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美しい人~9人の女性物語オムニバス



美しい人(2005)

原題 Nine Lives

9人の女性たちの9つの物語。

これってズルイですね。

この作成方法だと、観るものをひきつけてしまう。

ウケて当然。

映画は突然なんのことかわからないで、始まる。

10分くらいで、ほとんどワンカットで終わる。

なんだ? この作品は?

ワンカット・ワンシーンで

9人の女性たちの物語を描くオムニバスもの

ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子ロドリゴ・ガルシア監督作品

出演: キャシー・ベイカー, エイミー・ブレネマン, エルピディア・キャリロ

サリンジャーの小説「九つの物語」と同じ表現方法ですね。

サリンジャーもスコット・フィッツジェラルドの表現方法を継承している。



第一話 娘に愛をそそぐ人<サンドラ>

 娘との面会が唯一の生きがいである囚人の母。

 その日の面会は面会電話が壊れていて、

 娘の顔は見えるが娘と話せない。

 彼女はパニックを起こしてしまう。


第二話 いま手にしている愛を見出す人<ダイアナ>

 かって熱愛した彼と別れて、普通の結婚をして妊娠を迎えた女性が

 元カレに会ってしまう。

 最初は拒絶するが、彼女の思いは

 水を沸かしていくと

 だんだんに、温かくなるように、最後に沸騰してしまう。


第三話 愛をぶつける人<ホリー>

 サリンジャーで好きな話し、「バナナ魚~」を彷彿とさせる。

 父親との幼い頃のトラウマから、ホリーは長い間家を出ていた。

 ある日、苦い思い出だけが残る家へ、彼女は突然現れる。

 父を10分以内に呼び出せと、妹に迫るホリー。

 そしてピストルが。


第四話 お互いの弱さを知る人<ソニア>

 2組の夫婦

 夫婦のちょっとした口喧嘩から、夫婦の確執と秘密が暴かれる。


第五話 かけがえのない人<サマンサ>

 父と母は完全に険悪で、直接言葉をかわさない。

 二人の間を、とりもつ娘の苦悩。


第六話 愛を求められる人<ローナ>

 この話しはスゴイ。

 妻に自殺された元夫のために、嫌々ながら葬儀にでるローナ。

 元夫はいまだローナを思っているというのだ。

 そして葬儀中なのにローナに迫る元夫。

 彼の求めを許してしまうローナ。


第七話 家族があることの歓びを知る人<ルース>

 満月は人を狂わせてしまう。

 これもサリンジャーでの不倫する女の話しを彷彿とさせる。

 不倫直前で家族や夫に電話するルース


第八話 夫の愛の深さを知る人<カミール>

 乳がんで乳房を失うことになる手術直前に

 不安にかられる妻と夫の生の葛藤


第九話(最終章) 神の祝福を受ける人<マギー>

 墓参りの午後のひととき(写真2)

 いずれ年をとるわ 過ぎ行くのよ 去っていくの  

 厄介な荷物を背負い生きていた

 孫娘が樹に登って青いものが見えるという。

 マギー祖母さんは、それは青い空? 

 「違う」

 「じゃ降参、何がみえるの?」

 「女の子の青いドレス」


===

(他からの引用)

彼女たちの凝縮された人生が映しだされ、

それぞれの痛みや迷いに見る側も思いを重ね合わせる。

この写実主義のスケッチ集は、

しかし、最後に意外な一枚を隠している。
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