無伴奏~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。


1969年4月、宮城県仙台市。

宮城県第三女子高等学校に通う3年生の小池真理子は、

親友のジュリーとレイコと共に、制服廃止斗争委員会を率いて、

学生運動ごっこを行う。

仙台にある大学でも大学生の学生運動に参加する。

小池真理子はゲバルト・ローザ(女性闘士という意味)と呼ばれ、
本人もその気になっていた。

ただ実のところ小池真理子は
「ベトナムも沖縄も安保も、どうだっていい」と思っていた。

流行に乗り遅れたくないだけ。

ひとつのファッションのようなもの。

小池真理子はクラシック喫茶『無伴奏』によく通っていた。

そこで大学生の池松壮亮と斎藤工と知り合う。

斎藤工には彼女の高校生エマがいて、いつも一緒だった。



小池真理子は父・幸一、母・秋子、妹の四人家族だが、

父の転勤が決まり、小池真理子が3年で、小池真理子は仙台に残ることになった。

かわりに家には叔母の愛子が移り住むことになった。

愛子が食事や身の回りの世話もしてくれるので、

小池真理子は不便を感じなかった。

小池真理子は学校の講堂でアジテーション(煽動行為)をおこない、
自宅謹慎になる。

1969年6月

小池真理子は大学闘争に参加。

ところが実際にやってみるとデモは激しく、

派閥抗争で角棒でのたたきあいで負傷。

下手すると撲殺されると思い、その場を抜け出す。

それ以来、学生運動ごっこはやめる。

デモの後に『無伴奏』に行った小池真理子は、

斎藤工と池松壮亮に再会して、親しくなっていく。

池松壮亮と斎藤工は同じ大学で、幼い頃からの腐れ縁。

池松壮亮は有名な和菓子屋の息子だが、父親と不仲で、

現在は家を出て斎藤工の家に転がり込んでいた。

エマがやってきて、小池真理子を見て「池松壮亮さんの恋人ね」と言う。

小池真理子は否定しなかった。

斎藤工がエマと店を出ていき、

残った池松壮亮と小池真理子は川べりを歩いて帰る。

「ワルぶらなくても君は充分可愛い」と池松壮亮に言われた。

「一生かかっても貫き通せるものって何かしら」と質問すると、

池松壮亮は「人を愛していくってことじゃないかな。

人と人の愛がなくて、革命なんて起こせない」と答え、池松壮亮を好きになる。



斎藤工と池松壮亮が同居している部屋に小池真理子は訪問する。

そこにはエマも来ていた。

煙草を買いに行った小池真理子は、道すがらエマから池松壮亮の過去について聞かされる。

池松壮亮がまだ幼い頃、母が首吊り自殺をしたのだった。

その第一発見者が池松壮亮と池松壮亮の姉・勢津子だった。

小池真理子と池松壮亮がいるにもかかわらず、
斎藤工はエマとセックスをはじめ、
池松壮亮は小池真理子を送り、キスします。



その頃、同級生のレイコが自殺未遂をした。

見舞いに行った小池真理子は自殺の理由を聞くと、退屈だったからとこたえる。

小池真理子と池松壮亮はどんどん親しくなる。

小池真理子の部屋に池松壮亮がやってきた時、

池松壮亮が小池真理子を押し倒そうとするが、小池真理子は拒絶する。

その時、小池真理子宅に斎藤工から、

「姉・勢津子が自殺未遂をした」という電話がかかってくる。

幸い傷は浅く、命に別条はないとのこと。

池松壮亮は、姉・勢津子が恋人と別れて、東京から帰ってきたばかりだと言い、

傷心の姉を心配していた。


1970年1月

入試要項を焼いていた小池真理子を父・幸一が発見して、
大学に行く気があるのかと平手打ちする。
予備校の講習にも行かず、学校も早退と欠席の繰り返しをしていた。
小池真理子は父・幸一に叱られ、叔母の愛子がとりなす。

