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大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇  完全ネタバレ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

竹野内豊と妻・水川あさみは、新婚であるが、長い同棲生活で、新婚気分はない。

新居引っ越しで、そのどさくさに愛用の炊飯器が見つからず、

シーチキンだけで夕食となる、

ある日、近所のスーパーの怪しげな占い師(樹木希林)に、

「炊飯ジャー見つかったの?」と声をかけて来る。

樹木希林は「地獄にあるわよ。地獄、行く?」と、パンフレットを渡してくれる。

そこには、地獄旅行19800円と書かれてあった。

再び夕食の時間に、ご飯がないことで口論になる夫婦。

地獄にあると言う占い師に会いに、翌日夫婦で出かける。

占いで「濡れた男が、炊飯器を地獄に連れて行った。地獄へ行けばある」と言われて

なんのためらいもなく、新婚旅行がてら地獄に行くことになった。

地獄の入り口は、五反田スーパー・マルヨシの屋上にあると言う。

占い兼ガイドの樹木希林から「地獄のどのコースを選ぶか」聞かれて

生物学的には海老じゃない、地獄甘エビ食い放題ツアーを選択する。

旅館はどちらにするか聞かれて、追加料金を出さないと、飯島屋さんになると説明されて、飯島屋にする。

ものすごくおおざっぱな手描きの地図を渡されて、食べ放題ツアー、一人一泊2200円、二人分44000円を支払う。

2人が案内されたのは、屋上に置いてあったバスタブだった。

竹野内は、バスタブの汚い水に手を入れると、引っ張られたので、バスタブの中に入ってしまった。

仕方なくあさみもバスタブに消える。

2人は森の中の小道に落ちてきた。

飯島屋までの一本道が続いていたが、

何があっても後ろを振り向いてはだめだとガイドから言われていた。

しかし後ろから聞こえてくる。

「何?祭り?パレード?轢かれちゃうんじゃないの?」と、

後ろを振り返ってしまい、

2人は落とし穴にはまったように、道から落ちてしまう。

落ちた場所は、崖のある採石場のような所だった。

崖の中腹付近に見慣れる建物を発見する。

ガイドからもらった地図を確認すると、マルメルキ分離器と書かれた場所があり、

あれがそうじゃないか?と考えるが、

そもそも「マルメルキって何?」と言う疑問がわく。

とりあえず、持って来たカメラで風景を撮り始める。

すると赤い顔をした白い作業着風の中年男がこちらをにらんでいるのに気づき、

何かまずい雰囲気を感じる。

近づいて来た赤い顔の男(でんでん)は、二人に向かって何事か文句を言い出す。

しかし、それは日本語になっておらず、意味は分からなかった。

赤い男の様子がけんか腰だったので、二人はその場を逃げ出すが、

赤い男が「オ?!」とさけぶと、周囲から全く同じ顔をした赤い顔の男が何人も出現し、

二人を追って来るので、必死にその場から逃げ出す。

すると、車が近づき、運転していた青い少女に助けられる。

青い少女は、赤いのは危ないと注意する。

地図を出して、ここの場所を聞くと、大体の場所を教えてくれた少女はヨシコ(橋本愛)と名乗る。

飯島屋まで送ってくれないかと頼むと、了解したヨシコは、青い人間たちが住む集落などを通りながら、

地獄に長くいると、赤くなったり青くなったりするが、赤くなると言葉や色々なものを忘れ、

怒りっぽくなると説明してくれる。

それを聞いたあさみは赤くなりたくないと言うが、竹野内の方は赤くなっても良いなと言い出したので、

忘れたいことあるの?とあさみが聞くと、あると言う。

あさみは、ダッシュボードの上に載っていた手編みのコースターに気づき、きれいと言いながら手に取ってみる。

ヨシコは、赤くなった友達がくれたのだと言う。

その友達、今何しているの?とあさみが聞くと、知らない。

私を見ると殴り掛かって来るから、あわないようにしているとヨシコは答える。

やがて、車は、空まで伸びるとてつもない高い塔に近づく。

これが飯島屋なのか?と二人は驚くがヨシコが、車を降り、ポーターらしき男に聞きに行くと、

