だったと答えるばかり。
ローズが亡くなったことで、
父ガードナーとマギーは急速に近づいていった。
*
地下室から物音が聞こえたので
様子を見に行った息子ニッキーは、
父ガードナーとマギーが肉体関係を持っているのを目撃してしまう。
息子はサバービコンから出ていきたいと考え始める。
父ガードナーのオフィスに犯人の二人組がやってきた。
実は、父ガードナーと二人は知り合いでローズを殺害して
保険金を得る計画のために手を組んでいた。
父ガードナーはローズよりも、いつしかマギーを愛するようになり、
ローズを殺して金を得て、ローズと
アルバ(西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に浮かぶ島で
犯罪者引き渡しのしないオランダ領)に
逃避行しようと考えていたのだ。
自分たちの姿を息子ニッキーに見られたことを危惧した犯人たちは、
息子をどうにかしろと脅しをかける。
父ガードナーに呼び出された息子ニッキーは、
陸軍士官学校への転入を言い渡されてしまう。
*
黒人マイヤーズ家の周りには高い塀が立てられ、
町から隔離されたようになっていた。
住民の嫌がらせはエスカレートし、
集団でマイヤーズ家を取り囲むと、
出ていけと騒ぎ立てた。
*
保険調査員がやってきた。
保険調査員は最初からローズの死はガードナーとマギーによる
保険金殺人だと確信を持っていて、
これは確実な保険金殺人だとマギーに言う。
夜、ガードナーと話すために
再び訪れると言って保険調査員は去って行った。
*
犯人の二人組はガードナーが裏切るのではないかと不安を募らせ始めた。
裏切りを阻止しようと、見せしめにマギーと息子ニッキーを殺すことにする。
マギーから保険調査員のことを聞いたガードナー。
再び現れた保険調査員は、
自分もローズの保険金殺人に一口乗せてほしいと言った。
成功報酬として得る金の全額を要求し、
通らない場合は、全てをばらすと脅しをかけてきた。
保険調査員はマギーが出した洗剤入りのコーヒーを飲んで苦しみだし、
外に飛び出した保険調査員は、
隣で起こっている黒人マイヤーズ家の集団抗議騒動を利用して
ガードナーは殴り殺してしまう。
苦しみだした保険調査員を目撃した息子ニッキーは恐ろしくなり、
伯父のミッチに電話を掛ける。
だが、会話の途中で電話は切れてしまった。
マギーが電話線を引きちぎってしまったのだ。
最悪の状況となったことで覚悟を決めたマギーは、
息子ニッキーを殺すために
毒入りのサンドイッチとミルクを用意する。
*
死んだ保険調査員を、調査員の車に乗せ、
人里離れた場所へと向かっていったガードナー。
その後ろを犯人の一人が追っていった。
もう一人はマギーと息子ニッキーを殺すために屋内へ。
犯人に殺されたマギーの姿を目撃した息子ニッキーは、
大急ぎでベッドの下に隠れたが発見されてしまう。
ナイフを手に迫る犯人。
駆けつけたミッチが射殺した。
だが、格闘の際にミッチはナイフで刺されて重傷を負ってしまう。
ミッチは息子ニッキーをクローゼットに隠すと警察に電話を掛けた。
自転車で帰宅するガードナーに犯人の車が近づいてきた。
「きっちり、払えと」と脅していて、
よそ見運転の犯人はドラックに衝突され、車ごと大破してしまう。
マギーと息子ニッキーに危険が迫っていると知った
ガードナーは大急ぎで家に戻るが、
そこで見つけたのはマギーとミッチ、もう一人の犯人の死体だった。
隠れていた息子ニッキーを見つけ出すと、
全て黒人であるマイヤーズがやったことだと説明した。
だが、息子ニッキーは従わない。
怒った父ガードナーは、もし黒人マイヤーズが犯人だと言わなければ、
お前も死ぬことになると息子ニッキーに言う。
その時、父はサンドイッチを食べ、ミルクを飲んだ。
*
昨夜、マイヤーズ家には暴徒と化した住民が押し寄せ、
車は燃やされて屋内に乗り込もうとする者まで現れていた。
この事件は朝のニュース番組で報道されたが、
白人にとって都合のよい形で放送されていた。
朝、息子ニッキーは隣の黒人息子アンディと、キャッチボールを始めた。
息子ニッキーは無事だった。
父ガードナーはマギーが息子ニッキーを殺すために作った
サンドイッチとミルクを毒入りと知らずに飲み食いして、
死んでしまったのだった。
THE END
町「サバービコン」は、アメリカの白人の町。
そこへ初の黒人家族が引っ越してきた。
町中は大騒ぎで、嫌がらせや、家への投石など、
警察が介入する事態に。
*
息子ニッキーは
父のガードナー、車椅子の母ローズ、
そしてローズの姉マギーと暮らしていた。
泥棒が侵入
クロロホルムを使って家族全員を眠らせた。
息子ニッキー、父ガードナーもマギーも無事だったが、
クロロホルムを吸い込みすぎたローズは帰らぬ人となってしまった。
