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言の葉の庭~完全あらすじ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

靴職人になる夢を持つ高校生タカオは、雨の日の1限は授業をサボって、

庭園で靴のデザインを考えていた。

ある日、タカオはそこで朝からビールを飲んでいる女性ユキノに出会う。

どこかで会ったかとタカオが尋ねると、ユキノは否定し、

万葉集の短歌

「雷神(なるかみ)の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」

を言い残して去っていった。

こうして、雨の日だけの午前だけの2人の交流がはじまる。

ユキノは会社をサボっていると言う。

タカオはサボるのは雨の日の午前中だけと決めていた。

タカオの母は家出していて、兄との二人暮らしである。

タカオは靴職人になる夢を語り、靴の学校に進学することをユキノに話す。

お互いに作った弁当のおかずの交換をする。

ユキノが作ったおかずの不味さに驚くタカオ。

ユキノは味覚障害を患っていた。

ある日、ユキノはタカオに「靴作りの本」をプレゼントした。

タカオはお礼に、今作っている靴をユキノのために作ることにして、

ユキノの足のサイズをトレースする。

その後、梅雨が明け、しばらくの間晴れが続き、2人は会わなくなる。

==

夏休みになり、タカオはバイトに励む。

9月、タカオは学校でユキノとすれ違い、ユキノが古文の教師だったことを知る。

生徒の嫌がらせによって退職に追い込まれたのだった。

首謀者の3年生の女生徒・相沢に会いに行くが、

からかわれた1年のタカオは相沢の頬を叩き、その取り巻きの男子生徒に返り討ちにされる。

相沢はユキノのことを「淫乱ババア」と言ったからだ。

==

庭園に向かったタカオはユキノと出会う。

万葉集の返し歌

「雷神(なるかみ)の 少し響みて 降らずとも 吾は留らむ 妹し留めば」 を口にする。

「そう! それが正解。私が最初に君に言った歌の返し歌」

歌の解説をするタカオ。

「雷雨になったら、君はここに留まってくれるだろうか?

そういう歌に対して

雷雨でなくても、ここにいるよって答えている。

万葉集、教科書に載っていました」

ユキノは言う

「古典の教師だって気づいてもらえるかなと思ったんだけどね。

それに私、学校中の人に知られちゃってると思ったから。

でも君は違う世界ばかり見てたのね」

「・・・」

「ねえ、その顔、どうしたの?」

「先生のマネにしてビールを飲んで、酔っぱらって、山手線ホームから落ちました」

「ウソ」

「うそです。喧嘩ぐらいします」

急な土砂降りに遭って、2人でユキノのマンションへ行く。

(こんなことして、教師の自覚なさすぎ、淫乱と誤解されて当然、ワキが甘い)

ユキノは濡れた服を乾かしながら、タカオは2人分の料理を作りながら食べる。

2人とも今が一番幸せかもと思う。

「ユキノさん!俺!ユキノさんを好きです」

「ユキノさんじゃなくて、先生でしょう?」

ユキノは地元の四国に帰ることを告げる。

「私はね!あの場所で1人で歩けるようになる練習をしていたの。靴がなくても」

「だから?」

「だから、今までありがとう」

タカオは「帰ります。いろいろありがとうございました」と言って部屋を出る。 

ユキノは部屋を出たタカオを追いかける。

タカオは部屋の踊り場で雨宿りしていて、ユキノが近づく。

タカオは言う。

「あの~
さっきの忘れてください。俺、やっぱりあなたのこと嫌いです。

最初からあなたは何だか~。嫌な人でした。
朝っぱらからビール飲んで
わけの分からない短歌なんかふっかけてきて
自分のことは何も話さないくせに
人の話ばかり聞き出して
俺のこと、生徒だって知ってたんですよね?
汚いですよ。そんなのって。
あんたが教師だって知ってたら
俺は靴のことなんてしゃべらなかった
どうせできっこない
かなわないって思われるから
どうして、あんたはそう言わなかったんですか
子供の言うことだって
適当に付き合えばいいって思ってた?
俺が何かに。誰かにあこがれたって、そんなの届きっこない。
かなうわけないって。あんたは最初からわかってたんだ。
だったら、ちゃんと言ってくれよ
邪魔だって。ガキは学校に行けって。
俺のこと、嫌いだって。
あんたは一生。ずっとそうやって。
大事な言葉は絶対に言わないで。自分は関係ないって顔して
ずっと一人で生きてゆくんだ」

泣き出したユキノはタカオにだきつく。

「毎朝ちゃんとスーツ着て学校に行こうとしてたの。
でも怖くって、どうしても行けなくて
あの場所で、私
あなたに。救われてたの」

(どうしようもない先生ですね)

==

季節は変わって冬

タカオは完成した靴を手に庭園を訪れ、

四国でまた教師となったユキノからの手紙を読むタカオ。

「歩く練習をしていたのは、きっと俺も同じだと今は思う。

いつかもっと遠くまで歩けるようになったら 会いに行こう」

THE END
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