旅愁(1950)~完全あらすじ編

.

映画の最後まで完全ネタバレです。

イタリアから米国へ向かう旅客機に、

若いピアニスト、ジョーン・フォンテーンと

エンジニア・ジョセフ・コットンが乗り合わせた。

ジョーン・フォンテーンは一か月後のニューヨークでのコンサート。

ジョセフ・コットンは妻ジェシカ・タンディと離婚するために帰るところだった。

だが機が故障を起こしてナポリに不時着した。

「20分で飛ぶそうよ」

「イタリアでは2時間だ。ナポリ観光しよう」

ジョーン・フォンテーンとジョセフ・コットンは昼食をとりに町へ出る。

入った店で、ジョーン・フォンテーンのお気にいりの歌がかかる。


クルト・ヴァイル作曲の『September Song』(歌:ウォルター・ヒューストン)


帰ってみると機は出発してしまっていた。

「誤解しないでほしい。友人として数日間、せっかくだからナポリ観光しない?」

「一か月先にニューヨークでコンサートなの。

忙しくなったらここにはこれそうもないわ」

2人は数日間ポンペイとカプリ島に旅行する。

カプリ滞在中、2人の友情は恋に発展していった。

ジョセフ・コットンは妻から手紙を見せる。
内容は妻が一度離婚に承諾したが、それを撤回する。

そして
2人を残して飛び立った旅客機が墜落し、
乗客はすべて死んだと報告されたことを知った。

つまりはジョセフ・コットンとジョーン・フォンテーンは死んだことになった。

二人は同じ考えを持った。

「このままにしておこう」 

「私は一人だからいいけど。あなたには家族が?」

ジョセフ・コットンとジョーン・フォンテーンはフィレンツェで暮らし始める。

ジョーン・フォンテーンのピアノ教師で、親友のマリヤには生存を知らせる。

マリヤはやってきて二人を批判する。

「あなたたちは、自分を欺いている」

雑用の仕事をするジョセフ・コットン。

ピアノ練習の日々を送るジョーン・フォンテーン。

ジョセフ・コットンの妻が息子と一緒にイタリアに来て真相を知った。

妻は夫を愛していたがゆえに、夫の新しい幸福をそのままに、アメリカへ帰った。

離婚への承諾の手紙が妻から来た。

ジョセフ・コットンは、この生活を幸福と思いながらも、

仕事に憧れ、息子を思ってやまなかった。

二人の暮らしも煮詰まった、いつまでも熱い恋ではいられない。
残酷だが、普通の恋になってしまったのですよ。

やがてジョセフ・コットンとジョーン・フォンテーンも渡米し、

ジョーン・フォンテーンの演奏会は大成功だった。

二人はだんだんにすれ違うようになる。

南米への演奏旅行に1人旅立っていくジョーン・フォンテーン。

「なぜ? 南米へ?」

「むしろ遅すぎたわ。あなたにお別れを言って欲しかった。

私たちは過去から逃げようとしていたの。

奥様と息子さんに会って決めたの。

あなたはご家族の元に帰るべきよ。

何度も言ったけど これが本当のサヨナラよ」

「僕たちが築いたのは?」

「私たちの心の中で生き続けるわ」

「僕らは愛し合っている」

「幻想の愛はいつか終わるわ。愛しているなら行かせて」

南米への飛行機に乗るジョーン・フォンテーンを見送るジョセフ・コットン

==

無責任な二人ですね。

しかし、だんだんに冷めて行く恋をうまく描いていますね。

妻は偉い、かしこいですね。

THE END
スポンサーサイト
line
line

FC2Ad

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
240位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
カテゴリ
line
総アクセス数
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line