普通の人々  ネタバレ編

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ネタバレします。

家庭崩壊をカノン(パッヘルベル)の曲のようにえがく。 


自殺未遂で病院から戻った次男は

心理カウンセリングを受ける。

未遂の原因はヨットの航海中に長男が死に、次男は生き残ったからのようだ。

でも原因は複雑で、どうも母との不仲もありそうだ。

カウンセリングを受けながら、

次男は長男の死で、自分に責任があるという加害者意識があった。

それを乗り越えて、自分を許すことを覚えて再生する。

母と次男は馬が合わないと言うか、次男は母に愛されていないと言う。



最愛の長男が死んで、これまでに増して、次男に冷たくあたる。

最後に夫ドナルド・サザーランドが妻に言う。

「君は独りよがりなんだろうねえ。

長男が死んで、君は混乱してしまった。

長男がすべてで、溺愛していた。

だから長男と共に君の愛は葬られてしまった。

いや! そうじゃないのかもしれない。

君が愛していたのは自分だったのかな。

長男と共に、自分を葬りさられたのかもしれない。

いずれにしろ もう君がわからない。

君への愛もわからなくなった」

そう言われて、妻は何も返事しないで、家を出ていった。

翌朝

次男がサザーランドに

「どうしたの?」

「ママは出かけたよ」

「どうして?」

「わからない」

「僕のせい?」

「やめないか。誰のせいでもない。

世の中には答えの、でないことだってあるんだ」


最後は次男とサザーランドが、お互いに愛していると言って、ハグする。

==

誰が悪いわけでもない。 正解もない。

本当に精神的におかしくなったのは次男じゃなくて母だったのではないだろうか。

最愛の長男が死んで、生き残った次男を遠ざける母。

兄弟のどちらかを溺愛してしまう親の話は、

これまで何作かあります。

「エデンの東」「熱いトタン屋根の猫」 その他思い出さないが意外に多くあるパターン。





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