誰も守ってくれない~概要ですが最後までネタバレ編
概要ですが最後までネタバレ
小学生の姉妹が刺殺される事件が発生、
犯人は18歳の少年。
勝浦と同僚の三島が、事件の容疑者家族の保護にあたる。
少年は逮捕。
容疑者の自宅には、大勢の取材陣や野次馬が押し寄せ、騒然としていた。
残された家族は、離婚の手続きを強制される。
姓を変えて、別々の場所へと保護され、事情聴取を受ける。
裁判が終わるまでの臨時処置。
家族の自殺防止を防ぐ。
中学生である妹の沙織には就学義務の免除がなされ、
勝浦と三島に保護され車で家を脱出する。
沙織に向けて容赦なくフラッシュが。
勝浦が言った「一生追いかけてくる」という言葉の意味を、
沙織はまだ理解できていなかった。
*
用意されたホテルに到着する。
しかし沙織の事情聴取を始めるも、居場所をマスコミにつきとめられ、
再び移動。
人手不足のために、三島は容疑者宅に呼び戻されて家宅捜索に加わることを命じられ、
勝浦は、自分のアパートに連れてくる。
携帯電話を家に忘れてきたという沙織のために勝浦が容疑者宅に戻ると、
家宅捜索でごったがえす中で、容疑者の母は茫然としていた。
沙織の携帯を見つけた勝浦が戻ろうとした時、
母がトイレから出てこないことに捜査員が気付いた。
ドアをこじ開けると、母は家族写真を手に、自殺。
勝浦が必死に蘇生させようとしたが、息を吹き返すことはなかった。
*
アパートに戻った勝浦は、母の自殺を沙織にどう伝えるか迷う。
精神科医の尾上のアドバイスに従い、彼女の家に移動してから伝えようとしたが、
沙織はボーイフレンドの達郎からの電話で事実を知り、ショックを受ける。
さらには、記者の梅本も、尾上の自宅を突きとめ、
「犯罪者の家族は迫害されて当然」と勝浦に迫る。
過去の事件の際に名の挙がった勝浦を、梅本は覚えていたのである。
何も語らない容疑者の代わりに妹・沙織から供述を得て、
自分の出世の材料にしようと考えた勝浦の上司は、
引き続きの保護を勝浦に命じる。
ネット上では「容疑者とその家族を糾弾せよ」という掛け声のもと、
個人情報を得て関係者をさらし者にしようとする動きが活発化していた。
勝浦は、東京を出ると、家族と共に宿泊するはずだった西伊豆のペンションへとたどり着く。
ペンション経営者の本庄夫婦は、勝浦の手が震えるトラウマの原因となった事件の、被害者家族であった。
子どもを守れなかった勝浦に「警察を恨んでも、あなたを恨んではいない」とほほ笑んで見せる本庄夫婦。
しかし沙織が犯罪者家族であることを知り、
自分の子供の事件とダブらせた本庄は、複雑な思いを勝浦にぶつける。
ネット上は炎上状態で、掲示板に容疑者や沙織の名前、
写真、住所が公開されただけでなく、勝浦の家族にまで危険が及んでいた。
さらには隠れ家のペンションの住所まで公開された結果、ペンションの窓に投石を受ける。
ペンションのことを教えたのは、沙織本人だった。
「刑事さんも困ればいいんだ!」と叫ぶ沙織。
本庄は「悲しみをどこにぶつけていいかわからないから、
目の前の勝浦さんにぶつけたんですよ」と勝浦に語る。
沙織のボーイフレンド・達郎がペンションにやってきた。
勝浦たちの目を盗んで沙織をペンションから連れ出した達郎は、
連れて行ったホテルの部屋で沙織の振る舞いを盗撮動画として
ネット投稿者たちに売り渡してしまう。
ホテルを見つけて、盗撮資材を取り外す勝浦。
そこに機材に手を出され逆上したネット投稿者たちが押し寄せる。
彼らの暴行から沙織を庇って負傷した勝浦に、
沙織は事件当日に見たことを話し始めるのだった。
三島たちと東京へ帰ることになる沙織。
勝浦はしばらく休暇を取ることにする。
ネットでは、次の事件に関心がゆき、
今回の事件も沈静化していた。
沙織は、勝浦が忘れていた娘へのプレゼントを
勝浦に手渡しお礼を言い、2人は別れる。
THE END
