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TVドラマ「TAROの塔」 岡本太郎生誕100年企画  母はカマキリのような女性



NHK土曜ドラマ 「TAROの塔」

昨夜からはじまった。4回シリーズ

2011年は美術家・芸術家岡本太郎の生誕100周年に当たる。

そこで、その太郎の芸術家としての波乱万丈の人生を日本で初めてドラマ化したものである。

タイトルは太郎がデザインを手がけた、日本万国博覧会の会場(現・万博記念公園)の
「太陽の塔」にちなんだものである。

=============

岡本太郎の母はおそるべきカマキリ女性

読書感想 「かの子繚乱」 瀬戸内晴美  

かの子さんって恐ろしい女性ですね。

かの子のすさまじい魔力
ひとりの女が、恐ろしい芸術の魔神に魅入られ、
三人の男を奴隷のように足元に
ふみすえ、その生き血をしぼりとり、
それを肥料に次第に自分の才能を肥らせていく
世にも奇怪で凄まじい芸術の魔神と人間との闘いの秘密に、
次第に身も魂も奪われ、
我を忘れているのだった。

_____________

岡本 かの子
(おかもと かのこ、1889年3月1日 - 1939年2月18日)は、

大正、昭和期の小説家、歌人、仏教研究家。

本名カノ。東京府東京市赤坂区(現東京都港区)青山南町生まれ。
跡見女学校卒業。漫画家岡本一平と結婚し、

芸術家岡本太郎を生んだ。

小説家として実質的にデビューをしたのは晩年であったが、
生前の精力的な執筆活動から、死後多くの遺作が発表された。
耽美妖艶の作風を特徴とする。
私生活では、夫一平と「奇妙な夫婦生活」を送ったことで知られ、
瀬戸内晴美の『かの子繚乱』という小説の題材にもなっている。

Wikipediaより

_____

まさにカマキリ的女性

あの「芸術は爆発だ」で有名な岡本太郎氏の母上。

タイトル「かの子繚乱」  

繚乱 ??

漢字ボケの私は最初読めなくて辞書で調べました。

<りょうらん>  百花繚乱で使うくらいの言葉ですね。

これ小説?? 

瀬戸内晴海さんがとりまとめただけでは。

瀬戸内さんは
岡本かの子を調査及び聞き取りして、
その内容をとりまとめた。
これは小説ではなく故岡本かの子のノンフィクションですね。

非常にユニークな女性で、生き様は驚くべき内容で
誰が書いても印象あるものになると思います。

約600ページ
瀬戸内さん長すぎます。
もっとカットしてもいいと思います。

____


○結婚後に愛した最初の男、堀切重夫

投書家で歌人かの子のファンと不倫

かの子は夫(一平)にうちあけた。

夫は「そんなに好きになった男なら、
手許へつれてくれば
いいだろう」

それで重夫は一平の家に同居する。

長男太郎は白い目でにらみつけたそうだ。
重夫は結核で死ぬ。
____________


○二人目の男、仁田(仮名)を家に連れ帰り返さない。

仁田は医者でかの子を治療した。
かの子は仁田を気に入り

夫へ「パパ 病院で西洋蝋燭のような男みつけたのよ。
ね、もらってきて、
すぐもらってきて、いいでしょ」

入院中仁田を離さない。

退院後は恋文を送りつづけた。
一度かの子の元に行くと、
かの子は仁田を帰さなかった。

仁田はかの子との別離は考えられなくなり、愛しあった以上、
人妻との不倫の恋におちた形はいやだと思った。

「奥さんを下さい、僕は奥さんと正式に結婚します」

夫「かの子を僕から奪わないでくれ。
僕らはいわゆる夫婦生活はしていないけれど
、僕にとってはかの子は生活の支柱だ。いのちだ。」
そして共同生活がはじまる。

____

○かの子の才能を惜しむ、川端康成、林房雄

「困ったよ、今死なれたのでは、全く困るよ」
「うん 困ったね」
「これからなんだから」
「もう一息のところだった」
「五年でのいい、五年経てば森鴎外、
漱石級だといった予言もりっぱに立証されたんだがなあ」

「このままでは、人は巨大な未完成品と思うかもしれない」

「だから困るよ。

全くかけがえのない偉さと可能性を持っている人なのだ」

_____

○瀬戸内さんで素晴らしいと思った文章

どんな話からほぐれていったか、
それからものの5分もたつと、
仁田氏はもうすっかり心の垣根をとり、
何かに憑かれたように
次から次へかの子の思い出を話しだしてくれていた。

私は、こういう時に
いつも感じる全身の細胞がはりさけそうな緊張感と、
わきたってくる喜びをおさえつけながら、
一語一句も聞きのがすまいと
目と耳で、語り手をみまもっていた。
かの子が語らせているのだと、
聞きながら私は思った。
仁田氏も今、それを感じていることが私にはわかった。
私の目から鱗が一枚一枚はぎとられるように、
真相の輪郭が明らかにされていく。

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