ポーターは、ヨシコに何か文句を言っているようだった。

その間、ここまで送ってくれたヨシコに、いくらか渡さないと行けないだろうと相談し合っていた二人は、

戻って来て、やはり、ここが飯島屋だが、すごく高いホテルなので、

私たちが来るような所じゃないと怒られたと教えてくれたヨシコに3000円渡そうとする。

ヨシコは、そんなにたくさんもらえないと断るので、竹野内は1000円だけ握らせることにする。

恐縮したヨシコは、いつ帰るの?と聞くので、明日帰るとあさみが答えると、

こんなにたくさんもらったので、夜、ナイトマーケットに案内してやるから後から迎えに来ると言い残して帰って行く。

ホテルに入ると、意外と客がにぎわっていたので、二人は、結構、来てるんだねとちょっと驚く。

受付を探していた二人の前に、青い顔をした一人の男(荒川良々)が近づいて来て、

私、「飯島」と申します。日本人を担当していますと告げる。

飯島は、あさみから赤い男たちに追われたことを聞くと、じゃあ、振り返ったんですね。

赤い人は言葉をなくしているので良く分からない。美術面は優れているんですがと説明し、

実は、振り返らなかった人はこれまでいなかったと言うので、あさみは拍子抜けする。

トイレに入った竹野内は、トイレの中に巨大な爪切りが置いてあるのに気づく。

さらに、便器が「TOTO」製であることにも。

戻って来て爪切りの話をあさみにすると、それを横で聞いた飯島が、あれは爪切りではなく「角きり」だと教える。

二人が「角きり?」と不思議がると、女性のむだ毛処理のようなもので、

いつしか、自分たち持つのを恥ずかしいものと考え、処理するようになったのだと飯島は説明する。

螺旋階段の所に案内された二人は、飯島から、部屋は22階ですと教えられる。

建物が古いのでエレベーターはないのだと言う。

一体、何階まであるのかと聞くと、400階以上だが、それから上に行ったもので帰って来たものはいないらしい。

不安がる二人に、飯島は、一緒に行きましょうか?と聞くが、それは断った二人が、

部屋番号を聞くと、22階は誰も泊まっていないので、

どの部屋を使っても良く、何なら、23階でも良いと飯島は言う。

風呂の階を聞くと、46階と127階の二カ所あるが、127階に行く人はいないので46階がお勧めだと言う飯島だったが、

夜には、多少の危険がありますので、自分の身は自分で守って下さいと不気味なことまで付け加える。

夕食は何時にしますかと聞かれたあさみは、22時にナイトマーケットに誘いに来るので…と教えると、

8時くらいにしましょうと切り出した飯島は、

ナイトマーケットに行かれるのなら、小銭を両替しておいた方が良い。

こちらでは大体1円で買えるので、一円玉をたくさん用意しておかれると良いでしょうとアドバイスしてくれる。

二人は、足を棒にしながら階段を必死に上り22階に到着してみるが、その廊下は誰も利用してないらしく荒れ放題だった。

とりあえず、一番近くの部屋に入った二人だったが、中はあまりにも広々としており、

鬼の彫像なども建っているので、何か落ち着かない雰囲気だった。

冷蔵庫を開けてみると、輪ゴムが入っている。

竹野内の方は、クラシックな衣装を始め、色々な衣装が取り揃えられている衣装部屋を発見して喜ぶ。

着替え用?と不思議がったあさみは、無難な浴衣に着替え、

竹野内は野球のユニフォーム姿になり、46階の浴場を目指す。

何とか苦労の末、浴場に到着した二人は、ドアの向こうに広がっていた広大な海のような温泉を観て唖然とする。

あさみは、遠くに見える目をつぶった人の顔を見て生首だ!と叫ぶが、竹野内は下も付いているだろうと落ち着かせる。

海には、ぐったり疲れきったような客を二人乗せ、

船頭が櫂を操り素早く移動する小舟のようなものが走っていたので、二人は首を傾げる。

気がつくと、海に用に見えた温泉はビーフシチューであることに二人は気づく。

手ですくい上げると、ジャガイモが入っていたりする。

とりあえず、湯につかってみると、意外と心地よいことに二人は満足する。

しばらく入浴していると、「俺たち、流されている」と言う。

見ると、巨大な排水溝のような所に、温泉の水が流れ込んでいるではないか!

