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クロサワ映画はトヨタの車だ



黒澤(クロサワ)映画を話そうよ その2 

クロサワ映画はトヨタの車だ



クロサワは

1990年に米アカデミー名誉賞を受賞した。

ルーカスとスピルバーグが

「現役の世界最高の監督です。

“映画とは何か”に答えた数少ない映画人の彼にこの賞を送ります」

と紹介した。

クロサワのすばらしさを称える本や資料は多数ある。

前回のつづきで

クロサワのリアルを追及するエピソードの追加からはいります。

1.ピストルの話し

シーンは

机の引き出しにピストルがはいっている。

役者は机の引き出しからピストルを取り出すことはない。

役者はそこでピストルの処分で苦悩するだけ。

このシーンでも机の引き出しにはピストルを入れろと指示する。

それも本物のピストルを。


2.漢方薬の話し

映画「赤ひげ」では漢方薬が収納されている薬棚が出てくる。

実際にそこから漢方薬を取り出すシーンはないが

クロサワはこの薬棚の全部の引き出しに本物の漢方薬を入れさせた。

このこだわりについて思う。

これは

トヨタの車のバンパーではないか

茶道の極意ではないか

つまり目に見えない隠れたところにも心を配る。

このこだわりは日本人の美学かもしれない。

中国人が驚いたという。

なぜトヨタの車は永遠に見られることのない

車のバンパーの裏を磨くのか?

米国人も磨かない、日本人だけだ。


=========

僕のクロサワ映画ベストはニ作

「生きる」と「赤ひげ」

黒澤ヒューマニズム映画の双璧だと思います。


★「赤ひげ」

原作は山本周五郎の小説「赤ひげ診療譚」

出演した加山雄三は

今まで俳優を続けようか辞めようか悩んでいたが、

本作に出演した事をきっかけに生涯俳優として生きていく事を決意。

3時間ものだが長いと感じさせない。

セットの懲り方はいつものように半端じゃない。

得意の雨のシーン(わざと墨汁混入)は

いつもながら迫力あり。

以下の話しが印象的だ。

医者は体の病気だけでなく、

心の病気もいっしょに治療する必要がある。


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