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小学生の姉妹が刺殺される事件が発生、
犯人は18歳の少年。
勝浦と同僚の三島が、事件の容疑者家族の保護にあたる。
少年は逮捕。
容疑者の自宅には、大勢の取材陣や野次馬が押し寄せ、騒然としていた。
残された家族は、離婚の手続きを強制される。
姓を変えて、別々の場所へと保護され、事情聴取を受ける。
裁判が終わるまでの臨時処置。
家族の自殺防止を防ぐ。
中学生である妹の沙織には就学義務の免除がなされ、
勝浦と三島に保護され車で家を脱出する。
沙織に向けて容赦なくフラッシュが。
勝浦が言った「一生追いかけてくる」という言葉の意味を、
沙織はまだ理解できていなかった。
*
用意されたホテルに到着する。
しかし沙織の事情聴取を始めるも、居場所をマスコミにつきとめられ、
再び移動。
人手不足のために、三島は容疑者宅に呼び戻されて家宅捜索に加わることを命じられ、
勝浦は、自分のアパートに連れてくる。
携帯電話を家に忘れてきたという沙織のために勝浦が容疑者宅に戻ると、
家宅捜索でごったがえす中で、容疑者の母は茫然としていた。
沙織の携帯を見つけた勝浦が戻ろうとした時、
母がトイレから出てこないことに捜査員が気付いた。
ドアをこじ開けると、母は家族写真を手に、自殺。
勝浦が必死に蘇生させようとしたが、息を吹き返すことはなかった。
*
アパートに戻った勝浦は、母の自殺を沙織にどう伝えるか迷う。
精神科医の尾上のアドバイスに従い、彼女の家に移動してから伝えようとしたが、
沙織はボーイフレンドの達郎からの電話で事実を知り、ショックを受ける。
さらには、記者の梅本も、尾上の自宅を突きとめ、
「犯罪者の家族は迫害されて当然」と勝浦に迫る。
過去の事件の際に名の挙がった勝浦を、梅本は覚えていたのである。
何も語らない容疑者の代わりに妹・沙織から供述を得て、
自分の出世の材料にしようと考えた勝浦の上司は、
引き続きの保護を勝浦に命じる。
ネット上では「容疑者とその家族を糾弾せよ」という掛け声のもと、
個人情報を得て関係者をさらし者にしようとする動きが活発化していた。
勝浦は、東京を出ると、家族と共に宿泊するはずだった西伊豆のペンションへとたどり着く。
ペンション経営者の本庄夫婦は、勝浦の手が震えるトラウマの原因となった事件の、被害者家族であった。
子どもを守れなかった勝浦に「警察を恨んでも、あなたを恨んではいない」とほほ笑んで見せる本庄夫婦。
しかし沙織が犯罪者家族であることを知り、
自分の子供の事件とダブらせた本庄は、複雑な思いを勝浦にぶつける。
ネット上は炎上状態で、掲示板に容疑者や沙織の名前、
写真、住所が公開されただけでなく、勝浦の家族にまで危険が及んでいた。
さらには隠れ家のペンションの住所まで公開された結果、ペンションの窓に投石を受ける。
ペンションのことを教えたのは、沙織本人だった。
「刑事さんも困ればいいんだ!」と叫ぶ沙織。
本庄は「悲しみをどこにぶつけていいかわからないから、
目の前の勝浦さんにぶつけたんですよ」と勝浦に語る。
沙織のボーイフレンド・達郎がペンションにやってきた。
勝浦たちの目を盗んで沙織をペンションから連れ出した達郎は、
連れて行ったホテルの部屋で沙織の振る舞いを盗撮動画として
ネット投稿者たちに売り渡してしまう。
ホテルを見つけて、盗撮資材を取り外す勝浦。
そこに機材に手を出され逆上したネット投稿者たちが押し寄せる。
彼らの暴行から沙織を庇って負傷した勝浦に、
沙織は事件当日に見たことを話し始めるのだった。
三島たちと東京へ帰ることになる沙織。
勝浦はしばらく休暇を取ることにする。
ネットでは、次の事件に関心がゆき、
今回の事件も沈静化していた。
沙織は、勝浦が忘れていた娘へのプレゼントを
勝浦に手渡しお礼を言い、2人は別れる。
THE END
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