二人は、そこへ引き込まれまいと、必死で泳ぎ出すが、巨大な水流には勝てず、あさみはもうだめ!と絶望する。

そのとき、「はい、捕まって下さい」と、櫂を差し出して来たのが、小舟の船頭だった。

浜辺に帰って砂浜で寝そべった二人は、ようやく、あの小舟の意味を悟る。

部屋に戻ってみると、飯島が夕食の準備を終え待っていた。

飯島は「深夜になると、流れがもっと速くなるのです」と、

浴場のことを説明しながら、二人にビールを注ぐ。

二人の前にはクロッシュ(金属製の丸皿カバー)が置かれており、

飯島は二人の前に丸まったゴムチューブを差し出しながら、

あさみに向かい、お肌がすべすべになったでしょう?と聞く。

地獄には人の肌を食べる虫がおり、浴場の砂浜に見えたものは、

その虫の卵なのだと気持ちの悪いことを飯島は教える。

腹が減った竹野内は、この中に甘エビが?とクロッシュを上げようとするが、

そのとき飯島が、「突然危ない!」と止める。

地獄甘エビは目に飛び込んで来て危険なのでと、水中メガネをかけさせると、自ら食べ方を教え始める。

クロッシュの隅をそっと上げ、その中にゴムチューブの片方を差し込むと、

地獄甘エビは穴があると、その中に入る習性がありますと言いながら、

手応えを感じたのか、次の瞬間、そのチューブを引き抜くと、テーブルに何度も打ち付け始める。

そして、こちらの先から思いっきり吸うのですと説明しながら竹野内にゴムチューブを手渡す。

吸ってみた竹野内。 思いのほか甘くておいしいことを知る。

飯島は、味に飽きたら、これをかけて下さいと言いながら、タバスコの瓶に似た容器を差し出す。

そこにはマルメルキと書かれていたので、マルメルキって何?と聞いてみると、

地獄にはたくさんの本が落ちて来て、それは砂とマルメルキに分離するので、

自分たちは、それを調味料として使っていると飯島は説明する。

二人は、お腹いっぱい地獄甘エビを平らげた後、ベッドに横になる。

やがて、二人はナイトマーケット用の服に着替えることになるが、

あさみは、持って来た衣装に気に入ったものが見当たらないらしく迷っていた。

そのとき、竹野内が、自分のバッグに入れて来たと言いながら一着のワンピースを差し出す。

あの花柄のワンピースだった。

喜んだあさみは、すぐにそれに着替えるとホテルの前に向かう。

すると、約束通りヨシコが車で待っており、後部座席からは、二人の子供が降りて来る。

どうやらヨシコの弟たちのようだったが、恥ずかしいのか、名前を聞いても二人とも答えない。

あさみと竹野内を乗せ出発したヨシコは、ナイトマーケットは、

昔城だった所で、城が銀で出来ていた為、泥棒たちがどんどん盗んでしまい、

今では泥棒しかいない場所なのだと言う。

泥棒たちは、皆お堀を泳いで城に入ったので、泥棒はみんな濡れているとも。

その城跡のナイトマーケットに到着したヨシコは、北の方角に見えるテント村を指しながら、

北には行くな、赤い奴らの町だからと二人に注意する。

さっそく、二人はナイトマーケットの店を見物し始める。

何か、偉人のような人たちの写真を並べた店があったのでヨシコに聞くと、

それは木村、吉村、大村など、村が付く名前の人たちだと言う。

下の弟(鈴木福)は、蝶の標本を熱心に観ていた。

素敵な布ものが欲しいと言うあさみに、

ヨシコは「北に行こう」と言う。

こっそり森を抜け、北のテント村の店に行く。

ヨシコは、あの店の店番は今寝ているので、勝手に持って行っていいと言う。

「盗むのか?」と竹野内がためらうと、ヨシコは、ちゃんとした買い物だと言う。

皆でその店に近づく途中、人だかりがしているので、

竹野内が何をしているのだと聞くと、カンガルーを戦わせているのだと言う。

あさみは、店の品物をあれこれ探し始めるが、そのとき、お面を発見した竹野内は、

弟に向かって、目の穴から指を二本突き出してふざける。

すると、弟は喜んで声を挙げてしまったので、寝ていた店の男が目を覚ましてしまい、

周囲にいた赤い男たちからも気づかれてしまう。

あさみたちは、一円玉をばらまいて、追っ手の注意をそらし、何とか境界線の外の山の中に逃げ込む。

