FC2ブログ

カサブランカ~歴史的名セリフ「君の瞳に乾杯」



名セリフ「君の瞳に乾杯」


他の映画で「カサブランカ」は数多く引用されます。
引用されているのを発見するのは
映画ファンの楽しみのひとつでしょう。

本作が他の名作と違うのは何かと言うと
歴史的に最初に作られたことだ。
これには負ける。

そして絶世の美人女優イングリッドバーグマンと
二枚目ではないが味わいのある魅力的な
世界一の男優ハンフリーボガートが出ている。
最強の男と女が出れば映画はできたも同然。

さらにスリル、失恋、ミステリー、男の友情も入っていて
娯楽映画としても楽しめる。

本作の脚本は米国脚本家組合選出で第1位で
これほど多くの歴史的な名セリフが揃っている作品もない。

セリフで誰もが最初にあげるのは

Here's looking at you, kid.
又は
Cheers! Looking at you, kids. 

直訳すると

「君を見つめることに乾杯、カワイコちゃん。」

これが、なぜ名セリフなのか?

絶世の美女イングリッドバーグマンあってのセリフだろう。
bergman1.jpg

観ているだけでフリーズ(凍結)してしまう。
それでもなぜ名せりフかわからない。

映画「ホリデー(2006)」でも
このセリフは自分が作ったという脚本家が
でてきますね。

英語ではピントこないが
これが「君の瞳に乾杯」と訳されたのだ。


素晴らしい訳。

字幕史に残る名訳と言われている。

訳したのは故高瀬鎮夫(たかせ しずお、1915年 ‐ 1982年)氏
日本の映画字幕翻訳家、翻訳家。
東京外国語学校英語科卒。洒落たセンスのある意訳を得意とし、
清水俊二と共に60年代半ば~80年代序盤まで洋画字幕界の代表的存在。

本当にその洒落たセンスはたいしたものだ。

このセリフ<君の瞳に乾杯>は誰が作ったのだろう?
どうも不明のようです。

「カサブランカ」には7名以上の脚本家が関わっているそうだ。
この年代は誰もが参加できる自由な雰囲気があったので、
名作がさらに磨きがかかったのかもしれない。

映画脚本の土台となったのは
マーレイ・バーネットとジュリアン・アリソンの
1940年戯曲「誰もがリックの店にやってくる」。

1941年ワーナーのアイリーン・リーによって
2万ドルで買われた。

原稿はハリウッドで再検討され発展させられ手を加えられたが
その作業は七人もの映画脚本家の手で行われた。
中心となったのは
双子の脚本家チーム、ジュリアスとフィリップのエプスタイン兄弟で
気のきいた台詞は大半が彼らの発案だ。
それに物語の政治的意味を強調したハワード・コッチ。

おそらく<君の瞳に乾杯>は
脚本の神様と言われたエプスタイン兄弟のセリフだろう。
もしかしてそれに誰かが付け足した可能性もある。

スポンサーサイト



line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

line
line

line
おススメ映画検索
line
最新記事
line
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
73位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
恋愛
1位
アクセスランキングを見る>>
line
総アクセス数
line
カテゴリ
line
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

line
検索フォーム
line
sub_line