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誰も知らない~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

アパートに、スーツケースを抱えた母親のケイコと息子の明が引越ししてくる。

大家には「主人が長期出張中の母子2人である」と挨拶するが、

実はケイコには明以外の子供が3人おり、

スーツケースの中には次男の茂、次女のユキが入っていた。

長女の京子も、こっそりと家に入る。

子供4人の母子家庭との事実を告白すれば家を借りれない。

大家は小さい子供がいると部屋が汚れるので、貸すのを嫌う。

嘘を付くのはケイコなりの苦肉の策であり、

彼女は大家にも周辺住民にも事が明らかにならないよう、

明以外は外出を禁ずるなど、子供たちに厳しく注意する。

子供たちはそれぞれ父親が違い、出生届は出されておらず、

大家には小学校6年生と紹介した明も学校に通ったことさえなかった。

転入当初は、日中ケイコが百貨店で働く間に明が弟妹の世話をする日々が続くが、

新たに恋人ができたケイコは家に不在がちになる。

やがてケイコは恋人と同棲を始め、子供達の生活費は現金書留で送り帰宅しなくなる。

そこから兄弟だけの、誰も知らない生活が始まる。

明は茂とユキの父親たちに金の無心目的に会うが、それぞれの事情からお小遣い程度しかもらえない。

母が姿を消して数か月後、生活費は送られてこなくなり底をつく。

母はデパートを退職していた。

料金滞納から電気・ガス・水道も止められ、子供たちだけの生活に限界が近づき始める。

(子供たちが全員身奇麗でリアル性なし)

そんな中、4人は遊びに行った公園で不登校の中学生・紗希と知り合い、打ち解ける。

兄弟の凄惨な暮らしを目の当たりにした紗希は協力を申し出て見知らぬ男とカラオケに行き、

もらった現金を明に手渡そうとする。

しかし、それが援助交際で手に入れた金と知る明は現金を受け取れずに立ち去る。

(ありえない話、偽善的すぎますね)

いよいよ食料が底を突く。

明は顔見知りのコンビニ店員から賞味期限切れの弁当をもらい、

店で万引きするようになる。

水は公園で確保し、カップ麺のカップで家庭菜園をし、

兄弟たちは一日一日を必死に生きのびる。

コンビニ店員から児童相談所行きを勧められた明は

「前にそうしたらややこしくなって4人一緒に暮らせなくなる」と答える。

そんな不条理な環境を我慢し兄として振舞い続けた明だったが、

ある日、言うことを聞かない妹弟たちに感情が爆発し衝動的に家を飛び出す。

少年野球チームの助っ人を頼まれ、日常を忘れて楽しむが、

家に戻った明が目にしたのは、ベランダの棚の物を取ろうとして転落し、

そのまま目を覚まさなくなったユキと、それを見つめながら座り込んでいる京子と茂の姿だった。

病院に連れて行く金も薬を買う金もなく、明は薬を万引きするが、その甲斐なく翌日ユキは息絶える。

明は紗希に借金を申し込み、ユキの好きだったアポロチョコを沢山買い、

亡骸を詰めたスーツケースを生前ユキが憧れた飛行機がよく見える羽田空港近くの河川敷に埋める。

後日、いつも通りコンビニ店員から売れ残りの惣菜をもらう兄弟と、彼等に寄り添う紗希の姿があった。

彼らはいつもと変わりなく、いつものように自分達のアパートへ帰っていく。

THE END

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