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NANAマイベスト(6)タクミの恋の罠



小松奈々(以後ハチ)はタクミと関係してしまった。

タクミが、かまってくれない日が続くと

ハチを好きだと言うノブと簡単にネテしまう。

愛すること知らないハチ。

簡単にネルのはタクミを忘れるためでもある。

そして妊娠に気づく。

タクミの子? ノブの子? か わからない。

タクミは、ハチの性格が読めて、仕掛けているのだ。

妊娠させるしかないとタクミは思った。

タクミほどの人気ミュージシャンなら、

女性は選べるだろうが、

なぜかハチに惚れてしまった。

ハチはバイトの仕事もちゃんとできない、

避妊も考えないほどのルーズな女性。

なぜかタクミは、そこに惚れたのだろう。

ちょっとお馬鹿さんの女性に。

男には知的な女性は疲れるだけ。

タクミは仕掛けた。

フラフラしているハチを自分のものにするために、

妊娠させるしかないと思ったのだろう。

「どっちの子でも奈々が産みたいなら、おれは認知して面倒見てやろうと思う」

「ガキの父親が誰でも、母親は間違いなくおまえなんだから、

しっかりしろよ?」

このように、タクミが言い切れるのは、

タクミは最初から妊娠させるつもりで、

避妊しないで、行為に及んでいるからだ。

ノブは避妊したと告白している。

タクミは言う。

「選ぶのは奈々だ 父親は二人もいらねえだろ。

人間なんてしょせん自分が一番可愛いんだから。

己の欲望をより多く満たしてくれる相手を愛してしまうものだ。

子供は俺の子として、 生んで育てていきたい。

迷惑でなければ、結婚するか?」

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NANAマイベスト(5)逃げ出せない恋



レンと再会すると、拒否できない大崎ナナ

気持ちは許せないけど、体は許している。

レンの思いを断ち切れない。

情に負ける弱さをみせる。

2人で暮した年数だけ、別れるのに時間がかかる。

一方ハチは

失恋するが、未練もない。

自分に恋するだけ、愛されることだけに反応する。

そしてファンだったタクミとベッドの深淵に沈む。

ハチが言う。

誰でも よかったわけではない。

ただナナと同じ光の中に いたかった。

大丈夫 覚悟はできている。

ほんのしばらく、夢をみたいだけ

本気になったりしない。

ねぇ ナナ 本当は 私 ぜんぜん 大丈夫じゃない。

だけど いまさら 逃げ出せない。

愛してほしいなんか とても言えない。

駄目だ。

また 傷だらけになるかもしれない。

===

続く
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NANAマイベスト(4)あたしの負けだよ

.

大崎ナナが猫だと、小松奈々は犬。

誇り高いノラ猫と、よく尻尾をふる犬。


NANA飼い犬



小松奈々は、「ハチ」また「ハチ公」と大崎ナナに言われてしまう。

蜂のようにうるさく、忠犬ハチ公のようで、七の次だからだろうか。

ハチは典型的な血液B型だろう。

喜怒哀楽を表に出す、
自分の周りは楽しくないと生きてゆけない。

二人は上京する新幹線で知り合い、東京でも友人になる。

「NANA」には、感銘をうけるセリフが多いが

僕がまず感銘したのは以下です。


「裏切りを許せる程

大人にはなれなくて

傷ついても、すがりつける程

一途にもなれなかった。

あたしの負けだよ」


ハチは男に一目惚れするタイプで、

高校時代に既婚の男性と不倫の過去もある。

男と会うと、自分に恋してしまう、恋に恋するタイプ。


デザインの専門学校で出会った章司と付き合い始め、


東京都内の美術大学に入学した章司を追って上京。


バイトも長続きしない、寝坊をよくする。


働くより主婦に向いているが、家事をこなせるかは疑問。


章司はモテル男でバイト先の女性に迫られて付き合うようになる。


章司が女性といるのを目撃したナナとハチ。

ふたりの恋愛感が完全に違うことがわかる。

ハチは何も言えずに傍観している。

ナナがハチに向かって言う。

「ハチ公!  何、傍観してんだ!

  てめぇのケンカだろ!

  てめぇがやれ!

  戦わなきゃ 負けだぞ!

  てめぇの男だろ!  取り返せ!」

「 いらない......

 もう...

 顔も見たくない......」


ハチは泣きながら独り言を言う。


「裏切りを許せる程

大人にはなれなくて

傷ついても、すがりつける程

一途にもなれなかった。

あたしの負けだよ」

===

続く

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NANAマイベスト(3) 裏切ったレン

.

