かあちゃん~完全あらすじ編

.

映画の最後まで完全ネタバレです。

大不景気の江戸時代(天保末期)

舞台は江戸の貧乏長屋

大工の熊さんの家に泥棒の勇吉が入る。

盗むものは何もない。

勇吉は初めての泥棒なので失敗する。

そこに熊が酔っ払って帰ってきた。

泥棒は床下に隠れる。

酔っているとはいえ、大胆な足跡に気付き、泥棒だと気づく。

「もしかしたら鼠小僧が小判でも置いていったのか」

そう期待する熊だが、何もない。

そこへ大家が来て、滞納の家賃を取り立てに来る。

泥棒が入った理由で家賃の猶予を考える熊。

大家「どんなものが盗まれたか、御上に届ける必要がある」

「すっかりとられたので。泥棒はどんなものを持って行くんですかね?」

「それはお金や鍋着物その他」

「それでお前は何をとられた?」

「大家さんが言ったみんなです」

床下から出た泥棒の勇吉は、「ひでえ奴らだ」とつぶやく。



勇吉は居酒屋でおいしい情報を得る。

客の4人が岸恵子のことを話していて、

「あのドケチ女、長屋の義理も欠きやがって。おいら許せねえ」

岸恵子は小金をかなり貯め込んでいるらしい。



岸恵子には、4人の息子と1人の娘がいた。

岸恵子は裁縫で生計を立てていて、コツコツと貯金していて、

やっと目標の金銭がたまった。

それを祝って今夜の晩飯は、天ぷらうどんとなった。

深夜に勇吉が泥棒に入る。

岸恵子は夜なべしていて、勇吉に気付く。

しかし、息子たちを起こそうともせず、

奉行所に泥棒として突き出そうともしない。

「金を出せ」

「わかった。少しぐらいはあげるから、お座り」

勇吉のお腹の虫が鳴く。

「お前さん! お腹すいているんだろう。

なぜ 泥棒するんだい」

「金を出せ」

「3人のせがれを起こすよ。

あげてもいいけど。ここにある金がどんな金か話すから。

それで判断してくれ。

長男に、源さんという友人がいてさ。

その源さんが、明日釈放(ご赦免)となるんだ。

3年前に2両を帳場から横領したのさ。

それで出所後の生活資金に用意した金だよ。

家族で、食べるものも食べず、

欲しい物も買わずに貯め込んだ金だ」

それを聞いて動揺する勇吉。

「おまえさん!根っからの泥棒だと思わなかった話したのさ」

退散しようとする勇吉に、

うどんをふるまい、当分居なさいと言う。

涙を流す勇吉。



翌朝、勇吉に気付いたのは長女。

岸恵子は、

木更津から来た遠い親戚の息子だと紹介する。




源さんが出所する。

源さんの家族を自宅に迎えて、

貧乏長屋の住人としては、最良の食事を用意。

源さんの新居を用意してやり、支度金を渡す。

源さん一家は、岸恵子の家族に励まされ、新居に移っていく。




勇吉は何度も黙って出ていこうとするがなかなか出てゆけない。

岸恵子の息子たちは、勇吉の働き口を探すが、

不景気で、仕事がみつからない。



大家は、新家族となった勇吉の身元保証を求めてくる。

当時は、大家も店子に対して刑事的に連座責任を負っていた。

それを聞いて勇吉は再び、

黙って出ていこうとすると長女がおいかけてくる。

長女は勇吉に好意をいだいていたのだ。

長女に親戚ではない、泥棒だと告白する勇吉。

居てほしいので親戚だとすればいいと説得する長女。

岸恵子が易者に代筆を頼んで身元保証の書付を偽造する。

息子らがあとをつけて偽造を目撃する。

「まったく。うちのかあちゃんは」と言うだけ。



同心が清吉を追っていた。

洪水の際、小石川の人足寄場で無宿人を一時解放したが、

清吉だけ戻らなかった。

同心がやってきた。

岸恵子は、書付を見せる。

勇吉の詮議を始めるが、そこに岡っ引きが飛び込んできて、

「だんな、清吉が出頭してきました」と言う。

同心は帰っていく。



長屋の熊さんが、仕事中に、屋根から落ちてケガをした。

岸恵子は、熊の慰問に行き、

医者代を出せないで苦しんでいる熊を手当する。

熊のあきに勇吉が入る。



毎朝、岸恵子の息子たちと一緒に、

弁当持参で、勇吉は大工仕事に出かける。

仕事の筋はいいようで、大工として生きて行けそうだ。

勇吉は、後から追いつくと言って、いったん家に戻り、

「かみさん、みんなと平等にしてくんな。

おいらの弁当だけおかずと御飯が多いんだ」と言うと。

長女が盛り付けをしていて、顔を赤らめる。

「あんたは痩せてる、だから御飯を多くしてるんだ。

それに! かみさんと言うのはよしておくれ。

以降は、必ずかあちゃんと呼ぶんだよ」と応える。

勇吉は、小さな言葉でつぶやく。

「かあちゃん、ありがとう」



息子たちが話している。

「かあちゃんは耳にほくろのある人には親切なんだ。

(勇吉、源さんの耳にほくろ)

死んだ父にもほくろがあった」

THE END
スポンサーサイト
line
line

FC2Ad

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
243位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
カテゴリ
line
総アクセス数
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line