奇跡のひと マリーとマルグリット~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

実話に基づく

19世紀末のフランス。

生まれつき盲目で耳も聞こえない14歳のマリーは躾や教育を受けずに育つ。

マリーは叫んでは暴れ、靴も履かず着替えもせず髪も梳かさない野生児のようだ。

父母とは顔や体に触れた感触で認識していただけの生活。

両親は聴覚障害の少女たちが寄宿生活するライネル聖母学院へマリーを入学させる。

学院に着きシスターたちに遭遇したマリーは逃げ出し、木に登ってしまう。

院長に指示されシスターのマルグリットが木に登り、マリーの手に優しく触れ、

マリーの躾をするのは私だと直感する。

マルグリットは、マリーを教育し言葉を教えるのが私の使命だと院長に熱く訴えた。

しかし院長はマリーの障がいの重さと、マルグリットの体調を理由に躊躇する。

マルグリットは不治の病を抱えていたのだ。

ただ死ぬのを待つのは嫌だというマルグリットの情熱に院長は負け、マリーの入学を認める。



マルグリットはジタバタするマリーを父母から引き離して、無理やり連れて歩き続けます。

途中の牛舎で夜を明かし、マルグリットが目覚めるとマリーは牛に触れていた。

マルグリットはマリーの手を取って“牛”という手話の形を作ってみせますが伝わりません。

その後お気に入りの手押し車に触れて安堵するマリーを乗せて学院へ到着。

マリーはシスターたちの顔に触れ、生まれて初めてたくさんの人に会う。

他の生徒たちと同じ部屋で夜を過ごしたマリーは、イジメのあう。

マリーは食事の際に黙って席に着くことも出来ず、お風呂に入れても力任せにマルグリットに抵抗する。

学院へ来て2カ月経ってもマリーは変わらず、マルグリットは“至難の道”と日課の日記に綴る。

それから2か月後もマリーに進歩はない。

4か月になるが、マリーは進歩するどころか後退していた。

窓ガラスに触っていたマリーにマルグリットが“ガラス”という手話を教えようとすると、

暴れたマリーはガラスを割って怪我をしてしまう。

マルグリットは「もう無理」と仲のいいシスター・ラファエルに愚痴を言った。

5か月になり、マルグリットはマリーの髪を梳こうとすると、激しく嫌がられる。

その攻防は一日中続き、疲れ果てたマリーは夜になってようやく髪を梳かせると、その心地よさを知った。

それからというものマリーは入浴時も大人しくなり、自分で体を洗い始める。

マルグリットは嬉しくて「いい子」と何度も褒めした。



マリーは学院の制服に袖を通し靴も履き、髪も結うようになった。

騒がなくなったマリーをマルグリットは外へ連れ出すと、雪に触って笑う彼女を母のように見守った。

ブランコにも乗れるようになったマリーは、

交代してほしいと近くに来た他の生徒の気配を感じ取れるようになった。

マリーがナイフとフォークを使えるようになったうえに、

お気に入りの折りたたみナイフで料理を切ったのを見たマルグリットは“ナイフ”という手話を教えてみる。

嫌がり発狂するマリーに来る日も来る日もマルグリットはしつこく教え込んだ。

そんなマルグリットにシスターたちは「頭がヘン」と彼女を笑いますがマルグリットが諦めずに続けていると、

ある日マリーは“ナイフ”を理解した。

物に名前があることを知ったのだ。

マリーはフォークやパンの手話も知りたくなった。

その後マリーは目覚ましい早さで物の名前を覚えていった。

単語の次は形容詞、文章、文法、抽象語と習得し、マルグリットは死ぬ前に全て教えたいと思った。

マリーの両親が来院し久々の再会を果たすと、娘の変貌ぶりに驚く。

アルファベットも学んだマリーは自分の名前を文字ブロックで並べ、両親に見せた。

マリーの成長に触発された両親は手話を教えて欲しいとマルグリットに頼んだ。

必死に手話で会話しようとする両親に、マリーは愛していると伝えた。



ある日マルグリットは体調が悪化し倒れてしまう。

マルグリットの病状は深刻で山の静かな病院で静養することになり、

マリーには内緒で学院を出てしまう。

マルグリットが突然居なくなりショックを受けたマリーは、

食事もせずマルグリットの代わりに世話するラファエルに反抗する。

マルグリットの必要性を実感したラファエルが彼女に手紙を送ると、

マルグリットは医師の反対を押し切り学院へ戻った。

年輩のシスター・エリザベートが突然死する。

マルグリットは冷たくなったエリザベートをマリーに触らせ、墓地に連れて行き“死”というものを教え、

自分ももうすぐ死ぬのだと告げる。

マリーは床についたマルグリットの世話をするようになる。

しかしマルグリットは更に症状が悪化すると、マリーとの面会を断った。

激しく抗議しても会わせて貰えないマリーは、怒って木に登る。

迎えに行った院長にマリーは「マルグリットが死ぬ前に会いたい」と気持ちを伝えた。

それを聞いた院長はマルグリットに、マリーはあなたの死を受け入れたのだと言い聞かせた。

マルグリットはマリーに会うと「あなたは生きて」と最期のメッセージを伝える。

そしてしばらくしてマルグリットが亡くなる。

マリーは彼女の墓に花を供え、空にいる恩師に向かって感謝の気持ちを手話で伝えた。

マリーは学院に残り36歳で亡くなる。

死ぬまで勉学を続け、多重障がいをもつ人々の良き導き手となった。


THE END
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