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山猫~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

貴族が支配していた頃のイタリア。

山猫の紋章の名門・公爵バート・ランカスター。

スペイン大公末裔の血筋で名門中の名門。

邸宅は何室の部屋があるのか公爵すら知らないほど無数にある。

貴族が統治する時代は終わったと認識する公爵は抵抗もなく、イタリア独立戦争を見守る。

公爵の甥アラン・ドロンは戦争に参加して負傷するほど。

(戦争内容はまるで米国の南北戦争みたいです)

アラン・ドロンは軍人となり、身分の違う非貴族クラウディア・カルディナーレと

結婚することが、反対しない公爵。

クラウディアの父は裕福な事業家。

イタリア統一の是非を問う国民投票が行われて、イタリア統一が決まる。

教皇の元にイタリアの小国が統一された。

シチリアを統治した公爵の時代が終わる。

(殿様が明治維新で、平民になるのと同じ)

狩りに出る公爵に、お供の男が言う。

「結婚に反対です。「由緒ある名家も、これで終わりだ」

「終わりではない。これから始まるのだ」と公爵は言う。

===


上院議員をことわる公爵。

「肩書きだけならお受けするが政務はお断りする」

(上院議員として政治の仕事をさせられるなど、貴族として侮辱でしかない)

公爵は言う。

「我々は山猫だった。獅子だった。山犬や羊どもがとってかわる。

そして山猫も獅子もまた山犬や羊すらも自ら地の塩と信じ続ける」

==
舞踏会が開かれる。

公爵は、アランドロンの婚約者となったクラルディアのデビューを後押しするために、

出たくもない舞踏会に参加。

公爵は人酔いして静かな部屋で休憩する。

顔をあげると壁に一枚の絵がかかっています。

それは息絶えた老人絵。

そこに公爵を探していたアランドロンとクラルディアが入ってくる。

公爵は「私が死ぬ時もこうかな?」と語りはじめる。

「敷布は清潔にしたい。病人の敷布は汚いものだからな。

娘たちの服装ももっときちんとして欲しい。

しかし、まあ、こんなものだろう」とひとりでうなずく。

アランドロンは公爵の手をとって「叔父上、何を言っているんです?」といたわります。

公爵はやすらかな顔で

「時々、死を思うのだ。この歳では当然だ。

若い者にはわかるまい。君らに死は関係ない。存在せぬのと同じだ」と答える。

公爵はクラウディア・カルディナーレに頼まれてワルツを踊る。

「老人だ。もうこれで勘弁してほしい」と言う公爵。

舞踏会は終わり、散歩しながら帰る公爵の後ろ姿。

THE END

老兵は去るのみ

上院議員として政治の仕事をさせられるなど、貴族として侮辱でしかない。

貴族の没落など、めずらしい話でもない。

単純な話を大作のように描くヴィスコンティ。

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