それでも、あさみはテーブルクロスを購入し、竹野内はお面を手に入れていた。

ヨシコは、あの人たちもたくさんお金をもらったので喜んでいるはずだと二人に教える。

ナイトマーケットの城に戻って来たあさみたちは、おなかがすいたと言い出したので、

ヨシコが何か不思議なスナックのようなものを持って来る。

見ると、色違いのゴム輪のようだったが、食べてみると中華風の味がした。

ヨシコが言うには、噛んだ後、吐き捨てるのだと言う。

気に入った二人は、そのスナックを弟たちにも食べさせ、皆でゴム輪の吐き出しっこをする。

帰りの車の中、弟は、あさみのテーブルクロスに包まり寝ていたが、

ヨシコは、別れを惜しんで涙ぐんでいた。

ホテルに着くと、ヨシコはそっとそのテーブルクロスを取るとあさみに返す。

竹野内は、別れ際、兄の方にフィルムが入ったパトローネを渡す。

あさみはそんなヨシコを抱きしめるが、

そのときヨシコは、「いつか私たちを産んで下さい」と耳元でささやく。

翌朝、ホテルの入口に出た二人に、飯島が、少し時間があるので近くを案内しましょうと申し出てくれる。

飯島は、帰りは来たのと同じ道ではなく、奈落の底を通ると教える。

さらに、濡れた男は、赤くも青くもないが、何でも良く知っているとも。

洞窟のような場所に来た飯島は、自分には妻がいて、自分も昔は黄色かったんだと打ち明ける。

元々地獄の人間じゃなかったんだが、妻を追ってここへ来たのだが、妻を捜しているうちに、青くなったと言う。

それを聞いていた二人が不安げになったので、一泊程度なら大丈夫。

又来ようとしなければ良いのだと飯島は言う。

妻は赤くなっていた。人間らしくなくなっていたのだが、今でも時々見に行くと飯島は続ける。

そのとき、あさみたちは、石の祭壇のような場所に置いてある二つの炊飯ジャーを発見する。

近づいてみると、竹野内がなくしたジャーと、かつて、あさみが捨てたジャーだった。

二つのジャーとも「保温」となっており、ふたを開けてみると、おいしそうなご飯が両方に入っている。

食べてみると、おいしかった。

飯島から、そろそろ行きますか?と声をかけられた二人は、

炊飯ジャーをどうするか話し合うが、結局、置いて行くことにする。

そのとき、人影が近づいて来て、それに気づいた飯島は影の方を追って行く。

二人も飯島の後を追って走る。

飯島が追いついたのは濡れた男だった。

濡れた男が立ち止まると、飯島は私と妻はまだか?と聞く。

すると、濡れた男は、お前たちはまだまだだと答え去って行く。

追いついたあさみが、何を聞いたのか聞くと、私たちが生まれるのはまだかと聞いたと飯島は教える。

あさみは、「ヨシコが私たちを生んで下さい」と言っていたと打ち明けると、

飯島は「そう言う意味でしょう」とつぶやき、

「ここには、死んだものも、死に続けているものもいます。

生者とは、死に続けるものと言うことですから」と飯島は言う。

外に出ると、崖の下の方から一頭の蝶が飛んで来る。

蝶だけは自由に行き来できるのだとも飯島は教え、自分はここまでしか行けない。

青や赤の人はこれから先へは行けないのだ言い、別れを告げる。

「地獄は楽しかったですか?」と聞く飯島に、竹野内はまた来たいと答えたので、

「それはいけません」と飯島はこたえる。

ここを降り続けると、五反田のスーパー・マルヨシのトイレの横に出ますと飯島は教え去って行く。

あさみと竹野内は、螺旋状にそこに通じている道を降り始める。

そこの方からたくさんの蝶が舞い上がり、二人の後を追うように集まる。

マルヨシの電化製品売り場では、あさみと竹野内が、新しい炊飯ジャーを買おうと新製品を観ていた。

それに気づいた占いのおばさんは、「死ななかった、帰って来た!」と動揺する。

そっと二人に気づかれないように売り場を横切って行く樹木希林。

THE END

地獄には赤鬼と青鬼が住んでいて、爪切りの巨大なもので、角を切っているのかもしれません。

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