警察が容疑者を逮捕。
面通しをお願いされた父ガードナーとマギー。
外で待っていた息子ニッキーは
こっそりと部屋に忍び込み、犯人たちの顔を覗きこんだ。
自分たちを襲った二人の男がいたのだが、
父ガードナーは知らないと答えた。
父の発言に疑問を持った息子ニッキーだったが、
父ガードナーは、あれは犯人ではなく別人だったと答えるばかり。
ローズが亡くなったことで、
父ガードナーとマギーは急速に近づいていった。
*
地下室から物音が聞こえたので
様子を見に行った息子ニッキーは、
父ガードナーとマギーが肉体関係を持っているのを目撃してしまう。
息子はサバービコンから出ていきたいと考え始める。
父ガードナーのオフィスに犯人の二人組がやってきた。
実は、父ガードナーと二人は知り合いでローズを殺害して
保険金を得る計画のために手を組んでいた。
父ガードナーはローズよりも、いつしかマギーを愛するようになり、
ローズを殺して金を得て、ローズと
アルバ(西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に浮かぶ島で
犯罪者引き渡しのしないオランダ領)に
逃避行しようと考えていたのだ。
自分たちの姿を息子ニッキーに見られたことを危惧した犯人たちは、
息子をどうにかしろと脅しをかける。
父ガードナーに呼び出された息子ニッキーは、
陸軍士官学校への転入を言い渡されてしまう。
*
黒人マイヤーズ家の周りには高い塀が立てられ、
町から隔離されたようになっていた。
住民の嫌がらせはエスカレートし、
集団でマイヤーズ家を取り囲むと、
出ていけと騒ぎ立てた。
*
保険調査員がやってきた。
保険調査員は最初からローズの死はガードナーとマギーによる
保険金殺人だと確信を持っていて、
これは確実な保険金殺人だとマギーに言う。
夜、ガードナーと話すために
再び訪れると言って保険調査員は去って行った。
*
犯人の二人組はガードナーが裏切るのではないかと不安を募らせ始めた。
裏切りを阻止しようと、見せしめにマギーと息子ニッキーを殺すことにする。
マギーから保険調査員のことを聞いたガードナー。
再び現れた保険調査員は、
自分もローズの保険金殺人に一口乗せてほしいと言った。
成功報酬として得る金の全額を要求し、
通らない場合は、全てをばらすと脅しをかけてきた。
保険調査員はマギーが出した洗剤入りのコーヒーを飲んで苦しみだし、
外に飛び出した保険調査員は、
隣で起こっている黒人マイヤーズ家の集団抗議騒動を利用して
ガードナーは殴り殺してしまう。
苦しみだした保険調査員を目撃した息子ニッキーは恐ろしくなり、
伯父のミッチに電話を掛ける。
だが、会話の途中で電話は切れてしまった。
マギーが電話線を引きちぎってしまったのだ。
最悪の状況となったことで覚悟を決めたマギーは、
息子ニッキーを殺すために
毒入りのサンドイッチとミルクを用意する。
*
死んだ保険調査員を、調査員の車に乗せ、
人里離れた場所へと向かっていったガードナー。
その後ろを犯人の一人が追っていった。
もう一人はマギーと息子ニッキーを殺すために屋内へ。
犯人に殺されたマギーの姿を目撃した息子ニッキーは、
大急ぎでベッドの下に隠れたが発見されてしまう。
ナイフを手に迫る犯人。
駆けつけたミッチが射殺した。
だが、格闘の際にミッチはナイフで刺されて重傷を負ってしまう。
ミッチは息子ニッキーをクローゼットに隠すと警察に電話を掛けた。
自転車で帰宅するガードナーに犯人の車が近づいてきた。
「きっちり、払えと」と脅していて、
よそ見運転の犯人はドラックに衝突され、車ごと大破してしまう。
マギーと息子ニッキーに危険が迫っていると知った
ガードナーは大急ぎで家に戻るが、
そこで見つけたのはマギーとミッチ、もう一人の犯人の死体だった。
隠れていた息子ニッキーを見つけ出すと、
全て黒人であるマイヤーズがやったことだと説明した。
だが、息子ニッキーは従わない。
怒った父ガードナーは、もし黒人マイヤーズが犯人だと言わなければ、
お前も死ぬことになると息子ニッキーに言う。
その時、父はサンドイッチを食べ、ミルクを飲んだ。
*
昨夜、マイヤーズ家には暴徒と化した住民が押し寄せ、
車は燃やされて屋内に乗り込もうとする者まで現れていた。
この事件は朝のニュース番組で報道されたが、
白人にとって都合のよい形で放送されていた。
朝、息子ニッキーは隣の黒人息子アンディと、キャッチボールを始めた。
息子ニッキーは無事だった。
父ガードナーはマギーが息子ニッキーを殺すために作った
サンドイッチとミルクを毒入りと知らずに飲み食いして、
死んでしまったのだった。
THE END
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