海街diary~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

香田家の三姉妹(綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆)。

十四年前に家を出た実父が亡くなり葬式に参加する。

父は再婚して4人目の娘(広瀬すず)がいることを知る三姉妹。

広瀬すずは、父が死に、血のつながった血縁者がいなくなった。

看護師・綾瀬はるかは、すずの置かれた肩身の狭い境遇とすずが父を看取った事を感じ取る。

すずとの別れに際し、綾瀬はるかは鎌倉で一緒に暮らさないかと持ちかける。

すずは「行きます」と即答する。

こうしてすずを迎えて、香田家は四姉妹となった。

サッカー好きで明るい性格のすずは鎌倉の生活にもすぐに溶け込み、

チームでコンビを組む風太と親しくなり、

三姉妹を温かく見守ってきた『海猫食堂』のおかみさん風吹ジュンや、

食堂の常連である仙一にも気に入られる。

綾瀬はるかは小児科医椎名と交際していた。

椎名は心の病を抱える妻との離婚に踏み切れずに綾瀬はるかとの関係を続けていた。

綾瀬はるかは叔母からすずを引き取ったことについて

「あんたたちの妹だけど、父親があんたたちを棄てることになった女の子供なんだよ」と心配される。

市民病院で働く綾瀬はるかには新設される終末期病棟への転属の話が持ち上がっていた。

長澤まさみは金を貢いでいた若い恋人に捨てられる。

それを契機に信用金庫の窓口嬢だった長澤まさみは融資担当で外回りの仕事への配属変えを受け入れる。

長澤まさみは風吹ジュンが弟から遺産相続分を請求され、

海猫食堂が存続の危機に陥っていることを知ってしまう。

長澤まさみは上司の坂下と共に店の存続のために奔走する。

だが、おかみさんにはもう一つ深刻な病魔が忍び込んでいた。

夏帆は勤め先のスポーツ店長と交際していた。

彼の趣味に合わせ、すずたちの居るサッカーチームのサポーターとなり、渓流釣りにも興味を示す。

だが、元は山男だった店長はエベレストで遭難し、

凍傷で足の指を6本失いながらも山への未練を捨てきれずにいた。

サッカーチームの勝利を祝すため夏帆はすずに梅酒を飲ませるが運悪くそれは長澤まさみが自分用に作ったものだった。

酔っぱらったすずは義母や父に溜まっていた鬱憤をぶちまける。

姉妹たちは非の打ち所のないすずに深い悩みがあることを知る反面、

酒乱の癖が長澤まさみに似ていることに苦笑する。

新学期になりすずはクラス替えで風太と同じクラスになる。

そんな二人は付き合っていると噂を立てられていた。

チームメイトたちと『山猫亭』を訪れたすずは仙一が父の古い馴染みであることを知る。

亡父を思いだしセンチメンタルになるすずを風太は自転車に乗せ、

満開の桜並木が作り出すアーチを疾走する。

そんなとき、北海道で暮らす綾瀬はるかたちの実母・都が法事にやってくる。

男をつくって家を出て行った母にかねてから反発していた綾瀬はるか。

都は家を処分しろと言いだす。

都と綾瀬はるかは大喧嘩になり、叔母から叱責される。

だが、長澤まさみはいずれ皆この家から巣立つとクールに語る。

明るいすずも、不倫の子であることで、姉たちに引け目を感じていた。

綾瀬はるかと料理をしていたすずは「不倫は良くないことだ」と話す。

だが、綾瀬はるかの恋もまた不倫だった。

翌日、夜勤で日中家に居た綾瀬はるかを都が訪ねてくる。

都は渡しそびれたと姉妹たちへのお土産を置いていく。

すずの分も用意されていた。

雨の中、都と祖母の墓参りに行った綾瀬はるかは都が母親との根深い確執に悩み、

家は彼女を縛り付ける窮屈なものだったが、

綾瀬はるかたちにとっては大切な場所だと思い知らされたと謝罪する。

北海道に帰る都に家族の思い出の品である梅酒を手渡す綾瀬はるか。

移り変わる季節を通して四姉妹は絆を深めていく。

すずは綾瀬はるかたちをお姉ちゃんと呼ぶようになっていた。

季節は夏を迎え、花火大会が近付いていた。

綾瀬はるかはすずのために自分の浴衣を仕立て直す。

浴衣を着たすずは風太らサッカーチームのメンバーと洋上で花火見物をする。

その帰り、すずは風太に「ここに居ていいんだろうか」という悩みを打ち明ける。

自宅に戻ったすずに、浴衣を着た姉たちが待っていた。

姉妹は庭でささやかな花火大会をする。

夏帆とすずは一緒に作ったカレーを食べる。

香田家のカレーは都が綾瀬はるかに唯一伝えた「シーフドカレー」だったが、

夏帆は姉たちには不評な「ちくわカレー」が祖母との思い出の味だと言う。

祖母を知らないすず、父をほとんど覚えていない夏帆。

夏帆はお父さんのこと教えてねとすずに話す。

長澤まさみと坂下の奔走により、融資により店が続けられることを風吹ジュンに伝える。

だが、風吹ジュンは余命が限られており、店を畳み、終末期病棟に入ることを決めていた。

坂下は風吹ジュンのために遺言書を作成することは出来ると話す。

そんな坂下に長澤まさみは惹かれていく。

椎名は研究のため渡米する決意を固め、綾瀬はるかに一緒に来て欲しいと告げる。

人生の岐路に立たされた綾瀬はるかは悩み抜く。

すずは以前に自分が言った一言が綾瀬はるかを傷つけていたと動揺する。

大人の事情で子供時代を奪われたすずを思い、

綾瀬はるかは姉妹たちとの生活を選んで椎名に別れを告げる。

椎名は綾瀬はるかもまた大人の事情で子供時代を奪われたと指摘する。

綾瀬はるかとすずは二人で山に登る。

そこはかつて父が綾瀬はるかを連れてきた場所で、父が家族を捨ててからは一人で来る場所だった。

その風景はすずが姉妹たちを案内した山形の風景にそっくりだった。

二人でひとしきり叫んだ後、綾瀬はるかはすずに「ここに居ていいんだよ」と告げる。

綾瀬はるかは看護師として風吹ジュンの最期を看取った。

葬儀で大泣きする長澤まさみ。

風吹ジュンの遺影は仙一が誘った最後のデートのものだった。

風吹ジュンとの想い出を語った仙一は帰り際の姉妹の中からすずを呼び止め、

「お姉ちゃんたちには内緒でお父さんのこと聞きにおいで」と告げる。

浜辺を散策する四姉妹は人生の最後について語り合う。

無邪気に波と戯れるすずを見ながら、

綾瀬はるかは「お父さんはダメな人だったけれど、私たちにすずを遺してくれた」と妹たちに語る。

こうして、四姉妹はまだ鎌倉の古い家を離れることなく、日々を重ねて行くのだった……。

THE END
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