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サンセット大通り  完全ネタバレ編

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映画の最後まで完全ネタバレです。

舞台はアメリカ

サンセット大通りのとある大邸宅で一人の男が殺害される事件が起きる。

警察が駆けつけると、プールに死体が浮いており、背中と腹に銃弾を撃ち込まれていた。

殺されたのは、B級映画の脚本を2本ほど書いた無名の脚本家である。

事件の発端は半年ほど前に遡る。

ハリウッドのアパートに住む脚本家ウィリアム・ホールデンは、

脚本を映画会社に採用してもらえず、

貧乏のどん底に苦しんでいた。

借金取り立て屋に追われて、
逃げ込んだのは幽霊屋敷のような大きな邸宅。

そこにはサイレント映画時代のスター女優であったノーマが、

召使のマックスと共にひっそりと暮らしていた。

ノーマは言った「やっと来たのね」

「車がパンクしたので、ちょっと駐車させてください」

マックスは「奥様がお呼びだ。上がってくれ」と言う。

「(ペットの埋葬費)おいくらになる?」

「いいえ。人違いです。車がパンクしたもので」

「帰って」

「どこかで 観たことが。 女優のノーマですね」

2人で映画の話をしていて、「僕は脚本家だと告げる」

銀幕へ復帰したいノーマは自分で書き上げた「サロメ」の脚本手直しを依頼する。

時間を持て余すホールデンは脚本を読んで、あまりの幼稚さに驚くが、逆に、いごこちのよい生活と、

脚本の持ち出し禁止で、邸宅に泊まり込むことを要求されて、それに応じる。

無断でホールデンのアパートの私物が、邸宅に持ちこまれた。

毎日のようにファンレターがノーマに届いていた。(これは最後に理由がわかる)

ノーマとやりとりするうちに、ノーマはホールデンを愛人のように扱うようになってくる。

ホールデンは彼女から離れようとするが、ノーマが自殺未遂を起こしたために、

そのままに深い関係となってしまう。

ある日、撮影所からノーマに連絡が来る。

用件はノーマが所有する古い自動車を映画の撮影に貸して欲しいというものだったのだが、

ノーマは自分が送った脚本が採用されたと勘違いし、

撮影所にセシル・デミル監督を訪ねると

関係者は「まだ生きていたか」と言うものが多いが、

大昔の女優が来たと歓迎される。

監督は脚本のことを悪くはないとお世辞を言うが、

ノーマはすっかり映画化すると、うけとり、美容に執念を燃やす。

一方、ホールデンは大晦日のパーティで、脚本部員である若い女性と意気投合、

その後、夜に出かけて、2人で密かにシナリオを共作していた。

それに気づいたマックスは、自分がノーマをスターに育て上げた映画監督で、

最初の夫だったという過去を明かし、

毎日のファンレターもマックスが書いていた。

ベティとの関係をノーマに気づかれないようにと忠告する。

マックスはノーマがいつまでも大女優であることを維持するのが生きる目的だった。

やがてホールデンとベティは愛し合うようになる。

その関係はノーマの知るところとなり、ノーマはベティに電話する。

ホールデンはベティに全てを明かして別れを告げる。

そして何もかも嫌になったホールデンは邸宅を出ることを決意する。

ノーマに既に世の中から忘れられた存在になっている現実を突きつける。

「そんなの嘘よ。毎日手紙が来るわ」

「マックス! 本当のことを言えよ」

「奥様は 史上最大のスターです」

「聞いたでしょ。スターは永遠に輝き続けるの。 待って」

ノーマは、荷物をまとめて屋敷を出ようとしたホールデンを撃ち殺してしまう。

事件を報道するカメラマンや記者たちがノーマの屋敷に押し掛ける。

警察はノーマに尋問するが、完全に気がくるっている。

(恐ろしいほどの名シーン)

「カメラが来ているの」

「奥様 用意ができました」

マックス「静かに 照明」

「どのシーン? 私はどこ?」

「ここは宮殿だ」

「思い出したわ」

「いくぞ カメラ! アクション!」

完全に正気を失ったノーマはそのカメラを映画撮影のカメラと思い込み、

報道陣の中でサロメを演じながら屋敷の大階段を堂々と降りて行く。

「完全復活を宣言するわ 映画こそ私の人生

監督 クローズアップよ」

(背筋がぞっとするクローズアップです)


THE END

ノーマは健忘症にかかっているのでしょう。
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