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独裁者~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

冒頭

独裁者と床屋の顔が似ているのは単なる偶然である。

==

第一次世界大戦の戦場

チャップリンは、架空国トメニアの陸軍重砲部隊に所属する。

敵の攻撃に遭い撤退、突撃部隊に再配属。

飛行機が不時着して、乗っていた士官シュルツが負傷していた。

チャーリーは負傷した士官のシュルツを救出して、

シュルツの重要書類を本国に届けるため、飛行機に同乗するが、

飛行機は燃料切れにより墜落してしまう。

トメニアがすでに降伏していたことを知り大いに悲しむシュルツ。

===

一方、チャーリーは墜落のショックで記憶を失い、以後の20年を病院で過ごすことになる。

この20年の間にトメニアは政変が起こり、

アデノイド・ヒンケル(チャップリン:一人二役)が独裁者として君臨し、

内務大臣兼宣伝大臣ガービッチと

戦争大臣ヘリング元帥の補佐を受けつつ、

自由と民主主義を否定し、国中のユダヤ人を迫害した。

(ヒトラーそっくりの演説をしますが、マイクが曲がる所は、爆笑しました)

==
チャーリーは病院を抜け出し、ユダヤ人ゲットーにある自宅に戻ってくる。

医師も治らないので、そのままにする。

チャーリーは20年前の記憶のままで、喪失してから20年のことは理解していない。

ほこりが積もった理髪店のありさまに呆然とする。

彼はヒンケルの手先である突撃隊が自分の店の窓に、

ペンキで塗った「JEW(ユダこう)」を消そうとして、

突撃隊に暴力を受ける。

現在の政治状況について何も知らないチャーリーは突撃隊に反抗したところ、

大勢の突撃隊に私刑を受け、吊るし首にされようとしたが、

かつて命を助けたシュルツが偶然に通りかかる。

そして記憶をとりもどす。

シュルツはヒンケルの信頼も厚く、今では突撃隊長となっていた。

チャーリーがユダヤ人と知って驚いたシュルツであったが、

以前助けられた恩から、

突撃隊にチャーリーと彼の恋人であるハンナに手を出さないよう部下に命じた。

==

多忙を極めるヒンケル

ヒンケルはオーストリッチ侵略を企て、ユダヤ系の金融資本から金を引き出すため、

ユダヤ人への抑圧政策を緩和した。

急にユダヤ人に優しくなった突撃隊員たちを目の当たりにして、

ゲットーの住人はヒンケルが自分たちに市民権を返してくれるのではないかという淡い期待を持った。

==

再びヒンケル、猿のように、カーテンの4メートル以上高さまで登る。
チャップリンーカーテン

地球儀の風船で遊び、世界侵略を夢見る。
チャップリンー地球儀

資金援助を断られたヒンケル。

ユダヤ金融はヒンケルを「中世の蛮人」と蔑んだ。

ヒンケルはユダヤ人に対して怒りを露わにし、

シュルツにゲットーを襲うように命令する。

これに対し、シュルツはユダヤ人迫害は党の利益にならないと反対したため、

ヒンケルはシュルツを強制収容所にぶち込んでしまう。

そして、ラジオでユダヤ人は抹殺すべしという演説放送を行う。

突撃隊はゲットーを襲撃しようとするが、

シュルツの指示を思い出しチャーリーの関係者には何もしなかったが、

シュルツが逮捕されたことを知り、

突撃隊はチャーリーの店を破壊する。

これらを受け、ハンナは隣国オストリッチへの亡命を思い立つ。

==

強制収容所から脱出したシュルツはゲットーに逃げ込み、

ヒンケル体制の転覆を計画した。

ゲットー代表者5名で

誰が暗殺者になるか、ケーキに含まれた銀貨で決めることになった。

ケーキの銀貨を他へ入れる面々。

しかし銀貨は全員のケーキに入っていた。

ハンナが「テロは反対」と言うので、面々はテロをやめる。

突撃隊はシュルツがゲットーにいるとみて捜査を始める。

チャーリーとシュルツは捕まり、強制収容所に送られてしまう。

ハンナ一家と近所の面々はオストリッチへ逃げる。

