クレイマー、クレイマー  完全ネタバレ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

舞台はニューヨーク・マンハッタン

一児の息子がいる、結婚して8年になるクレイマー夫婦。

仕事熱心の夫は、家事と育児を妻にすべて押しつけていた。

妻は何か自分が打ち込める仕事をしたいと夫に相談を持ちかけるが、

それに対して夫は、夫が順調にキャリアを重ねて収入が増え、

家族の生活にまったく不自由がないのに、

何が不満かと言ってとりあわない。

昇進の日に、妻は夫に別れを告げて、息子を置き去りして家を出ていった。

はじめは冗談だと思っていた夫だったが、

翌日会社から自宅に電話をかけても誰も出ないことから初めてことの重大さに気づく。

夫の生活はその日から一変した。

夫は5歳の息子ビリーと戸惑いながらも父子二人きりの生活を始める。

シングルファザーの苦労が続くが、時間とともに息子との絆は深まっていった。

「パパ! パパも行っちゃうの?」

「いや! パパはお前を1人にはしないぞ」

「僕が悪い子だから、ママは出ていったの?」

「違う。ママはお前を愛している。お前のせいじゃない。

ママが出ていった理由は、パパがママを一つの型にはめようとしてきたからだ。

ママを理想の奥さんにしようとしたからなんだよ。

でも、ママはそういう人じゃない。タイプが違うんだよ。

ママもパパを幸せにしようと、ずいぶん努力したし、うまくいかない時に、パパと話し合おうとした。

でもパパは仕事が忙しくて、ママの話を聞こうとしなかった。

パパが幸せなら、ママも幸せだと思ってたんだ。

だからママは、とても寂しかっただろう。

でもママはお前を愛しているから、我慢してずっと家にいた。
だけど、とうとうパパに我慢できなくなって出て行った。
お前じゃなくてパパのせいだ」


妻が出奔してから1年半の間に、家事と育児に精を出す夫。

ビリーとの関係も以前よりも親密になった。

そんなある日、すこし目を離した隙にビリーがジャングルジムから転落し大怪我を負ってしまう。

そのうえ息子に気を取られ仕事に身が入らない夫は、会社から解雇されてしまう。

さらに、1年以上連絡のなかった妻が、

離婚を成立させて、息子を取り戻そうと、母性を盾に養育権の奪還を裁判所に申し立てた。

弁護士に相談するも、失業中の夫が養育権を勝ち取る見込みはほとんどない。

夫は慌てて就職活動をし、裁判前にようやく仕事にありつけたが、以前の勤務先より遥かに給与は少なく、

手に職を得た妻の方が収入は多かった。

また、それまで仕事ばかりで家庭を顧みなかったという妻の主張に反論できず、夫は裁判で苦戦を強いられた。

「一年に二度しか会っていない息子をなぜ、取り戻そうとする?」と弁護人は元妻に問いかける。

会社を解雇されたこと、息子が大けがをしたことなど、追及されて、夫には不利な展開になり、

裁判「クレイマー対クレイマー離婚事件」は、夫側には敗訴となる。、

息子の養育権は妻の手に渡ることとなり、息子の存在が生きがいであった夫は悲嘆に暮れる。

息子を元妻に引き渡す日の朝、

夫は最初の頃こそうまくつくれなかったフレンチトーストを難なくつくり上げ、

息子と二人で最後の朝食をとった。

元妻は元夫をロビーに呼び出す。

元夫とロビーで会うと、元妻は思いつめたかのように呟く。

「ビリー(息子)のためを思えば、連れていくのはよくない。

息子の家はここよ」

元妻は定期的に息子と会えるのだ。

部屋にいる息子に会いに行く元妻を、元夫はロビーで見守るところで映画は終わる。

THE END
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