映画イントゥ・ザ・ワイルド~新しいヒッピーの模索

イントゥ・ザ・ワイルド(2007)
原題:Into the Wild
原作は
ジョン・クラカワー(JON KRAKAUER)
のノンフィクション小説『荒野へ』
以下のひと言にぐっときました。
物事を正しい名前で呼ぶことが
人生の目的だ、と気づいた...
日産(ダットサン)の車を愛した若者。
名門大学を卒業して行方不明になる。
自殺したかった?
アラスカの自然の中で自活したかった?
自然を甘くみすぎている。
厳しい自然に入るために
十分すぎる準備している僕らに失礼な奴だが。
お金を大事にしないで燃やしては駄目だ。
ほらシッペ返しが来ただろう。
40年前に謳歌したヒッピーの考えが
まだアメリカでは続いているんですね。
★映画基本情報
イントゥ・ザ・ワイルド
Into the Wild
監督 ショーン・ペン
俳優のショーンですね。
作品の映画化に10年かかったそうです。
脚本 ショーン・ペン
出演者
エミール・ハーシュ
マーシャ・ゲイ・ハーデン
↓ 以降ネタばれ編
ネタばれ編
黄金の70年代
この手の映画は70年代には非常に多かったテーマです。
生きる意味を探すための野生入り。
本が友人、病んだ社会からの脱皮、親への反抗
彼も言っているように「野生のワナ」にはまってしまった。
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この映画を観ていて、かぶるところが多い。
1.鉄砲水
西表島のジャングルに奥深く、
はいって迷子になったが。
怖かったのは、この鉄砲水で、
雨が降ると、いつもビクビクでした。
2.熊
北海道の原生林に入り込み、
この熊との対峙を、ひたすら避けた。
ポイントは熊は低いうなり声で、こちらへ来るなと威嚇する、
そのかすかな声を逃さないことだ。
3.鹿
屋久島は鹿が多く、泊まった雑居の民宿。
欧米人4,5名といっしょに泊まった。
家主は冷蔵庫を複数持ち、
中には鹿肉がはいっていた。
夜、鹿避けの網に身動きできなくなった鹿を殺して生肉にしていた。
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もっと入念に準備して、
半自然で練習してから野生に入るべきだ。
自殺同然の行為だ。
映画「真夜中のカーボーイ」の撮影方法がとられていますね。
わかる人はいますか?
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