==

ヒンケルと近隣国バクテリアの独裁者であるナポロニは、

オーストリッチ侵攻で争い、激しい交渉をする。

ヒンケルはいったんナポロニと侵攻しない約束をする。

しかしヒンケルは約束を破って、オストリッチ侵攻をしようとした。

ヒンケルは民間人に変装して、密かにオーストリッチ国境付近に乗り込み、

隠れていた侵攻軍と合流することになっていた。

==

チャーリーとシュルツは軍服を着て、強制収容所から逃げ出した。

看守は間違えてヒンケルを捕えてしまう。

シュルツとチャーリーは隠れていた侵攻軍に遭遇。

チャーリーはヒンケルに間違えられてしまう。

シュルツはヒンケルに許されたと思われた。

オストリッチを占領したトメニア。

脱出していたハンナたちは再びヒンケルの支配下に置かれてしまう。

ヒンケルに代わって、チャーリーはラジオで演説をする。

「申し訳ないが、私は皇帝になりたくない。

支配はしたくない。

できれば援助したい。ユダヤ人も黒人も白人も。

人類はお互いに助け合うべきである。

他人の幸福を願い、お互いに憎しみあったりしてはならない。

世界には全人類を養う富がある。

人生は自由で楽しいはずであるのに、

貧欲が人類を毒し、憎悪をもたらし、悲劇と流血を招いた。

スピードも意思を通じさせず、機械は貧富の差を作り、

知識をえて人類は懐疑的になった。

思想だけがあって感情がなく、人間性が失われた。

知識より思いやりが必要である。

思いやりがないと暴力だけが残る。

航空機とラジオは我々を接近させ、

人類の良心に呼びかけて、世界をひとつにする力がある。

私の声は全世界に伝わり、失意の人々にも届いている。

これらの人々は罪なくして苦しんでいる。

人々よ! 失望してはならない。

貧欲はやがて姿を消し。

恐怖もやがて消え去り、独裁者は死に絶える。

大衆は再び権力を取り戻し、自由は決して失われぬ!

兵士諸君! 犠牲になるな!
独裁者の奴隷になるな!

彼等は諸君を欺き、犠牲を強いて家畜の様に追い回している!


彼等は人間ではない! 心も頭も機械に等しい!
諸君は機械ではない!
人間だ!
心に愛を抱いてる。
愛を知らぬ者だけが憎み合うのだ!
独裁を排し 自由の為に戦え!

神の王国は人間の中にある!

すべての人間の中に! 諸君の中に!

諸君は幸福を生み出す力を持っている。

人生は美しく 自由であり すばらしいものだ!

諸君の力を民主主義の為に集結しよう!

よき世界の為に戦おう!

青年に希望を与え 老人に保障を与えよう

独裁者も同じ約束をした。

だが彼らは約束を守らない!

彼らの野心を満し 大衆を奴隷にした!

戦おう 約束を果す為に!

世界に自由をもたらし。国境を取除き 貧欲と憎悪を追放しよう!

良心の為に戦おう! 文化の進歩が全人類を幸福に導くように。

兵士諸君! 民主主義の為に団結しよう!

ハンナ 聞こえるかい? 元気をお出し!

ご覧! 暗い雲が消え去った。太陽が輝いてる。

明るい光がさし始めた。新しい世界が開けてきた。

人類は貧欲と憎悪と暴力を克服したのだ。

人間の魂は翼を与えられていた。やっと飛び始めた。

虹の中に飛び始めた。希望に輝く未来に向かって。

輝かしい未来が君にも私にもやって来る 我々すべてに!

ハンナ 元気をお出し! 」

これを聞いた兵士たちは拍手喝采する。

ハンナはラジオ放送を聞いていて泣くのをやめる。

「ハンナ聞いたかい」と父が言う。

ハンナ一家は空をじっと見上げる。

THE END

実在のモデル

ヒンケルとはヒトラー

内相兼宣伝相ガービッチは宣伝相ゲッベルス

戦争相ヘリング元帥は空軍総司令官兼航空相ヘルマン・ゲーリング国家元帥

ナポロニはイタリア首相ムッソリーニだがロシアのスターリング。

ヒトラーはロシアと密約してポーランドに侵攻。

独ソ不可侵条約を破棄してロシア侵攻。
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