蓮(レン)が他のバンド・トラネスに引き抜かれてしまう。

レンが上京すると、ナナは同行しないで別れる。

大崎ナナの性格は好きな男の前で素直になれない。

天涯孤独の境遇がそうされるのか。

流されて生きるのが嫌で、強がるタイプ。

常に裏切られることを恐れている。

バンドで裏切ったレンが許せないのだ。

おそらく血液型はA型だろう。

この映画で、最初に泣けたのは

上京するレンを駅のホームで見送るシーンだ。


NANA駅で別れ

僕は九州の田舎者で、上京する時のシーンは

なぜか我がことのように思えてしまう。

裏切られた。許せない。

東京に行ったら、絶対に出世しろ。

行くなと言えない、ついてゆくとも言えない。

いろんな複雑な気持ちが交差する。


続く

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NANAマイベスト(2)大崎なな 

累計発行部数4000万部超えの大ヒットマンガ

新幹線の中で出会った二人。

「同じ年の女が 同じ時刻に上京する

、この偶然に 乾杯しようか」

「それ、いい」

「それから、もうひとつ、わたしもナナと言うんだ。ななちゃん」

NANA新幹線で


東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々。

ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ。

東京に着いた二人は707号室にこだわり同居する。

二人の女性は対照的で、

大崎ナナは

ナナが4歳の時に母は蒸発。

nana0062.jpg


父親が誰なのかは分からない。

育ててくれた祖母は15歳の時に死去。

高校中退の天涯孤独。

ノブの紹介で本城蓮(レン)と出会い、同棲し始める。


続く



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恋愛映画ブログ アクセスNO1記念


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NANA  僕との共通点


映画「NANA」に、すっかり夢中になり、

僕が再度観たい映画では、ベスト3になります。

それは続編「NANA2」も含めてです。

僕が魅入られた理由は

三つの共通点ですね。

僕の誕生日が7月7日で
住んだマンションの号室を「707」にしたこと、

NANA707.jpg


NANA新幹線で

新幹線で出会ったこと。

僕の自伝 「僕のノルウェイの森」のように
ロックバンドを、いくつも経験していて、メンバーが抜けたりしたこと。


続く


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NANA(1) 好きなセリフ4 印象深い失恋シーン

1272_6449.jpg


NANA(1) 好きなセリフ4 印象深い失恋シーン


「恋愛映画を話そうよ」から


「NANA」でのハチが章司に失恋するシーン。

章司が新しい恋人幸子といるのを目撃してしまう。

ハチは何も言えずに傍観しているので、ナナがハチに向かって言う。

ナナ
 「ハチ公!  何、傍観してんだ!
  てめぇのケンカだろ!
  てめぇがやれ!
  戦わなきゃ 負けだぞ!
  てめぇの男だろ!  取り返せ!」

ハチ
 「 いらない......
   もう...
   顔も見たくない......」

ハチは泣きながら独り言を言う。

 「裏切りを許せる程
  大人にはなれなくて
  傷ついても、すがりつける程
  一途にもなれなかった。
  あたしの負けだよ」
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映画NANAで好きなセリフ3



映画NANA(2)における好きなセリフ

その3

ナナ「なんで、私の大事なものは、みんなトラネスに

とられちゃうんだろう」

ヤス「その続きはレンに聞いてもらえ」

==

ハチ「私はナナが知っているほど純粋な女ではない。

タクミはこんなどうしようもない、

空っぽの私をわかってくれてる。

許してくれる」

==

ハチ「私は誰と恋していても、

私にとってのヒーローはナナだけだよ」

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映画NANAで好きなセリフ 2



映画NANA(2) における好きなセリフ

その2

また再見しました。

僕のお気に入りの作品です。

繰り出される台詞がほとんどグットきます。スゴイに尽きます。

そして思うにレン、タクミ、ヤス。

この男たちがカッコイイ。

配役ではヤス役はばっちり、タクミ役はまあまあ、レン役はイマイチ。


思わずぐっと来て、泣ける台詞

ナナ 「あたしはあんたに出会うまで、

     人間なんか大っ嫌いだったけど、

      誰一人信用なんか出来なかったけど、

       あんたに出会ってはじめて、

        世の中捨てたもんじゃねえって思ったんだ。」

==

ねぇハチ ちょっと遠いけどさ そこが一番安全な特等席だよ。

あんたのお腹の子にも 私の歌は聞こえるのかなぁ

どんな逆流にも踏んばり続ける事が人生なんだと

あたしは思ってたけど

流されて生きるのはそんなに馬鹿な事じゃないよ

前へ進めるなら

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その3へ
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映画NANAで好きなセリフ



映画NANA(2)における好きなセリフ その1

どのセリフも好きになってしまいます。

降参するほど しみてきます。

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ねぇ ナナ 私たちの出会い 覚えている。

夢がかなうことと 幸せになることは

どうして別物なんだろう?

それは いまだに わからないよ

あれだけ いつも いっしょに いたのに

少しも ナナのことなんか わかっていなかった。

傷つけていることさえ 気づかなかった。

ねぇ ナナ 私を 許して

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〇タクミとのメークラブシーン

誰でも よかったわけではない。

ただナナと同じ光の中に いたかった。

大丈夫 覚悟はできている。

ほんのしばらく 夢をみたいだけ

本気になったりしない。

ねぇ ナナ 本当は 私 ぜんぜん 大丈夫じゃない。

だけど いまさら 逃げ出せない。

愛してほしいなんか とても言えない。

駄目だ。

また 傷だらけになるかもしれない。

その2へ
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