喫茶店『無伴奏』に行くと、池松壮亮が風邪をひいていると、

斎藤工から聞いた小池真理子は、見舞いに。

そこで初めて池松壮亮は小池真理子の処女をいただく。

しかし小池真理子は、初体験の一部始終を斎藤工が覗いていたことを知り、

ショックを受ける。

小池真理子の浪人が決定します。

卒業式。
最後の活動とばかり、小池真理子、ジュリー、レイコは
卒業式反対のデモを起こう。

1970年6月
浪人の小池真理子は予備校に通っていた。

池松壮亮との交際も順調で、安旅館でセックスの日々を送っていた。


1970年8月

ある日叔母の愛子が旅行で留守のために、池松壮亮を自宅で待つ。

夕方から待っていた小池真理子は、

夜になっても池松壮亮が来ないことを心配し、

部屋に行くと斎藤工と池松壮亮の情事を目撃してしまう。

小池真理子はその場から逃げ、見られたことを知った池松壮亮が追いかけて、

小池真理子の家に来て説明する。

池松壮亮と斎藤工は2年間一緒に暮らしていて、
今まで一切肉体関係はなかったが、お互いに惹かれているものの、
同性愛は駄目だと互いにセーブしていた。
これからの関係を決めるのは君だと言って池松壮亮は帰っていく。

小池真理子は悩んだ後、見なかったことにします。

1970年10月
小池真理子は少しでも池松壮亮の気持ちを引こうと、男装したりもする。

斎藤工と池松壮亮の関係を、エマは全く知りません。

小池真理子も言わない。

エマが斎藤工の子を妊娠した。

妊娠3か月の終わりで、エマは斎藤工と結婚して
2人で暮らす夢を思い描いていた。
斎藤工は堕胎しろと言っていた。


1970年12月
池松壮亮とのセックスの日々は続いていた。
エマに話せないで悩んでいる斎藤工だった。

小池真理子はある日、池松壮亮の姉・勢津子から電話を受ける。
エマが殺されたという知らせだった。
エマを殺したのは斎藤工だった。

逃亡した後、斎藤工は池松壮亮のところへ戻ってきた。
2人は抱き合う。 
それを呆然とみている小池真理子。

しばらくして池松壮亮の目の前で、警察に逮捕される。

池松壮亮は斎藤工をかばおうと、逮捕の瞬間、
必死で「殺したのは僕です」と警官に訴える。

斎藤工が逮捕された後、池松壮亮は姿を消す。

池松壮亮は外出先から小池真理子に電話をかけ、
「斎藤工と2人でエマを殺す話をしていた」と告白した。

池松壮亮は冗談だったのですが、斎藤工はそれを実行してしまったのだ。

「彼の罪は、僕の罪だ。これは僕らの宿命なんだ。
君は僕が愛した初めての女性だった」と言って、
池松壮亮は電話を切った。

電話を切った池松壮亮は海辺にスケッチブックを置き、
海に入って入水自殺をとげる。

池松壮亮の家に線香をあげにいった小池真理子は、
勢津子から「遺書らしきものはなかった」と言い、
スケッチブックに描かれていた最後の1枚である、
池松壮亮自身の自画像を小池真理子に渡した。

そこには池松壮亮の顔とともに、
隅に「これでゆっくり眠れる 池松壮亮」と書かれていた。

勢津子は「池松壮亮が逮捕の瞬間、斎藤工をかばったのよ。
どうしてだと思う?」と小池真理子に質問する。

小池真理子はその答えを知っていたが、
勢津子には告げなかった。

1971年、3月。
小池真理子は仙台から上京する。

喫茶店『無伴奏』に立ち寄った小池真理子は、
客の自由雑記帳を読み、
店内にパッヘルベルのカノンが流れたのを聞き、
ふと池松壮亮が店に来たように感じた。
そして店を出た。

THE END

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