FC2ブログ

別離(1968)~カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・サガン「熱い恋」

.
別離

別離(1968)B


★数行で映画紹介しなければ

フランソワーズ・サガンの小説『熱い恋』の映画化

サガン自身が脚色

★ショウトしょうとSHORT

題名は「別離」(1968)にしたのは失敗です。

余りに同名の映画があります。

熱い恋で良かったのに。
別離2

サガンは、自身の作品である2作目の映画「ある微笑」に幻滅したそうだ。

たしかに腑抜けた作品でした。

それで「別離」には、サガン自身が関わる。

サガンの小説の特徴は三角関係をえがくことだと思う。

この「熱い恋」は、まさにその代表作品だ。

主人公の女性は、サガンとはまったく異質な女性です。

原作「熱い恋」で気に入っている部分を紹介します。

寛大な男ポール

このポールと言う名はサガンでよく登場する中年の男で
二枚目です。
サガンの小説には美男しかでてきませんね。
サガンはファザーコンで、
サガン自身決して美女ではないので、
美男を求めるのでしょうか?

さて、そのポールが主張します。

ねえ、リュシール、あなたはわたしのところに帰ってきますよ。
別離3

わたしはあなたのためにあなたを愛しているのです。

アントワーヌはあなたといっしょにいるためにあなたを愛しているのです。

彼はあなたと幸福でいたいのです。

彼の年ではもっともなことです。

だがわたしは、自分のことを離れて

あなたが幸福であることを望んでいるのです。

わたしは待つ以外にありません。

あなたはわたしのところに帰ってきますよ。

なぜなら、わたしがそういうあなたの欠点を

皆知っているということをあなたは知っていますからね。

======

男に理解できない女性の気持ち

あの人のベッドでいっしょに寝たわ。
時々あたしたちそうするのよ。
もちろんそれはあたしとあなたのあいだで起こることとはまったく
似ても似つかないものなの、そのことに関しては...。
なぜってあたしたちのは情熱で、
情熱は、ほかの何にも似ていないものですもの。
あたしの体はあなたの体とでなくては想像力も知性もないのよ。
知っているはずじゃないの。

だが彼は彼女を理解しなかった。
女性のそういった気持ちを
男性は理解しないということは何千回となく聞かされ、
何千回となく立証された常套語であった。
彼女は自分が婦人参政権論者の哲学を信奉しているみたいに感じて
イライラした。
あたし、あの人とディアンヌの関係について
何か言ったことがあって?
あたしは妬いていないもの。
そういうあたしは怪物かしら?
もしあたしが怪物なら、それを変えることができる?
全然できないわ。


=====

気に入った表現

手元には四万フランしかなく、
彼女は妊娠していた。
長い戦いのあとで、
彼女はとうとう人生に追いつかれて動きがとれない
ようにさせられていた。
地下鉄の乗客たちが甘受する人生
作家たちが描写する人生、
つまり責任を負わない者は罰せられる世界だった。



完全あらすじ



========

★基本情報

原題 La Chamade

監督 アラン・カヴァリエ

原作 フランソワーズ・サガン

脚色
フランソワーズ・サガン
アラン・カヴァリエ

キャスト
カトリーヌ・ドヌーヴ
ミシェル・ピッコリ
ロジェ・ヴァン・オール

衣装デザイン
イヴ・サンローラン

上映時間103分
製作国フランス

============
コメントは、こちらにメールください
77hikoboshi@gmail.com

話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける

村上サガンの著作一覧

=====
スポンサーサイト



line
line

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
86位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
総アクセス数
line
カテゴリ
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line