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黄金のアデーレ 名画の帰還~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

実話に基づく

叔母(ユダヤ人)の肖像画が、ナチスに没収され、今はウィーンの美術館にある。

オーストリア政府は1998年に「美術品返還法」を制定し、

ナチス・ドイツがオーストリアを併合した1938年以降に

ナチスが略奪した美術品1万点あまりを、正当な持ち主に返還してきた。

肖像画の正当な所有者マリア(ユダヤ人)は

シェーンベルク弁護士(ユダヤ人で、祖父は有名な音楽家)と、ウィーンに乗り込む。



この叔母の肖像画は国宝で、「ウィーンのモナリザ」と言われて、金貨のデザインにもなっている。

価値は1億ドル以上。

マリアは収容所行きを逃れてウィーンを命がけで脱出した。

ナチに父母や親戚が殺されて、ウィーンに行くこと自体をためらっていたほど。

ウィーンで持ち主がマリアだと証明する叔母の遺言状を探すが、あてがない。


現地で、救世主フベルトゥスが登場する。

彼は、父がナチだったことに反面教師で、父の償いをするために活動していたジャーナリストだった。

叔母の肖像画の所有に関する古い資料を、ある資料館で、数日かけて見つける。

すると

叔母は、「夫が死んだら美術館に寄贈する」と遺言を残して1925年に死去。

1941年にナチスが叔母宅にあるこの肖像画を強奪。

敗戦後、夫が買い戻した領収書が見つかった。

1945年に夫が死去して、なぜか?美術館に収められた。

夫の遺言では「肖像画はマリアに託す」だった。




マリアらは美術館に返還を要求。

すると叔母の遺言書だけを盾に返還しない。

裁判をしたいが最初に180万ドル預託金がいる。

貧乏なマリアはあきらめるが、弁護士はユダヤ人として、許せない。

帰国して、なんとか返還できないか、9カ月も検討する。

すると、米国で返還裁判ができることがわかった。

それは叔母の肖像画の書籍が米国で販売されていたからだ。

オーストリア政府が米国内で商業活動を行ったことで、

米国内からオーストリアに訴えを起こす条件が揃ったのだった。

裁判は最高裁まで持ち込まれる。



相手側は高齢であるマリアを想定して数十年にわたる長期戦に出る。

シェーンベルク弁護士はそのことを熟知していて、

ウィーンに行き和解交渉を行う。

マリア側は政府が不当な収奪を認めれば、美術館に収めると言う。

しかし残念だったのは相手側の担当(美術館館長?)が、かしこくない。

マリア側の要求を拒否してしまう。

マリアへの遺言書から返還されることに。

相手側の担当は美術館への寄付を依頼。

おそらく購入の申し立てもしたはず。

もちろんそのつもりのマリアだったが、

この担当の不誠実さをずっと恨んでいて、肖像画を米国へ持ち帰る。



その後

肖像画は、あのエスティーローダ(高級化粧品のビッグ企業)に売却

マリアは、2011年に94歳で死去。

弁護士は、ビッグな事務所が反対したので
事務所をやめて、この裁判に自費で戦ったのだ。
肖像画返還後は、返還専門の法律事務所を作る。


いまだ、ナチスの収奪した10万点にも及ぶ美術品の多数が返還されていない。

THE END
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