ゲームの規則(1939)D〜フランス恋愛の規則とは
ゲームの規則(1939)D〜フランス恋愛の規則とは
★数行で映画紹介しなければ
フランスはブルジョア(貴族階級)と平民の階層に分かれている。
ブルジョアは裕福で、結婚していても自由恋愛を楽しむ。
愛人関係で、もめてしまい。悲劇が。
★ショウトしょうとSHORT
狩りに出かけた6名のブルジョア。
ブルジョア間で夫婦交換や使用人とも愛人交換
やりたい邦題。
========
★概要ネタバレは基本情報のあとに
========
★基本情報
La règle du jeu
監督 ジャン・ルノワール
脚本
ジャン・ルノワール
カール・コッホ(英語版)
製作 ジャン・ルノワール (クレジット無し)
出演者
ノラ・グレゴール
ポーレット・デュボスト
ミラ・パレリ
マルセル・ダリオ
ジュリアン・カレット
ローラン・トゥータン
ガストン・モド
ピエール・マグニア
ジャン・ルノワール
音楽 ロジェ・デゾルミエール
撮影 ジャン・バシュレ
ジャン・ポール・アルファン
ジャック・ルマール
アラン・ルノワール
編集 マルグリット・ルノワール
マルト・ユゲ
製作会社 ラ・ヌーヴェル・エディシオン・フランセーズ
配給 フランスの旗 ゴーモン
日本の旗 フランス映画社
公開 フランスの旗 1939年7月7日
日本の旗 1982年9月18日
上映時間 110分
製作国 フランス
★概要ネタバレ
ブールジェ飛行場に到着した飛行家アンドレ(ローラン・トゥータン)は、
熱狂した群衆に迎えられた。
大西洋を23時間で横断したのだ。
差し出されたマイクに「自分がこの冒険に挑んだのはある女性のためだったが、
その彼女が出迎えに来ていない」と不満を表明した。
その女性、ラ・シェネイ候爵夫人クリスチーヌは、
パリの邸で小間使いのリゼットに着替えを手伝わせながら、
ラジオ放送を聞いていた。
夫のロベールを含め、二人の仲は社交界で周知の事実なのだ。
ロベールもまた、愛人ジュヌビエーブと秘かに関係を続けていた。
アンドレがクリスチーヌと会えないなら、死んだ方がマシだと言うため、
オクターブはクリスチーヌの元を訪れ問題解決の相談をする。
彼は上流貴族が集まるコリニエールにアンドレを呼ぶことにし、
同時にロベールが抱える問題をも解決しようと考えるのだった。
コリニエールの密猟監視人シュマシェール(ガストン・モド)は
妻のリゼツトと別居しているのが不満の種だが、
密猟人のマルソー(ジュリアン・カレット)をつかまえる。
そこに通りかかったロベールは、マルソーが気に入り使用人としてやとう。
狩猟の日、ジュヌビエーブと別れることにしたロベールは彼女と別れのキスを交す。
それを偶然に目撃したクリスチーヌの目には、密会のようにうつった。
ロベールの愛人が早々に帰り支度を始めたため、
クリスチーヌは彼女の部屋を訪れ、率直な話をする。
ロベールと愛人の関係は、すでに周知の事実だった。
当然、妻であるクリスチーヌも承知しており、
彼女は貴族の妻として夫がすることに口出ししなかった。
それが、貴族の妻たる嗜みだったからである。
故に、愛人に対して妻に気兼ねすることはないと言うのだ。
妻であるクリスチーヌから許されたことで、愛人は一安心し邸に残ることにした。
台所ではマルソーがリゼットを口説いているのをみて、
シュマシェールが逃げる二人を追いかけまわす。
候爵はクリスチーヌと飛行家アンドレが抱き合っているのを見つけ、アンドレを殴り倒した。
平静を取りもどしたロベールはアンドレと和解し、
騒ぎをおこしたシュマシェールとマルソーを解雇した。
解雇された二人が庭で話しあっていると、ベランダにオクターブとリゼットの姿が見えた。
実はそれはリゼットのマントをはおったクリスチーヌだった。
クリスチーヌはオクターブに、自分が本当に愛しているのは貴方だと打ちあけた。
二人は一緒に逃げる約束をし、オクターブはコートを取りにもどる。
リゼットにたしなめられ、
アンドレに出くわしたオクターブは、コートをアンドレに渡した。
嫉妬にかられたシュマシェールの銃が火を吹いた。
別居中の妻リゼットがオクターブと不倫していると思ったからだ。
間違えられたアンドレは息絶えた。
ロベールは、事件を、仕事熱心な密猟監視人が職務に忠実なあまり起した事故として処埋。
お客も何事もなかったかのように、それぞれの部屋に引き返すのだった。
THE END
=====
筆者の公式サイト
話題の映画とか一過性の映画でなくて、
100年経過しても名作と言われる映画を追いかける
=====
スポンサーサイト