バンド・ワゴン~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。


フレッド・アステアはニューヨークへ、

記者がつめかけるが、

フレッド・アステアは過去の人になっていた。

記者が待っていたのは同じ列車に乗っていたエヴァ・ガードナー。

旧知のレスターとリリーのマートン夫妻がフレッド・アステアを迎える。

ジョークだが、

「フレッド・アステア・ファンクラブ」の立看板を持って現れる。


脚本家とソングライターを兼ねる二人は、脚本をみせる。

フレッド・アステア主演で舞台化を提案する。

気乗りのしないフレッド・アステアに、

レスターは「とにかく演出させたいコルドバに一度会ってみてくれ、

今晩彼の舞台がはねた後で会おう」と言う。

ニューヨークの街をブラブラするが、誰もフレッド・アステアのことは知らない。

コルドバが演出・主演する『オイディプス王』の舞台がはねた後、

マートン夫妻が舞台のプロットを説明すると、

「それはまさに現代のファウストだ」と興奮したコルドバは、

悪役の役で、ミュージカル・コメディ用の脚本をシリアス劇に書きなおすよう二人に指示。

「コメディじゃないなら、ぼくはお呼びでない」と出演を渋るフレッド・アステアに、

「古い栄光にしがみつくな!この舞台で新しいフレッド・アステア像を打ちたてるんだ。

シェイクスピアの台詞のリズムも、

ビル・ロビンソン(タップの神様)のタップのリズムも、同じように人を楽しませる」と説き、

「それがエンターテイメントだ」(「ザッツ・エンターテインメント」)と四人で歌い、

踊って、ついにフレッド・アステアを納得させた。


コルドバは持ち前の弁舌と手管で、バレエダンサーのギャビーを主演女優に、

その恋人で新進の振付師ポールを振付に獲得した上、

大勢の出資者まで確保した。

コルドバは自信満々で製作を開始するが、

リハーサルが進むにつれて徐々に出演者の間には険悪な雰囲気がただよいはじめる。

初対面の相手役ギャビーの身長を気にしていたフレッド・アステア(175センチ)は、

慣れないバレエ風の振付やコルドバの演技指導に不満を募らせ、

ついに「ぼくは、この子(ギャビー)に、さんざん馬鹿にされた。

もう、うんざりだ」と舞台を降りると言い出す。

コルドバやポールに説得されたギャビーは

フレッド・アステアのもとへ謝りにゆくが、

自分は悪くない、コルトバに謝りに行けと言われたと泣き出すギャビー。

ギャビーも不安だとわかり、二人の間はうちとけていく。

フレッド・アステアは率直に語りはじめた。

「君や、才能のある若い人たちが怖かったんだ。

ぼくら二人はバレエとミュージカル、二つの別な世界からやってきた。

でもいっしょにできると思うよ」。

夜の公園へと繰り出した二人は、

自分たちのステップを見つけて踊りはじめる。

「いっしょにできる」ことを確信した。

舞台『バンド・ワゴン』の初回公演されるが、

結果は散々たるものであった。

コルドバの前衛的な演出と脚本に客は唖然として引きあげ、

スポンサーたちは手を引き、

初日のパーティ会場は、がらがらであった。

コーラスやダンサーとして参加していた若い役者たちの

「愚痴パーティ」に顔を出したフレッド・アステアやギャビー、マートン夫妻は、

飲んで騒ぎながら、この舞台、

このまま失敗に終わらせるのは惜しいと痛感した。

最初のコメディの脚本に戻して、

新曲を増やし、地方公演を行いながら、内容を固めていくことにした。

資金は自分の持っている印象派の絵画を売ればいい、

と主張するフレッド・アステアに、

コルドバも賛成し、

「舞台にボスは一人でいい、ボスは君(フレッド・アステア)だ。

そしてできれば、ぼくも一人の役者として参加したい」と述べた。


一方でギャビーは「ここらが切り上げ時だ」と手を引く恋人ポールに逆らって、

次第に心を引かれ始めていたフレッド・アステアとともに一座に残る道を選んだ。

『バンド・ワゴン』は地方公演で好成績を収め、

ついにブロードウェイに凱旋公演を果たした。

その一方でギャビーはポールとの別れを選ぶ。

フレッド・アステアはギャビーを好きになるが、

ギャビーの気持ちがわからないので告白できないでいる。

ブロードウェイ初日の舞台入りで、ギャビーと会ったフレッド・アステアは

「この舞台がヒットしたら、

ロングランで、ずっとぼくといっしょにいなくちゃならない。

うんざりしないかい?」と尋ねるが、ギャビーは答えない。

大成功のブロードウェイ初日公演であったが、フレッド・アステアの心は晴れなかった。

初日の舞台がはねたあと、ふだんなら当たり前のオープニングナイト・パーティも行われず、

「ギャビーはポールと出かけた」と聞かされて意気消沈したフレッド・アステア。

やがて気をとりなおして一人で舞台の成功を祝うべく

「ぼくは一人で歩いてゆくさ」(「By myself」)と口ずさにみながら楽屋を後にする。

しかし舞台の上にはキャストとスタッフが勢ぞろいしてフレッド・アステアを驚かせ、

ギャビーは「あなたといっしょにずっとずっとロングランを続けてゆくわ。

そして愛している」と訴える。

抱き合ってキスをする二人に、

コルドバとマートン夫妻が

「本当のショーは人をうっとりさせる。

そして帰り道で気づくんだ、

あれこそがエンターテイメントだって」と歌いかけ、

最後は五人そろっての「ザッツ・エンターテインメント」の合唱によって映画は終わる。


THE END
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