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トレインスポッティング~90年代の「時計じかけのオレンジ」大うけは間違いない青春もの



トレインスポッティング(1996)

大うけは間違いない青春ものです。

★ショートしょうとSHORT

90年代の「時計じかけのオレンジ」
と言われる衝撃的な作品ですね。

映画が駆け抜けていくところが斬新ですね。

「ライ麦畑でつかまえて」の変形バージョン

「失われた休日」と「長距離ランナーの孤独」の発展系

原作はアーヴィン・ウェルシュの同名小説

原題:Trainspotting:
本来の意味は「鉄道マニア」
派生して
「溜まり場などにフラフラと集まる」という意味がある。


★映画基本情報

トレインスポッティング

Trainspotting

監督 ダニー・ボイル=>スラムドッグ$ミリオネア監督

製作 アンドリュー・マクドナルド

脚本 ジョン・ホッジ

出演者
ユアン・マクレガー
ケリー・マクドナルド
ユエン・ブレムナー
ロバート・カーライル



↓ 以降ネタばれ編







ネタばれ編




ドラッグの恐ろしさ、その禁断症状の映像は
「失われた週末」(1945)の発展系ですね。
ヘロインをうって、床に沈んでいく表現は素晴らしい。

トイレの中にダイブするシーン
マルコヴィッチの穴(1999)は、本作の映像を真似ている。

=========

★「007」マニア

スコットランドの片田舎で自慢できるものといえば、
ご当地出身俳優のショーン・コネリーの007

シックは言う。


1.「007ゴールドフィンガー」
のショーン・コネリーは、
ゲイリー・クーパーとバート・ランカスター
を足して2で割って、
ウィットをプラスした感じ、
そういう意味ではケイリー・グラントに近い。
英国万歳

2.「ゴールドフィンガー」が
最高で次が「サンダーボール作戦」

3.ウルスラ・アンドレスは、
エジンバラからきた野郎(ショーン・コネリー)
とするくらいだから、
ここ(イングランド)の誰とでも寝る…
オナーブラックマンとするくらいなら、
「ロシアより愛をこめて」の
悪役おばさんクレブ大佐とする。

4.「薔薇の名前」は、ショーン・コネリーが最後に放った唯一の光だ


★本作で引用される俳優、映画

薔薇の名前はショーンコネリーが007をやめた後の傑作

007は初期の4作が一番おもしろいです。
「ロシアより愛をこめて」が僕的一位です。

ケイリー・グラント 
ラブコメ男優の初期の帝王 
「めぐり逢い」大好きです。

「アルフィー」 
女性にモテモテの男の悲愁映画


=========

★最後の裏切りは許す

最後は仲間を裏切り
お金を持ち出してしまう。
元々自分のお金なんだから
主人公は悪くはない、許したい。

================

★好きなセリフ 

(「ライ麦畑でつかまえて」と同じノリですね)

「 人生になにを望む? 」

出世、家族、液晶テレビ、乾燥機付き洗濯機、車、MDプレイヤー、
健康、低コレステロール、医療保険、固定金利の住宅ローン、
マイ・ホーム、友達、レジャーウェア、ローンで買うスーツとベスト、
たんなる暇つぶしの日曜大工、
ジャンクフードを口に押し込みながら観るくだらないバラエティ番組、
あげくの果てには老人ホーム行き、
腐った体をさらし、
自分の子供にも毛嫌いされる。

それがいわゆる「 豊かな人生 」


「 だが俺はごめんだ 」

豊かな人生なんか興味はない。
俺はもっと別な物を選んだ。
なぜか?、
理由なんかない、ただヘロインだけがある。


「 俺たちだってばかじゃない 」

例えば最高のオーガズム、それを1000倍にしてもこの快感には及ばない。
ラリッている時はひたすら天国だが、
でもしらふだと途端にあれこれ余計な心配が始まる。
金がなきゃ飲めないし、
あれば飲みすぎて二日酔い、
女がいたらいたでトラブルし
、請求書の支払いに、夕食の心配、
おまけにひいきのサッカー・チームは万年最下位、
それに面倒な人間関係、
だが、とことんヤクにのめり込めば、
そんなものは全部どうでもよくなる。


「 そして俺自身、時として例の言葉を口走る 」
レントンは、薬をやめます。


「 ヘロインをやると便秘になる 」
俺は思い浮かべた清潔でエレガントなトイレを、
純金の蛇口、大理石の便器、黒檀の便座、
タンクにはシャネルの№5があふれ、
そしてボーイが絹のトイレットペーパーを手渡してくれる。
だが、今はそんな贅沢は言ってられない!、
レントンは、「 スコットランドで最低のトイレ 」に駆け込みます。


「 ヤクをやめること 」
すなわち禁ヤクで一番嫌なのは、
しらふの状態で仲間と会わなきゃならないことだ、
醜い自分自身を見ているようで耐えられない。

例えば、「 シック・ボーイ 」
奴は、わざわざ俺と同じ時期に禁ヤクした、俺への嫌がらせの為だ。
いとも簡単にやってのけて、苦しむ俺を横目であざ笑うためさ、嫌味な野郎だ。
しかも俺がただ寝そべって自分を哀れんでいたい気分の時に、
脇でごちゃごちゃと得意の人生哲学をしゃべりまくる。


そして映画は、「アルフィー」のアルフィーの涙と同じ展開になります。
「なんか言えよレントン、どうした!、なんか言えよ!」
レントンは、「ヤクをつくる」と言い、「まず俺だ」と言います。


「 以来、俺たちはめちゃくちゃに突っ走った 」
すさむところまですさみ、災いをスプーンにのせて怒りで溶かし、
それを腐った、ボロボロの静脈にぶち込み続ける。
ラリっては、盗みやかつあげや強盗をノンストップで繰り返し、
そしていつかこんな日々に終わりが来るのを願った。
「 なぜって? 」どんなにヤクを蓄えても決して満足できないのだ。


レントンは警察に捕まり、医療施設に通うことを義務化されるが、
サボってヘロインを打ちに行くので、両親に監禁されます。
「 まだ禁断症状はないがじき起こる、確実に 」
寝るには気分が悪すぎるし、起きているには、だるすぎる、
冷や汗、悪寒、吐き気、痛み、渇き、そして耐え難いヤクへの欲求。

レントンは、友人がエイズで死に、寝た相手からは、「陰性?」と聞かれます。

「 新しいこと?、そうするとあれしかない 」
俺は、新しい生活にすぐなじんだ。
仲間のことは時々思い出したが、さほど会いたくならない。
要するにこういう大都会では誰でもそこそこに稼げるのだ。
レントンは、ロンドンに一人暮らしを始め、
普通にマンションのカウンター営業の職につきます。


「 なんともいい響きじゃないか 」
儲け、マージン、所有権、売買、賃貸、又貸し、詐欺、かたり、ペテン。
社会なんて別に関係ない。俺にとってはないも同然。
大人になって初めて俺は満足していた。


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