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岸辺の旅~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

3年間行方不明となっていた夫の浅野忠信がある日ふいに帰ってきて、妻のピアノ教師深津絵里を旅に誘う。

浅野忠信は3年前に海で死亡し、

身体は蟹に食われて消滅していて、だから遺体は見つからないと言う。

しかし、生前と変わらない様子で「ここまで歩いて帰ってきた」と説明する。

どうもウツになって身投げしたようだ。

「私のせい?」

「違う」

旅に出る2人。


最初に行ったのは、小さな町で新聞屋を営む老人・小松政夫の店。

浅野忠信は以前この新聞屋で働いており、2人で小松政夫の仕事を手伝う。

浅野忠信は小松政夫も自分と同じ死者で、

彼はその自覚がないまま新聞配達を続けていることを明かす。

ある日

小松政夫は呼ばれている、行かなくてはならないと言って、眠ってしまう。

翌日 
小松政夫は消え失せ、新聞屋は廃墟となっていた。


次に訪れたのは、フジエ夫婦が経営する中華料理屋。

昔浅野忠信が無銭飲食してバイトすることで免じられた店。

また2人は手伝う。

生前の浅野忠信の職業は歯科医だが、飾り職人と偽って餃子を包むのを手伝う。

「あの夫婦も死んでいるの?」

「いや。生きている」

深津絵里は店の2階に残されたピアノを見つけ、

それをめぐる妻フジエと死別した妹との思い出話を聞かされる。

すると妹の幽霊が目の前に現れ、深津絵里は彼女が生前弾けなかったピアノレッスンをする。

フジエにも妹の姿が見えて涙する。

2人は中華料理屋を後にしてバスに乗る。

そしてバスの中で、1通の手紙を巡って口論になる。

実は浅野忠信は朋子という職場の女性と不倫をしており、

そのことを深津絵里は浅野忠信のパソコンで知る。

深津絵里は浅野忠信の失踪後、彼女と連絡を取り合っていた。

「あれは遊びだから」

「じゃ。会いに行って確かめるわ」

「もう終わったことだよ」

「いいえ、私の中では終わってない」

そこで浅野忠信は消える。



不倫相手に一人で会いにゆく深津絵里。

「いなくなってどう?」

別に。私は結婚していて、子供が産まれるので病院をやめると言う不倫相手。

不倫は終わっていたことを理解する深津絵里。


2人は山奥の農村に向かう。

以前浅野忠信は村の人々に向けて、宇宙や原子の話をする私塾を開いていた。

星谷老人の家には、義娘の恵子と、恵子の息子の良太が一緒に暮らしていた。

星谷老人は2年前に放蕩息子のタカシが死に、その後、恵子が行方不明になり、

半年後に浅野忠信と一緒に恵子が帰ってきたことを話す。

深津絵里は恵子もあちら側の人間ではないかと疑うが、

浅野忠信は同じ存在なのはタカシの方で、

すでに消えかけているのに恵子を連れ回していると話す。

タカシは再び恵子の前に現れるが、

「もう未練を残すな。もう終わりだ」と

浅野忠信の引導によって消え失せるタカシ。




村の滝にやってきた深津絵里は、幼い頃に亡くなった自分の父親と再会する。

娘の身を案ずる父親に、深津絵里は大丈夫だと微笑みかける。



浅野忠信はみるみる衰弱していき、支えがないと歩行が困難になった。

そして最後の私塾を開いた夜、2人は旅に出てから初めて抱き合う。

翌日、2人は浜辺へゆく。

「そろそろお別れだ」

深津絵里は「一緒に家へ帰ろう」と訴えるが、

浅野忠信はそれに応えず「ちゃんと謝りたかった」と言う。

「望みはかなったわ。また会おうね」と言うと、浅野忠信の姿は消えてしまった。

失踪した夫の帰還を願って願掛けした写経の束を燃やし、帰っていく。

THE END
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